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 ゆうかんなアイリーン

2013-01-13

ゆうかんなアイリーン  ウイリアム・スタイグ/作 おがわえつこ/訳
 
ゆうかんなアイリーンゆうかんなアイリーン
ウィリアム スタイグ おがわ えつこ

セーラー出版 1988-12
売り上げランキング : 59104

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<どんな本?>
アイリーンのお母さんは、お屋敷の奥さまに頼まれて作ったドレスを、今夜中に届けなければなりません。
それなのに、お母さんは風邪をひいてしまって、元気がありません。
「わたしが とどけてあげる。」
「ムリよ。おやしきは とおいし、ようふくばこは おもいのよ。それに 雪が ふりだしたわ。


けれどもアイリーンは、一人で出かけていく決心をしました。
「雪 だいすき! おかあさんは ねてて」
おかあさんに薬をのませ、ベッドで休ませると、自分は防寒対策をばっちりに、ドレスも丁寧に洋服箱にいれて、吹雪の中を出かけて行きました。
風が、「ゴオッ ホォーム」と、うちへ帰れといっているかのように聞こえます。
とうとう、箱が手から離れ、ドレスは宙を舞いどこかへ飛んでいきました。
なんとか箱をつかまえたものの、アイリーンは、足をひねってしまい、歩くのもやっと。
日が暮れてきて、あたりは暗くなり、道に迷ってしまい、雪も膝までつもってきました。
もうだめかも・・・と思ったとき、眼下に、お屋敷の灯りを発見しましたが、足をすべらせ雪にうまってしまいました。
それでもなんとか這い出たアイリーン。
洋服箱をそりにして、お屋敷まですべりおります。
幸い風に飛んだドレスが木にひっかかっていたのを見つけ、それを箱にしまって、いよいよお屋敷のドアをノックすると・・

<はじめて読んだ8才7ヶ月のヒメの反応>
アイリーンが風にたちむかっていく表情や、言葉に笑ったり、体に力をいれて構えたりしながら聞いていました。読後に、「こういうのを勇敢っていうのか~」って言っていました。

<おすすめポイント>
全編に流れるのは、娘の母に対する思いです。おかあさんがせっかく作ったドレスを、今夜のパーティーに間に合うようにお屋敷の奥さんに届けなきゃならないという切羽詰まった状況で、悪天候の中、ひとりで森を抜けていくのです。お母さんが心をこめて作ったものだから、それを無駄にはしたくないという気持ち。
風の音にも、大声で立ち向かい自分を奮い立たせ、くじけそうになったら、お母さんのことを思ってがんばる力に変えていく様子。それらのアイリーンの表情が生き生きと描かれています。
喜怒哀楽、すべてが込められている物語に、読後に感じる幸せな気持ちは最高です。

<現在9才6ヶ月のヒメの反応>
雪に埋まってなかなか抜け出せないアイリーンがいう言葉、
「このまま しんでしまったら、もう おかあさんに あえないんだ。やきたてのぱんみたいに いいにもいのしてた おかあさん」「そんなのやだ。」
の場面にくると、「がんばれ!」と声を出しています。

<まつりかの感想>
アイリーンの勇敢さを知ったヒメ。もしヒメが、この状況におかれたらどうする?・・なんて、聞いてみたい衝動にかられましたが、野暮な質問だと思ってやめました
この本に流れている母子の絆の部分を、子どもに試してみようと思うってことは、自分の子育てに自信がない証拠でしょうかね。

翌朝アイリーンを送ってきたお屋敷の人たちが、奥様からの手紙を携えています。
「アイリーンは すばらしい おこさんですよ。」と書かれた言葉を受けて
「でも そんなことは おかあさんが いちばんよく しっていたのです。」で結ばれています。
お母さんは、子どもをまるごと信じてあげているし、子どもは、おかあさんを心の支えに強くいられている。
こんな母子関係でありたいものです。


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2011年5月~2012年12月まで、被災地のコドモタチに通信:『おひさまからの手紙』を届けていました。子供たちに元気と笑顔を届けたい!子供たちにそっと寄り添い、応援したい!そんな気持ちをこめて。
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 十万本の矢

2012-11-20

十万本の矢  唐 亜明/文  于 大武/絵
 
三国志絵本 十万本の矢 (大型絵本)
三国志絵本 十万本の矢 (大型絵本)唐 亜明 于 大武

岩波書店 1997-11-06
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<どんな本?>
いまからおよそ千八百年まえ、中国の三国時代のこと。
魏、呉、蜀という三つの国が、天下をあらそっていました。


 蜀の軍師、諸葛孔明の才能に嫉妬をする、呉の軍師、周瑜が孔明に対して、魏の曹操を倒すために必要な弓矢十万本を10日以内に準備するように仕掛ける。

 それに対し、孔明は
「敵を目前にして、十日などと、のどかなことをいってはいられません。三日もあればじゅうぶんです。」
といいます。

 孔明はたった三日で十万本の矢を用意することができました。さて、どのようにして・・・?

