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 たまごのあかちゃん

2006-04-29

たまごのあかちゃん 神沢利子/文 柳生弦一郎/絵
たまごのあかちゃんたまごのあかちゃん
神沢 利子

福音館書店 1993-02
売り上げランキング : 17,229

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<どんな絵本?>
たまごのなかで 
かくれんぼしている
あかちゃんはだあれ?
でておいでよ


その呼びかけに、次のページでは、卵の殻がわれて、

こんにちは
○○のあかちゃん
こんにちは


ひよこ、カメ、蛇などの赤ちゃんが出てきます。

<初めて読んだ11ヶ月当時のヒメの反応>リズミカルな呼びかけ言葉に反応していました。ぴいぴい、よちよち、にょろにょろといった擬音語も楽しんでいました。

<おすすめポイント>言葉のリズムのよさと「でておいでよ」というよびかけのあと、ページをめくって卵から何が飛び出してくるかの期待感。そして、その繰り返しが行われることで、卵の数や大きさの違いに、次の卵への想像が膨らみます。
柳生氏の色鮮やかなイラストが印象的です。

<現在2歳9ヶ月のヒメの反応>へびが卵から顔を出し、舌をだしていたり、大きく口を開けていたり、目を閉じていたり、いろんな表情のへびを楽しんでいます。またへびの卵が一つ割れていないことに気付いて「これ割れてない」と言っています。

<まつりかの感想>
「てでおいでよ」に対して、「○○のあかちゃんこんにちは」という繰り返し。うまれてきた赤ちゃんを「こんにちは」と優しく迎えるというのが、この絵本の魅力だと思います。

私はぜひみなさんの意見をおうかがいしたい事が2つあります。

①正直なところ、この絵があまり好きではありません。
確かに躍動感もあり、ユーモラスで、赤ちゃんの無邪気さを表されてはいるのですが。
赤ちゃんを物語るには少々大雑把で単純すぎる絵ではないかと・・・・

②もうひとつは、絵本の題「たまごのあかちゃん」についてです。にわとりあかちゃん、かめあかちゃん、へびあかちゃん・・この「」は??
文章をみると、「たまごの(なかで かくれんぼしている)あかちゃん」。つまり()↑の部分が省略されているということなのでしょうか?

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theme : 絵本ブログ
genre : 育児

 だるまちゃんとてんぐちゃん

2006-04-28

だるまちゃんとてんぐちゃん 加古里子/作
だるまちゃんとてんぐちゃんだるまちゃんとてんぐちゃん
加古 里子

福音館書店 1967-11
売り上げランキング : 4,169

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<どんな絵本?>
ちいさいだるまちゃんと、ちいさいてんぐちゃんが遊んでいます。だるまちゃんは、てんぐちゃんの「うちわ」「帽子」、「下駄」が欲しくてしかたありません。家に帰ると、だるまちゃんはお父さんにお願いして、それらをおねだり。
お父さんは、だるまちゃんの為に、家の中から似たようなものを探してあげようとします。
とうとう、てんぐちゃんの長い鼻も欲しくなりました。てんぐちゃんの鼻にとんぼがとまったのをみて羨ましくなったからです。
だるまちゃんはまたまたお父さんにおねだり。でも、おとうさんは、「花」と「鼻」を間違えてしまい・・・

<現在2才9ヶ月のヒメの反応>「だるま」も「てんぐ」も見たことが無いヒメ。
でも「だるま」は「だるまさんだるまさんにらめっこしましょ」の歌で、「てんぐ」は、「とんとんとんとんひげじいさん」の歌に出てくるのを思い出し、名前と物とが一致した喜びがあるみたいです。
「花」と「鼻」を間違えるお父さんにだるまちゃんが泣きそうになりながら怒っている表情が気になる様子。
それに対しておとうさんが「おおまちがいの とんちんかん」と反省しながら口にするこのフレーズがお気に入りです。

<おすすめポイント>てんぐちゃんの物を欲しがるだるまちゃん。そしてその欲求に家族総出で協力するだるまちゃんファミリーの温かさだるまちゃんの、発想のすばらしさ。そして「いいものみつけたね」とだるまちゃんを認めて褒めるてんぐちゃんの姿。温かくほのぼのしたストーリーに、加古さんの細かな絵の描写による絵さがしが楽しめる本です。

