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 かえるをのんだととさん

2013-02-03

かえるをのんだととさん  日野 十成/再話  斎藤 隆夫/絵
かえるをのんだ ととさん(こどものとも絵本)かえるをのんだ ととさん(こどものとも絵本)
日野 十成 斎藤 隆夫

福音館書店 2008-01-25
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<どんな本?>
日本の昔話の再話。

むかし あるところに、 なかのいい ととさんと かかさんが すんでおったと。
あるひ ととさんの はらが いたくなったんだって。
そこで かかさんに いった。
「かかさん かかさん、はらが いたくて たまらん。どうしたら いいかのう」
「ととさん ととさん、 おてらの おしょうさまに きいてみなさると いい」


腹の中に虫がいるせいだから、カエルを飲むといいぞと、和尚さんは言うのです。
それを聞いたととさんは、カエルをつかまえて、ぺろっと飲みました。

でも、今度はそのカエルが腹の中をぺたらくたら歩いて気持ち悪い。
「かかさんやあ」
「おしょうさまに ききなされ」

和尚さまに聞くと・・
「ととさん、へびを のむと いいぞ」といった。

<はじめて読んだ4才0ヶ月のヒメの反応>
いろんなものを飲み込む場面に「え~っ」と言いながら、身を乗り出しながら次を待ちます。
ととさんが、「かかさんやあ」と尋ねたあとに、必ず「おしょうさまに ききなされ」というので、そのセリフを言うのを待ち構えています。

<おすすめポイント>
軽快なテンポですすむお話のおもしろさにぴったりの、滑稽な様子を表現した版画絵。
頼りなくちょっととぼけているととさん、きっぱりとしたかかさん、なんとも無責任なアドバイスをくれるおしょうさん。三者の特徴をとらえながら、読み方も工夫するとより面白いと思います。
おなかの痛みをおさえるために、カエルを飲み、そのカエルが悪さをするからと、へびを飲み、きじを飲み、猟師を飲み・・・と、「ありえない」けど、「理にかなっている」ということが、待ったなしで展開していきます。
そして最後は、飲み込んだ鬼を節分の豆で追い出す。おあとがよろしいようで。

<現在9才6ヶ月のヒメの反応>
「きじを飲むところが一番気持ち悪いんだよねえ」「鬼は出て行ったけど、それまでに食べたものはどうなったんだろう?」と。そうだね。どうなったんだろうなあ。

「図書ボでこの本読んでくれたら、絶対みんな喜ぶと思うよ~」とアドバイスされちゃいました。私もそう思う。でもね、残念ながら、毎年この時期の図書ボのシフトに入れていないの。

<まつりかの感想>
そもそも、どうしてととさんはおなかが痛くなったのか?
中表紙で、ととさんとかかさんが、縁側で串団子を食べています。
そう、そこから物語は始まっているんですね。
同じ団子を食べているけど、かかさんはおなかが痛くはなっていないわけで。
「おしょうさまに ききなされ」と、一言で言い放つ様子からして、ととさんが食い意地をはってしまったことにでもあきれたのか?いつものことだわ~と思ったのか?
理由を想像するのも楽しいけれど、いずれにしても、かかさんのこのセリフでもって、ページをめくり、次の展開にうつるという流れの繰り返しが、とても楽しい。

全部読み終えた後に、表紙の絵に戻ると、なるほど~。
おなかの中で、鬼、猟師、きじ、へび、かえるが走っていて、なんとも困った様子で首をかしげるととさん。
口承伝達の昔話を、絵本にするのは大変なことだと思いますが、この挿絵はイメージにぴったりです。
斉藤隆夫さんの挿絵では、『ずいとんさん』や『まほうつかいのでし』も好きですが、『かえるをのんだととさん』はとくにイイ!大好き!って思えます。
ずいとんさん―日本の昔話 (こどものとも傑作集)まほうつかいのでし―ゲーテのバラードによる (日本傑作絵本シリーズ)

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 ふくびき

2012-12-19

ふくびき  くすのきしげのり/作  狩野富貴子/絵
ふくびきふくびき
くすのき しげのり 狩野 富貴子

小学館 2010-12-15
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<どんな本?>
「おかあちゃんは、どうして サンタさんに プレゼントを おねがいせえへんの?」
なんでも自分のことは後回しにするおかあちゃんに、
クリスマスプレゼントをあげたいと思う姉弟。

おねえちゃんは、50円、弟は30円を持っている。
「しょうてんがいの おおうりだしに いってみようか。『びっくりするほど やすい』って、おかあちゃんが いうてたやんか。けど このことは、おかあちゃんには ないしょやで。」