<はじめて読んだ8才9か月のヒメの反応>
三国志DVDをみてまだ間もなかったせいもあり、人物相関にまだ???のようだったけど、わら人形に矢を打たせることで、十万本の矢を用意したということには、「頭いいねえ」と言っていました。

<おすすめポイント>
三国志の中でも、とくに熱い戦いとなる赤壁の戦い。周瑜が孔明に対し、「10日で矢を作れ」といった無理難題に、孔明の知恵で、3日で用意。天文術を得ているからこそ、霧の深い夜にわら人形を乗せた船で曹操軍のもとに行く。敵がよく見えない曹操は、とにかく矢を放つように指示。そして、わら人形にささった矢を持ち帰るという話。
「三国志正史」では、十万本の矢を集めたのは、周瑜とも、孫権ともいわれていますが、「三国志演義」の話では、諸葛孔明とされています。この絵本も、「三国志演義」に基づいて作られています。
薄くやわらかな中国の紙に工筆画という輪郭線の上に色彩を載せて描く、中国画の技法を用いた挿絵が横長の判型を存分に生かされ、とても美しいです。

<現在9才4ヶ月のヒメの反応>
この場面は、すっかり内容も覚えてしまうくらいにDVDでも大好き。映像で先にイメージができてしまっていますが、また違った魅力を絵本で見つけてくれたのでは。

<まつりかの感想>
かれこれ1年ちょっと、我が家の週末の夕食時は、三国志のDVDを見るのが定番になっています。
10年ちょっと前になってしまいますが、まだヒメも産まれていませんでしたが、当時夫の駐在で3年ほど北京に住んでいました。
いろいろ中国国内の旅行を楽しみましたが、駐在妻のお友達と2人で、三峡下りに行ったことがあるのです。
ああ、懐かしい!
三峡ダム建設が着工しはじめ、今後は水位があがるので、現風景はいまがラスト!ということで、あれは2000年だったと思いますが。
お友達は、三国志がすごく好きだったので、見るもの見るものに感激していたけど、当時の私は、にわかに予習をし、かろうじて劉備、関羽、張飛の3人を知った程度
ああ、今考えると実にもったいない。
いまなら、白帝城にも赤壁にも、荊州城にも思いをはせながら訪れるだろうに・・・
あれからダムが完成し、今はどうなっているのかしら?
三国志の世界をなんとなく理解できた今、家族で訪れてみたいものです。


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ついに12月号を編集中
掲示してくださる学校や児童館、学童、保育所、NPO団体などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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 学校やすんでとうさんと

2012-06-27

学校やすんでとうさんと  梅田俊作・佳子/作・絵
学校やすんでとうさんと (えほん・ハートランド)学校やすんでとうさんと (えほん・ハートランド)
梅田 俊作 梅田 佳子

岩崎書店 1994-03
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<どんな本?>
友達がゲームの話をしている。
ぼくもゲーム機がほしい。
母さんにアタックしようと思ったけれど、家に帰ったら母さんは留守で、椅子のかげに1万円が落ちていた。
「ゲームが かえる!」
ゲームを買って、うちに帰る途中、ズボンのポケットのお金を見て、たいへんなことをしてしまったと、はじめて気づいた。
お金を隠さなければ!
どこも見つかりそうで、うちの中をうろうろしたあげく、物置小屋の雨どいにお金を隠した。
部屋の隅で隠れるようにゲーム機で遊ぶのだけど、うしろめたい。
結局、その日の夜に雨がふり、雨どいから流れ出たお金を、父さんが見つけてしまい、嘘がばれてしまった。
次の日、父さんは会社を休み、ぼくも学校を休まされた。
父さんと一緒に、庭の垣根の壊れたところを直し、公園の砂場を掃除し、お昼は川原に行ってパンを食べた。

そこで、父さんから語られる言葉は・・・

<はじめて読んだ7才4ヶ月のヒメの反応>
最後まで読んだ感想が、「悪いことするね、この子」という言葉でした。後半、父さんの行動により、ぼくの気持ちに変化が起こる様子などは、全く理解していないよう。ただただ、親の目を盗んでゲームを買いに行って、おつりを隠した、という行動に、衝撃がはしったようです。

<おすすめポイント>
わが子がこういうことをしたときに親としてどうするだろうか?という問いを投げかけてくれています。
お金を拾って、ゲームを買いにいくまでは、あっという間の展開。
そして、後悔しながらも隠ぺい工作をしていく場面、だれかに見られているという怖さが絵からしっかり伝わってきます。
そして、そのウソに対し、親が何も言わず、次の日に会社を休んで、子どもと共に時間を過ごす場面での、父子の会話に感動します。