<まつりかの感想>
最近ヒメも、人のものを羨ましく思ったり、カタログなどで可愛いものを見つけた時など「これ欲しい」と欲求を口に出すことが多くなりました。
そして二言目には「これ買いに行こうか」と。
あまりにそれが多いので、「なんでも買えると思うな」とお説教しています。
先日も、お菓子売り場にあった、こいのぼり(棒の部分に金平糖が入っているお菓子)が欲しい、と売り場で大泣き(眠くてぐずっていたのもあって)。
「そんなのお母さんがつくってあげる」といい、家に帰って画用紙にこいのぼりを書いて割り箸にセロテープでくくりつけ渡すと、「こいのぼりだ~~」って嬉しそうに持っているんですよね。

この絵本で、だるまちゃんはお父さんに頼んで「うちわ」「帽子」「下駄」を探してもらうのですが、結局、だるまちゃんが自らのアイデアで「かえでの葉」「おわん」「おもちゃのまな板に紐を通したもの」を見つけるのです。
ですが、「鼻」に関しては、お父さんの知恵により、お餅で鼻を作ります。
最初の3品は家に元々ある、うちわや帽子や履物の中から選ばせようとしたお父さんも、鼻はさすがに無いので、お餅でつくるという工夫をします。
子どもの遊びって、こういう見立て遊びが楽しいんだと思うのです。
たとえてんぐちゃんのうちわが店で売られてて簡単に買えたとしても、それを買って与えることには、意味が無いと思います。

物質的に豊かな現代において、お金で買えないものはないくらい。ままごとも本物そっくりの食器や食材のおもちゃがあるし、お買い物ごっこをするにも本物そっくりのレジスターやお金があります。それはそれでとても楽しいのですが、空き箱をレジのかわりにしてみたり、ビーズを食材に見立てて食べるまねごとをしたり、紐で電車ごっこをしたりというのも必要なのではないかと。

そういう意味でも、この絵本のだるまちゃんの豊かな発想に感心しますし、子どもにとことんまで付き合う家族の温かさにも共感できます。

theme : オススメ☆絵本&児童書
genre : 育児

 ぼくのくれよん

2006-04-26

ぼくのくれよん 長新太/作
ぼくのくれよんぼくのくれよん
長 新太

講談社 1993-04
売り上げランキング : 42,654

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<どんな絵本?>
これは くれよんです。
でもね この くれよんは
こんなに おおきいのです。

くれよんの上に一匹の猫が。猫と同じ大きさのクレヨン。
これは象のくれよんなのです。
ぞうが青いくれよんでびゅーびゅーかくと、かえるが池と間違えて飛び込み、赤いくれよんでびゅーびゅーかくと、動物達は火事だと思って逃げ出し、黄色のくれよんでびゅーびゅーかくと、動物たちはバナナと間違えます。
動物たちを混乱させる絵をかく象は、ライオンに怒られてしまいます。
でも象はまだ描き足りないみたいで、くれよんを持って駆け出しました。

<初めて読んだ1才10ヶ月当時のヒメの反応>「びゅーびゅー」という擬音に大きく反応していました。そして、ちょうどライオンが彼女の中でブームだったころなので、この絵本の中のライオン探しに夢中でした。

<おすすめポイント>くれよんの大きさを猫と比較する絵。「ごろごろごろ」とくれよんが転がり、「にゅー」っと象の鼻が伸びてきて、そこでようやくこれは象のくれよんだと明かします。
象は鼻でくれよんを持ち、「びゅーびゅー」描きます。
これらの擬音が、尋常でない世界だよというのを十分に表していてとてもおもしろい。
象の絵の迫力に動物達がいろいろと勘違いするというこのストーリーがなによりおもしろい。「象はどんだけ大きな紙にどんだけ大きな絵をかいてるんだ」とつっこまずにはいられない。

<現在2歳9ヶ月のヒメの反応>ぞうがらいおんに怒られてしまう場面がお気に入り。ライオンが前足で「おいおいだめじゃないか、ぞうくん」という感じで指差しし、象が鼻をきゅーっと額にひっつけて「これはこれは、どうもすみません」って感じに見えるのです。

