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 VOICES~キミの声を伝える

2011-09-19

VOICES キミの声を伝える   橘ジュン/著
VOICESVOICES
橘ジュン

グラフ社 2010-08-25
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リストカット、援助交際、肉親からの性的虐待、薬物依存・・・
テレビでは見ることがある、でも、身近にそんな子がいるのだろうか?
特別な子なんじゃないだろうか?
そんな思いで、自分には関係ないと線をひいてみていた。

今年、私はPTAで講演会を企画する委員になった。
この委員になったならば、この人の話をきいてみたい、という思いが強くあった。

それが、この「VOICES」の著者でもある橘ジュン氏(bondプロジェクト代表)だった。
数ヶ月前に打ち合わせをしにとある駅に出かけた。
まっすぐに目を見て語られる彼女は、とても魅力的だった。
ただならぬオーラがあった。

「どうして、こういう活動をはじめたんですか?」
の私の質問に、
自分の体験を交えてお話ししてくださった。
居場所を求めてさまよっていた10代の頃、雑誌記者に「あなた面白いね」と言われたのがきっかけだと。
おもしろい・・・と、自分に関心をもってくれた、認めてくれたことが嬉しかったと。

橘さんのもとに心の叫びをよせるメールを送ってきたり、夜の繁華街をさまよっている少女たちの多くは、
家庭や学校に居場所がない、
生きていてもしかたがない、
自分なんてどうなってもいい、
誰からも必要とされていないんじゃないかと感じているのではないか、という。

先日、講演会は終わった。
ご主人のKENさんとともに、お二人の活動についておはなしくださった。

どうすればこうなってしまうのか?
親が未然に防げることはあるのだろうか?

学級のテーマはそこにあったけれど、結局お二人からは、これ!という答えをいただくことはなかった。
つまり、そんな簡単なことではないということだろう。
生まれ育った家庭の中で、育つ環境の中で、
子どもたちが、自分のことをあきらめず、自信を得て、そこに存在する価値をもてればいいのだろうが・・

とはいえ、思春期には、それらが崩れ、自分自身に問いかける時期。
納得できず解決できないことに多くぶつかる。
解決しようとしても時間はゆっくり流れ、答えがかえってくることがない。
早急な解決を求めるあまり、若いエネルギーで、世界を変えてみたいという思いが極端に振れたときに、自傷行為などへと走ってしまうのだろうか。

橘さんはご自身も小学生の親。
しかし活動の面では、あくまでも子どもの心に寄り添い、子どもの声をちゃんと受け止める。
一度は受け止める。否定せずに。そして、待つ。
「死にたい」という少女からの電話に「待って」と叫ぶ。

今月はじめに、NHKのあさイチで「少女漂流」というテーマで橘さんはゲスト出演された。
そこでも多くの議論をよんでいた。
親はなにをしているんだ、子どもが甘えているんじゃないのか・・・・

リアルに繋がれる社会では本音をいえる人がいない。
助けて!といえる関係がない。
だけど、ケータイで見知らぬ人と接触し、体だけでも自分を必要としてくれるなら嬉しい・・という。
お金がほしくて援助交際をしているのではない、必要とされたい、その場だけでもいいから、好きだと言ってほしい、だからお金はいらない、という子もいるのだそうだ。

こういう現実を知って、どうしろって?
今の子は弱い、昔はそんなこと自分で立ち直ってきたではないか、わが子には全く関係のない話だ・・
などなど、意見はあるとおもう。

だけど生きづらさを感じている子どもに寄り添う活動をしている人がいるということを知ってほしかった。
現実に、そういう少女たちがいるということも。
ケータイの普及で、親の知らない子どもの顔が複雑化しているという現状も。
そして、親でもなく先生でもない大人の存在があれば、子どもの育ちを見守ってくれる地域があれば、少しは救いがあるのではないかということも。

『VOICES』を手にしても、それぞれに感想は違うと思う。
嘆き?、恐ろしさ?、悲しさ?、せつなさ?、怒り?、絶望?、無関心?

私は、「祈り」かな。
少女たちの未来に対して、社会に対して。
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月に一度、被災地のコドモタチに通信:『おひさまからの手紙』を届けています。子供たちに元気と笑顔を届けたい!子供たちにそっと寄り添い、応援したい!そんな気持ちを届けられると嬉しいです。ただいま、9月号を配布中です。
おひさまからの手紙」のメールアドレス ohisamakara@gmail.com
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 大人は伝えているか?