でも、大売出しとはいえ、80円のバッグはなかった。
そこで、ポケットに1枚、ふくびきの券を持っていたことを思い出した。
3とうはバッグだと書いてある。
二人は、ふくびきの列に並んだのだけど・・
これは補助券。10枚集めたら、1回ふくびきができるというもの。

仕方なく帰ろうとしたとき、ポストの下にふくびきが1回できる券を拾った。
拾った券だとバレないかと、ドキドキしながらハンドルをゆっくり回した。

「でました~。3とうや~」
3とうのバッグが大当たり。
バッグを胸に喜ぶ弟。
だけど、おねえちゃんはその場を動けなかった。

(ひろった けんで、あたってしもた。あれは、だれかが おとした けんや。
わたしのものとは ちがう。
わたしは、うそ ついたんや。
・・・・このバッグ、もろても ええんやろか。どないしよう。どないしよう)

<はじめて読んだ8才5ヶ月のヒメの反応>
2人で読みながら、泣きました。「ああ~いい話だ~」とヒメは叫んでいました。
子どもだけでおつかいに行って、夕方遅くに帰ってくるところにちょっとした憧れをもったのか、「わたしもおかあさんにプレゼントを買いに行きたい」と言っていました。

<おすすめポイント>
自分たちには、サンタさんがくるのに、おかあちゃんには来ない。
おかあちゃんに贈り物をしたいという幼い姉弟の思いが胸に迫ります。
拾ったふくびきの券で、見事にバッグを当てて喜ぶ弟と、やっぱり正直でありたいと思う姉。
それを見て、まわりの人たちが、補助券を出し合って応援してくれる優しさ。
再度のふくびきの結果は、4等のケーキになってしまい、複雑な思いの中家路に向かうけれども、その子どもたちの思いを聞いて、最高のプレゼントだと受け取ることができたおかあちゃん。
おかあちゃんと子どもたち3人が泣きながら抱き合うシーンに感涙します。

物語は、登場人物それぞれの心の琴線にふれるのが繊細なうえ、淡いタッチの絵がふんわりと包み込んでくれます。

<現在9才5ヶ月のヒメの反応>
やっぱり二人で号泣してしまいました。
弟が歌う「ジンゴーベー ジンゴーベー しゅずがー なりー」にも笑ってます。

<まつりかの感想>
ヒメはこの本を読んだ後、ひとりでプレゼントを買いにいきたいといっていました。
わたしの誕生日が12月なので、それをめがけてなにか買いたいのだと。
でも、うちはお小遣いをあげていないので、ヒメはお金を持っていない。
そうこうしているうちに、あっという間に私の誕生日はやってきたわけで・・・

私も、ヒメが自分でプレゼントを選びたいと思っているということなどすっかり忘れていたうえ、
「わたしはこれがほしい」というのを、夫とヒメに自分でリクエスト。
しかも、それはお店で売っていないので、「自分で買っておきますがいいでしょうか~?」と報告。

ヒメからは「サイテー。なんでそんなことするの」と言われ
たしかに、その人のことを思いながら贈り物を選ぶ喜びが大切なんですもんね。
悪いことをしちゃたなあと。

クリスマスもあと少し。
今年のヒメのサンタさんへのお手紙には、かなりの無理難題が書かれています。
そこから、考えて考えて・・ヒメのことを思いながら選ぶ・・・うん、たしかに、相手を思いながら選ぶことって楽しいし、あったかい。


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紙面最終送付版、12月号を発送しています。
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 ぜったいたべないからね

2012-10-29

ぜったいたべないからね  ローレン・チャイルド/作  木坂涼/訳
ぜったいたべないからね (ほんやくえほん)ぜったいたべないからね (ほんやくえほん)
ローレン チャイルド Lauren Child

フレーベル館 2002-01
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<どんな本?>
ぼくには、手のかかる妹がいる。
妹は好き嫌いが激しい。
にんじんは、妹に言わせると、うさぎのえさ。
まめも、じゃがいもも、きのこも、スパゲティも、たまごも、ソーセージも、カリフラワー、キャベツ、にまめ、バナナ、オレンジ、りんご、ごはん、チーズ、さかなのフライ、とくにトマトは絶対食べたくない。

ぼくは、妹にこれらを食べさせる方法をみつけた。

「それはにんじんじゃないよ。にんじんにみえるかもしれないけど にんじんじゃない。
それは はるばる もくさいから とどいた ”えだみかん”だよ」
「でも、にんじん そっくり」いもうとは そういったかと おもうと、
「じゃ、ひとくち かじってみようかな」って、いったんだ。
そして ほんとうに たべたんだよ。
「わるくない あじね」なんて いってさ。