<まつりかの感想>
くれよんで絵を描くのが大好きな象が、動物達を惑わせてしまうからとライオンに説教されます。申し訳なさそうにしながらも、次のページでは赤、緑、黄の三色のくれよんを掴んで走りだすのです。
この展開が私はおかしくてたまらない。
子どもが親に怒られて、「もうしません」と反省しているように見せかけて、隙をみてまた悪戯しにいく様子を想像するのです。
ラストページで、象は3色のくれよんで、びゅーっと虹のように線を描いて走っています。
まるで、「もう少しやりたいことをやらせてくれ~~」と、言っているかのように。

theme : オススメ☆絵本&児童書
genre : 育児

 長新太さん回顧展

2006-04-24

朝日新聞掲載記事より・・・「ありがとう!チョーさん 長新太展ナノヨ」

昨年なくなられた長新太さんの回顧展が開催されるそうです。
うちの娘が寝言で発するくらい大好きな長新太さん⇒(寝言で・・チョウシンタをご覧下さい)
ぜひ足を運んでみたいと思っています。

約100点の絵本原画のほかに漫画の初版本も紹介されるとのことですよ。
それにしても・・この展覧会の題・・おもしろいですよね。

期間5月17日(水)~7月23日(日)午前10時~午後5時。月曜休館(7月17日は開館し、翌日休館)

会場ちひろ美術館・東京(練馬区下石神井、テレホンガイド03-3995-0820)

観覧料:大人800円、学生700円、高校生以下無料

主 催:ちひろ美術館・東京、朝日新聞社
後 援:日本国際児童図書評議会、日本児童図書出版協会、全国学校図書館協議会、絵本学会

theme : 絵本ブログ
genre : 育児

 だいちゃんのちびねこ

2006-04-21

だいちゃんのちびねこ やまもとまつこ/作
だいちゃんのちびねこだいちゃんのちびねこ
やまもと まつこ

ポプラ社 1970-01
売り上げランキング : 156,416

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<どんな絵本?>
ある雨の日、箱の中に捨て猫を見つけただいちゃんは、ママに頼んで家で飼うことにしました。だいちゃんは猫に「ちび」と名づけます。だいちゃんは自分のおやつもご飯も半分こして、ちびといっしょに食べます。寝るときも一緒にベッドにはいります。
ところが、ちびは半分こじゃいやだといいはじめ、「もっとたべたい もっとたべたい」と・・そのうち,ちびは大きくなりすぎて、家では飼えなくなってしまいました。
お母さんは仕方なくちびを動物園へ。
世界一おおきな猫として動物園のおりに入ったちびは、テレビや新聞でも話題に。
だいちゃんは、ちびに会いに行きたくなりました。
大人気の大きな猫「ちび」のおりの前には人だかり。だいちゃんは人ごみを掻き分けて、ちびに会いに行きます。
だいちゃんを見たちびは、食欲がなくなり何も食べなくなりました。そのうち元のちいさな猫に。おりを抜け出し動物園を去った「ちび」は、だいちゃんのうちに戻ります。

<現在2才9ヶ月のヒメの反応>「もっとちょうだい」「なんでもはんぶんこ」というフレーズがお気に入り。食事のときも好きなものには「もっとちょうだい」と絵本の「ちび」のまねをしてせがみます。
ベッドでだいちゃんとちびが一緒に寝る場面では、自分を「ちび」に。だいちゃんを私に見立てて「ちびは大きくなってだいちゃんが落ちるの。お母さん落ちて」と・・・布団から落とされるわたしです

<おすすめポイント>表紙を開いていきなり目にとびこむ大きな猫があんぱんをむさぼり食う絵。ちびねこ・・のはずが??
本を読んでいくうちに、かわいいペットのちびが食欲旺盛で手に負えなくなるほど育つ様子がおもしろい。白地に書かれた人物と猫の優しいタッチの絵がほのぼのとさせてくれます。「はんぶんこ」「いっしょ」という思いやりの言葉が出てくるところや、動物を飼うということにあこがれる子供心を掻き立てるお話です。