<現在8才11ヶ月のヒメの反応>
「とうさん ごめんなさい ぼく、ぼく・・・」しゃくりあげて、あとはこえにならない。というぼくの言葉に対して「うん。その、いまのきもちを わすれずに いような。」というお父さんの言葉に、ヒメはハア~とため息をついていました。

<まつりかの感想>
この本の作者、梅田俊作先生は、「絵本講師・養成講座」でこ講談いただいています。
子どもに迎合することなく、どっしり構えて、子どものほうからやってくるのを待っているような方だなあという印象を、私は持っています。
この本に登場するお父さんは、梅田先生そのものかもしれません。
たとえこういう過ちを子どもがしてしまったとしても、子どもへの信頼は失わず、頭ごなしに叱ることなく、子どもとともに生きていくのだから、というどっしりとした姿勢。
父親とは・・・と、考えさせられます。
自分ならどうするだろう?と考えると、
「なんでやったの?」「何を考えてるの?」「そんなことしたら泥棒だよ。」・・・
次々と連射するに違いない自分を想像して苦笑してしまいます。

お父さんと、ぼくが川原でパンを食べるシーンでの、
「いつからだろうな、こんなに よごれてしまったのは。
この ひどいごみも、あきかんひとつが はじまりだったのかも しれないね。」

というお父さんの言葉が胸にしみます。

お金を拾ってゲーム機を買ってしまう・・・この行為だけをとりあげるのでなく、こういうことをやっても平気になっていること、いつからなのか?そして、なぜそれに親として気付けなかったということでの自責の念をもってお父さんは子どもと向かい合っているのだろう思います。

ラストシーンは、父子でホタルをさがしに行ってみようかとなっていますので、今の季節にもぴったりかと。
以前、知人が小学4年生の朝読ボランティアで読み聞かせをして、クラスがシーンとしずまりかえったといっていましたが、児童はなにを思ったのでしょうね。
ともかく、子どもにとっても、心をゆさぶる本であることは間違いありませんし、親子で読んでみるのをおすすめしたい本です。

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6月号配布中!
今月は、イラスト満載です。
そして、7月号も編集まっただ中。
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 ふくしまからきた子

2012-06-08

ふくしまからきた子  松本猛・松本春野/作 松本春野/絵
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松本 猛 松本春野

岩崎書店 2012-03-08
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<どんな本?>
原発事故をきっかけに、おかあさんの実家のある広島市に引っ越してきた少女、まや。
サッカーが大好きな、だいじゅが公園でボールを蹴って遊んでいる。
まやは、だいじゅに、そのボールを蹴って返した。
サッカーが上手なまやを見て、だいじゅは話しかける。
だいじゅの家の隣に、福島から引っ越してきた女の子だということに気づいて。

もうサッカーはやらないと決めた、とまやは言う。
「だって みんな まだ そとで あそべないから」
「だって まだ ”ほうしゃせんりょう”たかいから」
「ことしの なつは プールにも はいれなかった。うんどうかいも なくなった。はたけのやさいも たべられない。おとうさんは あと 20ねんは いえに かえれないって いってる。みーちゃんは じぶんが いい子に してなかったから こんなことに なったんだって ないた」
「だから わたし サッカー やらない」


家に帰っただいじゅは、家族に話した。
ひいおばあちゃんは、放射能について話してくれた。
亡くなったひいおじいちゃんが、被ばく2世だったということも。

<おすすめポイント>
ちひろ美術館常任顧問、いわさきちひろの氏のご子息でもある、松本猛氏と、お嬢さんの春野氏との共作絵本。
好きなサッカーをする気にもならないという、まやの心情。
その理由を聞いた、だいじゅが、隣のまやの家について、家族に話す場面。そして、隣の家の窓にみえる、まやと、お母さんが描かれている場面が、とくに胸に訴えます。
まやのお母さんが、誰かと電話をしている。電話を切ったあと、まやと抱き合っている。お母さんは妊娠しているのか、おなかが大きく描かれている。お父さんは福島に残っていて、おじいさんやおばあさんは、別の親戚のところに行ったというのは、だいじゅの家族の言葉として文章に表わされているけれど、まやの家族のおかれている状況を絵で物語、読み手の感受性に任せているところに感心します。

あとがきには、「これからの日本を生きる君たちへ」として、松本猛氏のメッセージが書かれています。

<現在8才11ヶ月のヒメの反応>
ウラン1キログラムが、核分裂をし、爆発してから5カ月の間に約14万人が亡くなった。そして、その同じウランの核エネルギーを使って電気を作っている原発だ、という、あとがきの文章を読んで、「人も殺せるものを使って、電気にするって、人間って怖い」と言っていました。