<はじめて読んだ7才3ヶ月のヒメの反応>
絵がおもしろい、文章が楽しい!と絶賛。トマトのことを「まんげつぶちゅっと」と名付けた妹のセンスに対しても絶賛していました。

<おすすめポイント>
チャーリーとローラのおはなしシリーズ。『ぜったいねないからね』『ぜったいがっこうにはいかないからね』もあります。どれも、おしゃまな妹に手をこまねく兄とのやりとりが楽しいお話。ぜったいねないからね (ほんやくえほん)ぜったいがっこうにはいかないからね―チャーリーとローラのおはなし
嫌いな食べ物も、名前を変えたら食べる気になる?。食べたくないという子に、食べなくていいよ、食べられないならぼくがもらおう、ラッキー!なんていわれると、あまのじゃくの気持ちも揺さぶられるのか?
掛け合いの会話が楽しく、コラージュの絵もおしゃれでユニーク。
4,5歳児におすすめ。
原題は『I will not NEVER eat a tomato』

<現在9才3ヶ月のヒメの反応>
ヒメは、きのこ類が嫌い。きのこにもかわいい名前をつけてみる?というと、「『かさびろーん』とか。全然おいしくなさそう、想像してもっと気持ち悪くなった」と言っています。

<まつりかの感想>
「ぜったい」という言葉って、子どもはよくいいますね。後に打消しの言葉がくるような「絶対食べない」「絶対行かない」というのもあれば、「絶対ほしい」「絶対遊ぶ」など、どうしても、という意味でも。
幼いながらも、「ぜったい」という意志の強さを表現する副詞を巧みに使っている様子をみると、とってもほほえましい。 まあ、渦中においては、そんなふうには思えないときもありますが。
ちなみにヒメが最近よく使う「ぜったい」に、私はビビッているのです。
「おかあさん、絶対サンタさんっていないよね。そう思わない?」


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ただいま11月号を編集中!
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 サーカス!

2012-09-16

サーカス!  ピーター・スピア/作  ほずみたもつ/訳
サーカス! (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)サーカス! (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
ピーター スピア

福音館書店 1993-06-30
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<どんな本?>
サーカスがやってきました。
32人もの職人さんたちが、たった12時間でサーカス小屋をたてます。
動物をはこびいれ、獣医さんが動物の体調を管理し、サーカス団のための店もつくり、各トレーラーハウスには団員の家族が住み、本番をむかえるために稽古をし、化粧をし、お客さんを迎え入れ、そしてショーのはじまり。

<はじめて読んだ4才1ヶ月のヒメの反応>
絵の隅々までを見ていました。いろいろな国からきているサーカス団員、登場する動物たち、それらの舞台裏までがびっしり書かれていて、ページをめくっては戻り細かく見て楽しんでいました。
読み終えたあとは、必ず「サーカスにいきたい!」と。

<おすすめポイント>
ピーター・スピアといえば、この描写の細やかな絵。読むたびに新しい発見があり何度読んでも飽きません。
見返し、扉の見開きをつかって空き地→サーカスの道具が運び込まれる→動物を運搬と、本文に入るまでにたっぷりと絵だけで物語られています。
この絵本を作るにあたり、ニューヨークのビッグアップルサーカスに協力してもらったそうです。
サーカス小屋が立ち、動物の見守り、サーカス団の生活、移動生活をしている子どもたちの様子、演目紹介、一連の流れがとぎれることなく、実際に体験できたかのような楽しさがあります。
最後にサーカスが撤収し空き地にもどったシーンには、せつなさがこみあげますが、
・・・・でも みんな がっかりしないで!らいねんも また サーカスは やってくるのですから。
に、安心して本を閉じることができます。

<現在9才1ヶ月のヒメの反応>
昨年、小学2年のときに、自分の好きな本を紹介することがあり、悩みに悩んでこの絵本をあげていました。この本が好きだというのは、4、5歳からずっと変わらずのよう。
最近は、ごぶさたでしたが、ついにヒメの人生初サーカスを見に行ったので、それとリンクしてますます興奮しています。