<まつりかの感想>
実はこの本、私が子供のころに大好きだった本。実際に手に取り、読み進めていくうちに「これ読んだことある!」と気づいたのです。
最後の
「おやつも はんぶんこ。
なんでも はんぶんこ。

ねるのも はんぶんこ。
なんでも いっしょ。」

という文章を読み終えると、涙がでてきました。
ああ、私はこの本を読んでいたんだなあって、母に読んでもらっていたのか、自分で読んでいたのか定かではないですが、とにかくこの本が家にあってこれを愛読していたことというのは事実。
一冊の本によって、蘇った懐かしい匂い、幼少期の楽しかったころの思い出を感じられ、この本もヒメが大切に読んでくれる事を楽しみにしている私です。

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genre : 育児

 ねずみくんのチョッキ

2006-04-19

ねずみくんのチョッキ なかえよしを/文 上野紀子/絵
ねずみくんのチョッキねずみくんのチョッキ
なかえ よしを 上野 紀子

ポプラ社 1974-08
売り上げランキング : 9,997

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<どんな絵本?>おかあさんがあんでくれたあかいチョッキを着たねずみくんをみたアヒルが、「ちょっとかして」と。「少しきついがにあうかな?」・・・そんなアヒルをみたオットセイが「ちょっとかして」と、ライオン、馬、そして象までもチョッキを借りてきてみます。
象が着ているのを見た、ねずみくんは・・・

<初めて読んだ2才0ヶ月当時のヒメの反応>ページをめくるたびに出てくる動物達を喜びます「すこしきついがにあうかな。」
と、言うときの動物たちの窮屈さに耐えた表情が面白いようで、顔マネをしていました。

<おすすめポイント>緑色の台紙に大きな白抜きの四角。その中に白黒で描かれた動物と、赤いチョッキ。シンプルな色だけに、赤いチョッキが、無残にも伸びていく様子がよくわかります。
次はどんな大きな動物がでてくるのかな。チョッキが破れはしないか、ねずみくんはどうなるのかなど、動物の表情の面白さもあり、ページをめくるのが楽しみなユーモア溢れるストーリーです。
<現在2歳9ヶ月のヒメの反応>「かして」「いいよ」というやりとりが友達ともできるようになっているので、このチョッキがもともとねずみくんのものなのに、他の動物が次々と勝手に貸していくのが納得いかない様子。「ダメよね~これねずみくんのなのに」というヒメはかなりの正義感溢れる子?
ねずみくんが最後に涙する場面がかわいそうでたまらないらしいのです。
<まつりかの感想>
ねずみくんが大切なチョッキを気前良く貸したばかりに、チョッキは悲惨な結果になってしまいます。まさかこんなことになるとは・・・泣くしかありません。貸した自分が悪いのか、こんな使われ方をする方が悪いのか。
ヒメは、どちらかというとねずみくん側に立つ事が多いのです。お気に入りの玩具を壊されたり、本を破られたり。そしてただ泣くばかり。
それを慰めるのは容易ではありません。

この本は最後のページで、象がチョッキを鼻にかけて、ブランコに。ねずみくんは笑顔でブランコをこいでいます。
これを見る限り、ねずみくんは象たちを許し、すこし晴れやかな気持ちになっているようです。

わがヒメの物を友達に貸して壊されたとき、「また買ってあげるから」「他にもあるからいいじゃない」というのではヒメはますます泣いてしまいます。悪化すると、この状況をおさめようと「泣かなくてもいいでしょ、貸したほうが悪い」なんて言ってしまい子どもは傷ついてしまうんですよね。
「壊れてもこんなふうにしたらおもしろいよ」という目先を変えた新しい提案をする・・そんな技をもつことも大人には必要とされているのかもしれません。

theme : オススメ☆絵本&児童書
genre : 育児

 絵本講師

2006-04-18

私は、NPO法人「絵本で子育て」センターと、ほるぷフォーラムが主催する「絵本講師・養成講座」を3月に修了し、絵本講師の資格(民間資格)を取得しました

この講座の目的は、子育てをするにあたり、絵本のよみきかせが必要かを学び、またそれを語り伝えていくことができる人材を育成することです。
よい絵本とは?
よい読み聞かせとは?
ということはもちろんのこと、現代の子育ての状況や子どもを取り巻く社会について、またテレビやビデオ、ゲームといったものの悪影響についても学びました。
そして、絵本の読み聞かせがもたらしてくれるものが何かということも。