<まつりかの感想>
震災から1年たった今年4月に出版されたこの絵本。
福島から避難してきている人たちが、避難先の地域にとけこみ生活をしていくことがどんなに大変なのかというのを感じられることが、これまでに何度かありました。
直接避難者のかたともお話しをしたり、避難者支援をされている方ともお話しをさせていただきましたし、毎月発行、郵送させていただいている「おひさまからのてがみ」も、避難者支援をされている機関にもおおくりしています。
また、避難されている方、残っている方、それぞれの立場によっても思いはさまざまだということも分かってきました。
主人公のまやは、母親の実家のある広島市に避難してきました。
おそらくこれから産まれてくる子どもに、放射能の影響がおよぶことを思って。
まやは、まだ福島に残っている友達がいること、外で思いきり遊ぶこともできなかったことを思い出し、大好きなサッカーはもうしない、と言います。
とはいえ、引っ越してきてからも心を開くことができなかったことも、サッカーをしたくない理由の一つだったのでしょうか。だいじゅと、笑いあうことができた後に、まやとだいじゅがボールを蹴っているシーンでこの絵本は終わります。つまり、まやは、だいじゅという友達と出会ったことで、新しい土地での生活に希望をもったのかもしれません。
だいじゅ、まや、まやのお母さんや、お父さん、だいじゅの家族、福島の友達という登場人物の描写が、原発によって影響をうけた様々な人々の思いを、絵本という媒体で見事に描かれていると感動しています。

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 かりんちゃんと十五人のおひなさま

2012-03-03

かりんちゃんと十五人のおひなさま   なかがわちひろ/作
かりんちゃんと十五人のおひなさまかりんちゃんと十五人のおひなさま
なかがわ ちひろ

偕成社 2009-01
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<どんな本?>
かりんの友達の、あやめは何段もある豪華版。ななこは内裏びな。
かりんは、おひなさまを持っていません。
海外転勤が多かったので、小さな2匹の犬の置物を、おひなさまとしていました。
かりんのひいおばあちゃんのおうちに、いいお雛様があるので、買う気になれなかったと、お母さんはいいます。
そして、お雛様が届きました。
おとのさまとおひめさま、三人官女、五人囃子、右大臣、左大臣、仕丁、そしてたくさんの御道具。
これらを飾ったその夜。
かりんは、のどがかわいたので、水を飲もうとキッチンへ行ってみると、小さな3人のお人形がおしゃべりをしている声が聞こえました。

<おすすめポイント>
「かりんちゃんがうれしいときは、わたしたちもうれしいの。かりんちゃんがかなしいと、わたしたちもかなしくなるの。」
という、人形の言葉のように、お雛様とは、そのおうちの女の子にとって災厄よけの守り雛。
人形たちのキャラクターがとてもユニークに描かれていて、お雛様の意味がわかり、読後があたたかくなる物語です。
仕丁が使うことわざは巻末に「仕丁たちのことわざ辞典」としてまとめられているなど、構成もおもしろいです。

<現在8才7ヶ月のヒメの反応>
毎年お天気のよい立春を過ぎた日に、ヒメと一緒にお雛様を飾っています。
飾るときは、「やりたい!」といって積極的に関わるものの、一度飾ると、そのあとは対して見るわけでもなく。
ところが、今年この本を読んだからでしょうか、人形に語りかけているヒメの姿を何度かみました。(独り言がちょっと不気味だけど

<まつりかの感想>
 ヒメは、自分の雛人形がどのように選ばれ買われたのかがとても気になるようで、なにを一番のポイントに選んだのか・・人形の顔?着物?値段?大きさ?・・なんて聞いてくるのです。
雛人形の由来やしきたりなどのQ&Aサイトによると、選ぶポイントは、「そのお雛様の姫のように幸せそうなお顔で嫁いでほしいと願って飾りますので、お顔の表情がとても大切になります」とのことです。
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 実際、実家の両親と人形専門店に足を運び選んだのですが、一つ一つのお人形の目の前にたってお顔をじっと眺めて、「これだな」っていうインスピレーションがあったものを選びました。
シャープなお顔、エレガントなお顔、キュートなお顔、ゴージャスなお顔・・いろんなおひめさまがいましたが、うちのは、頬がふっくら丸顔。こうしてみると、ヒメの顔のふっくらした感じや、目元もなんだか似ている気がします。

 さて、この本のかりんちゃんも、おひなさまをしまう日には、ずっと飾っていたい!と駄々をこねます。
私もせっかく飾ったのだからしばらく・・と思って、いつも春分の日くらいまでは出しっぱなし。「お嫁にいけないかもね」なんてヒメに言っていますが。
今年は、いいお天気の日を待って、できるだけ早めにしまおうかと思っています。


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プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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