<まつりかの感想>
2012091515120001.jpg
世界三大サーカスのひとつといわれている、木下大サーカスの埼玉公演(川口市上青木SKIPシティ特設会場)がはじまりました。
9月15日(土)から11月18日(日)まで(休演日は毎週木曜日と、10月17日)
わたしが小さいころには、よく木下大サーカスが巡業にきていたんです。
サーカス小屋がたてられはじめると、いつもはがらんとしている緑地公園が華やかになり、多くの人が集まる。学校の課外活動のひとつとしてみんなで見に行っていたわけです。
そういうわけで、サーカスといえば木下大サーカスだな~という思い入れもある。
動物に芸をさせることに反発の声もあり、パフォーマンスのみ、芸術性重視というほうにシフトしているのかもしれないです。
しかし、木下は110年の歴史がある日本のサーカス団。
すごい芸に慣れすぎてしまった今、逆にあまりハイテクではないものに対してほっとできました。
およそ30年ぶりに見てみると、ああ~なつかしい。バイクパフォーマンスも健在だし。
こういう小屋の手作り感のある雰囲気もいいです。
シマウマ、キリン、ホワイトライオン、ゾウなども登場するので、小さい子も楽しめると思います。


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9月号を配布開始!
新企画、「かんたん短歌」がはじまりました。
いつも以上に、華やかな誌面になっています。
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 きょうはこどもをたべてやる!

2012-03-14

きょうはこどもをたべてやる! シルヴィアン・ドニオ/文 ドロテ・ド・モンフレッド/絵 ふしみみさを/訳
きょうはこどもをたべてやる! (ほるぷ海外秀作絵本)きょうはこどもをたべてやる! (ほるぷ海外秀作絵本)
シルヴィアン ドニオ ドロテ・ド モンフレッド

ほるぷ出版 2004-12
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<どんな本?>
わにの親子の好物はバナナ。
毎朝おかあさんワニは、バナナをどっさりとってきてくれます。
ところが、あるあさ、子どものワニのアチーユは、
「ぼく、きょうは にんげんの こを たべるんだ」と宣言。
お父さんもお母さんもあわてて、必死で止めようと、バナナ以外のものをさしだします。
ソーセージを買ってきたり、チョコレートケーキを作ってみたり。
ところがアチーユは見向きもしません。
両親は「ガオーン! ガオーン!ぼうやがなんにもたべてくれないよぅ!」となきだしてしまいました。
一方、アチーユは朝から何も食べていないので、頭がくらくらしてきて、気分転換に川に水浴びにいきます。
すると、小さな女の子が川岸ですわっています。
チャーンス!!

ワニはとびかかろうとしました。
ところが女の子はワニをみると・・?

もうすっかり夜に。アチーユは「おしかったなあ!」といいながら帰ってきました。
そして、バナナをちょうだいと両親にいいます。
「こんどこそ こどもを たべるためにね!」

<はじめて読んだ3才11ヶ月のヒメの反応>
アチーユが、子どもを見つけたときに発する「チャーンス!!」の言葉に大ウケしていました。同時に本当に食べるのかと、ドキドキ。その後の女の子の行動には「え~っ」と絶句。

<おすすめポイント>
大切に育てられているアチーユの、親への抵抗、反抗への気持ち。
女の子に対して強気で出ていくものの、あっけなく川に落とされてしまい、やっとの思いで家に帰って、結局はバナナを食べるのだけど、最後の最後まで強気な発言をしているところなど、子どもらしさ全開でとても愛らしいお話です。
ワニなのにバナナが好物という設定や、ワニの表情やしぐさもユニークに描かれています。

<現在8才8ヶ月のヒメの反応>
アチーユは、結局子どもを食べられずに家に帰ってバナナを食べます。自分の体を大きくして、いつか子どもを食べてやるんだという発言は、アチーユの強がりなんだということをヒメは読みとれていないようで、「アチーユはかしこいね。大きくなってから食べたほうがいいって考えたんだね~」と言います。
ああ、もったいない。このお話の面白さが伝わっていない!!

<まつりかの感想>
アチーユのお父さんもお母さんも、アチーユのために心を尽くしています。
ところがアチーユの反抗に親はたじたじ、言うことをきいてくれないことに大泣き。
それでも、アチーユが川に向かって家を出ていくのまでは追いかけずに、夜おなかをすかせて帰ってきたアチーユの見たものは、両親がバナナをむさぼっている姿。
やれるもんならやってみなさい!という親の余裕すら感じます。
アチーユはといえば、外での試練を受けてきた痛手を親に悟られないように、きょうはこのくらいで勘弁してやる!というような虚勢を最後まではっているところが、とてもかわいらしいくて憎めない。
日ごろからしっかり抱きしめてやることはもちろん大切だけど、子どもが飛び出そうとしているときに無理に引き止めてしまうのか、そっと緩めてやるのか、その加減は難しいですね。

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3月号を配布しております。今回はキューバのバレーボール選手と、いわき市の小学生との交流をお伝えしています。
掲示してくださる学校や児童館、学童、保育所、NPO団体などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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