私はこの講座を受講する前と後とでは、自分の育児に対する姿勢が大きく変わったように思います。
ヒメには早くから英語に親しませる環境を整えてきましたし、アルファベットを覚え読んで英語の歌を歌うわが子に目を細めていた私です。
家の中でヒメと2人きりでいる時間は「何かしなければ」と思い、英語のビデオやCDをかけたり、知育玩具を与えてみたり。
友達が幼児教室に通わせるといえば焦り、英語とリトミックのお教室に通わせはじめました。
絵本を読み聞かせることも、「絵本のよみきかせをしていれば本好きな子になるらしい」ということが一番の理由でした。
すべては「子どもへの過度な期待」と「親の自己満足」なのです。

今も英語とリトミックの習い事は続けています。
それはヒメも喜んでやっているからです。
もし以前の私のままだったら、例えばヒメの出来が悪かったり、今後もし習い事をやめたいと言ったときに、親のエゴを押し付けていたかもしれません。
他人と比較し、一喜一憂することで、子どもを苦しめる結果になったかも。

この講座は絵本講師としてのスキルや絵本のすばらしさを教えてくれただけではなく、子育てのあり方を教えてくれました。
子どもはゆったりと育つものです。
親子の触れ合い、会話の中で愛情をたっぷり受けて絆を深めていれば自分を愛し、他人を愛せる子になるでしょう。
絵本には実生活では体験できない世界がいっぱいです。
その世界を親子で共有し享受することがどんなにすばらしいことか。
字や数字を早くから覚えたり書けたりすることなど、重要なことではないのです。

私はヒメが生まれてから毎日日記をつけています。
昨年の同日と比べても、大きく成長していることを実感するのです。
そして私も、この一年で随分成長できた気がします。
子育ては自分育てといいますが本当にそうですね。

今後は絵本講師として、少しでも社会に向けてメッセージを発信していければいいなと思っています。
このブログを立ち上げたのもそのためでもあります。

子どもはやがて大きくなって社会をつくっていく立場になります。
絵本をたくさん読み聞かせてもらって育った、豊かな感情をもつ子ども達は、今のようなゆがんだ社会に歯止めをかけ、明るい未来を作ってくれるに違いありません。
社会の核は家庭です。
親子の絆を深めること・・・絵本の読み聞かせは最も有効で有意義な方法だと私は信じています。

みなさんもぜひ一度ほるぷフォーラムのHPを覗いてみてくださいね。↓
link01.gif

theme : 絵本ブログ
genre : 育児

 ぼくおかあさんのこと

2006-04-16

ぼくおかあさんのこと 酒井駒子/作
ぼく おかあさんのこと…ぼく おかあさんのこと…
酒井 駒子

文溪堂 2000-05
売り上げランキング : 6,434

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<どんな絵本?>
うさぎのぼうやは、腕組みをして深刻そうな顔で椅子に座ったまま・・
ぼく おかあさんのこと
キライ 
だって ねぼすけなんだもの


朝起きておなかがすいているのに、起きてくれないおかあさんを恨めしそうに見ながら。
ねぼすけで、すぐ怒って、男の子には「はやくはやく」というくせに自分はゆっくりして、洗濯を忘れるし、園のお迎えも遅いし・・・

それから・・・それから・・・
ぼくとはけっこんできないっていうし

こんなお母さんはキライだから、家を出よう。さよなら・・と出て行ってしまいます。さて・・・?