2006-11-24

大人は伝えているか?~次代を担う子どもたちのために~  鈴木一作/著
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著書・鈴木一作氏とは・・・
1955年生まれ。
山形県寒河江市で眼科医をされています。
医師会や眼科医会では学校保健担当理事を、地域では学校評議員、スクールアドバイザーを、県教育委員会では心の教育推進医院、学校評価調査研究協力委員、教育通信委員などを歴任。
医学博士で、寒河江絵本読み語りの会の代表でもあります。
また、三人の息子たちの父親でもあります。

こちらの本、私が所属しているNPO法人「絵本で子育て」センターから出版されている本です。
著者が、絵本フォーラム(ほるぷフォーラム社の機関誌)に、連載されていたエッセイや、地域で講演してきた事などを追記、修正しまとめ直したもので構成されています。

大人は伝えているか?、
「勇気」「死」「育てる思い」「生きる喜び」「尊敬」「いとおしむ心」「教師の力」「志」「仲良し」「教育の目的」「涙」「強さ」「正義」「ヘルス・プロモーション」「感謝」これら16項目の疑問にたいして、それぞれに絵本を挙げて、小学校での読み語りでの光景などを例に出しながら、答えてくれています。

また、子どもたちへの思いもつづられています。
「人間力」「共感意識」「先祖への思い」「死」「生きる喜び」・・・など。
この中で、『「頑張れ」は祈りの言葉』という項があります。
-----「頑張れ」の人気がない
   最近では、気楽に無理せず徐々に良くなっていけばいいんだとか、頑張らない自分を楽しもうとか、そういう考えが社会にも受け入れられつつあるようです。こうした社会の流れ自体は、わたしも好ましいと乎見ます。
 しかし、それでも私は「頑張れ」が好きなのです。


「頑張れ」にこめられた思いを実感できること。その上で命令語のような心ない「頑張れ」は使わないこと-。~~~「頑張れ」といわれて答える言葉は、「はい」とか「いいえ」でなく、いつだって「ありがとう」のはずです。すなわち祈りと感謝。それはまさに「生きる喜び」であり、「命の教育」だと思います。

かなり引用いたしましたが、私はこの章を読んでぐっとくるものがありました。
頑張れといわれても、どうやって頑張ったらいいのかわからない、頑張りようがないと感じるときがあります。それを分かっていながらも、子どもにも、周囲の人にも「頑張れ」はよく使っている。

いじめが原因で自殺をする子ども達。国も、教育機関も、テレビのコメンテーターも、誰もが「頑張れ」という。その言葉を、さらなるプレッシャーとして感じている子どもも多いでしょう。
「これ以上頑張れないんだよ」
そう言っている子ども達の悲鳴が聞こえてきそうです。
心ない頑張れが横行する社会により、「頑張れ」が単にプレッシャーにしかならなくなっているのか。「頑張って何があるんだ」「頑張っても意味がない」・・・そんな冷めた世の中、不透明な未来しか見えない社会のせいなのか。

しかし、それでも私は「頑張れ」が好きなのです。という著者の言葉にわたしも同感です。
「頑張れ」の奥にある、相手を思う気持ちや、相手への祈りが、しっかりと伝えられる人間になりたいと思うのです。
そして、「頑張ったらきっと道が開くんだ」という思いや、意欲を失うことなく、志をもった人生を歩んでいってほしいということを伝えられる親でありたいと思いました。

著書の中でたびたび出てくる、4S2Yという言葉。
誠実・責任・信頼・正義・やさしさ・勇気・・・人間力とはこれらを持つことだと。
これらを子ども達につたえる大人であれ!というのがこの本です。

少子化対策も、「親にとってどうすれば子どもを育てやすいか」ということではなく、「少ない子どもを立派に育てる」発想が大切なんだと。子ども達はやがて大人になり、家庭、地域社会を担っていく。人として生きていくうえで何が大切かをしっかり考え、きちんと身に付けた若者を育てていくために、家庭や学校や地域の役割を見直そうといわれています。

わが子に対する親として、児童に対する教師、子ども達に対する大人・・それぞれの立場をあらゆる角度から斬っている本。
小学校での読み聞かせボランティアを通してのエピソードも多いので、絵本選びの参考にもなりますよ。




 妊婦さんはぜひ買って!おすすめ育児本

2006-01-11

育児本っていろいろあるけれど、我が家にはコレ一冊しかありません。
「語りかけ」育児 サリー・ウォード著
0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児
サリー ウォード Sally Ward 槙 朝子

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親が一日30分、テレビも音楽もない静かな環境の中で子供に話しかけることをすすめている本です。
私はこの本のことを、産後3ヶ月目に知り、購入しました。
30分というと本当に長い気がしますが、一日のうちでと考えるとそんなに難しいことではありません。

赤ちゃんは生まれた日からお母さんの声はわかります。
「どうせわかってないでしょ」なんて大間違い。
ちゃんと母親の声は他の人の声と区別できるようですよ。

この本のいいところは、話しかけ方や、月齢で到達する平均的な発達の様子、おもちゃやほんの選びかた、遊び方の紹介などを月齢別に解説されているので、子供の年齢にあったところから読みはじめればいいということ。0歳から4歳までのことが書かれているので、思い出したときに手にとって読めます。

先日娘も2才半になりました。
この本によると、これからは「なぜ」「どうして」と言う質問が始まるころだそうです。こどものいいたいことを言って返してあげ、発音を間違えていたら「違うでしょ」と正すのでなく、「そうね」といって短い文の中で正しく言ってあげるといい・・などなど。

ことばが発達すれば知的能力も高まる。言語能力と知的能力には密接な関係があるそうですよ。

しかし、一番は、静かな環境で一対一で話すことでの親子のコミュニケーションがとれるということが大切でなんでしょうね。

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プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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