<2才9ヶ月現在のヒメの反応>ぼくおかあさんのこと・・キライという展開に最初読んだとき「え~?嫌いなんだって」と目をぱちくり。何度も読むうちに、ぷいっと横を向いたウサギの男の子の顔を真似しながら大声で「キライ」というのを楽しんでいます。
男の子が「おかあさんさよなら」と出て行ってしまい、お母さんが心配そうにドアを見つめる場面では、泣きそうな顔をしながら「帰ってくるかな?」と。男の子がお母さんに抱きつく場面でを再現したがり、わざわざ部屋のドアの所からダッシュでかけてきて私に抱きついてくれます

<おすすめポイント>おかあさんのことが嫌いという、衝撃的な一文はその後の展開をわくわくさせてくれます。その後羅列される「嫌いな理由」は大人にとって耳が痛いことばかりで自らを反省しつつ・・。でも一番の理由は自分とは結婚できないからという、男の子を持つお母さんにとってはこれほど母親冥利につくことはないのでしょうか
また油絵の質感や、水色の背景にした絵は、ウサギの親子の内面がじんわり伝わってきます。

<まつりかの感想>
男の子にとっての母親は特別なんでしょうね。息子も娘も持つママがよく言う言葉・・「女の子は口が達者でませているけど、男の子っていつまでも純粋でかわいいのよね~~」と。それを聞くたびに、私も実感してみたいと羨ましくも思いますが。

ウサギのお母さんと男の子の絵の大きさに注目しました。ベッドで寝ている様子や、立ち話に夢中なお母さんは子どもには文句を言わせないぞというオーラさえ感じます。
 男の子は家を飛び出すもののボールをわざと忘れて行くのです。お母さんは、心配で寂しそうな顔を・・そして、戻ってきたわが子に安心しながらも、冷静に「忘れ物?」と尋ねるのもあっぱれ。
 それに対し「ボール忘れた」と。急にうちを出て行った自分をお母さんはちゃんと心配してくれてるか確認したくて、家に戻る理由としてボールを忘れていくという、なかなか知恵の働く、駆け引き上手な男の子。
 最後に「ぼくにまたあえてうれしい?」という男の子の愛情確認の言葉を聞いて「うれしいとも!」と答えるお母さん。お母さんはあくまでもベッドから離れず、抱きついてくる息子を微笑みながら受け止める絵は、読んでいて胸があつくなります。

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genre : 育児

 かくしたのだあれ

2006-04-13

かくしたのだあれ 五味太郎/作
かくしたのだあれかくしたのだあれ
五味 太郎

文化出版局 1977-01
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<どんな絵本?>
てぶくろ かくしたの だあれ
はぶらし かくしたの だあれ

左ページに「○○かくしたのだあれ」、右ページには、○○をどこかにつけた動物や人が。絵探し絵本です。

<初めて読んだ1才5ヶ月当時のヒメの反応>「かくした」という意味がよくわかっていませんでした「てぶくろはどこだ?」と聞くと分かるんですけど。それでも何度か読んでいるうちに、だんだん主旨を理解し、探し当てては喜んでいました。
「はた」、「トランプ」を見つけるのは難しいようです。

<おすすめポイント>「てぶくろ」⇒「にわとりの鶏冠」、「はぶらし」⇒「ワニの歯」「靴下」⇒「狸のしっぽ」。この発想がおもしろい。
そして、ページをめくるたびに右ページに出てくる動物達は数が増えていきます。にわとりは2羽、ワニは3匹、狸は4匹・・・こうして難易度は徐々にアップしていきます。絵の構図も考えられています。2羽のニワトリは向かい合い、3匹のワニは頭の向きが交互に。後半は右ページに出てくる動物たちの数が増えていくので画面をはみ出しますが、これも計算のうちなんでしょうね。

<現在2歳9ヶ月のヒメの反応>いまだに「トランプ」では一瞬動きを止めて絵に注視。やはりわかりにくいのでしょうか。以前は気にもとめなかった「磁石」「トランプ」「スクーター」。今はこの物体そのものがどういうものかを知りたがります。磁石・・・どこに行ったら見せてあげられるのかしら??

<まつりかの感想>
あとがきとして、五味太郎さんのコメントがありますので・・それを引用しますと・・・
「ワニをみるたび、ぼくは、いちどあの歯をみがきたいなあと思います。あんなみがきやすそうな歯はちょっとありませんものね。ですから、ゴシゴシ歯みがきをしていると、なんだかワニになったような気がします。ワニと歯ぶらしはとてもふかいかんけいがあります。そして、そんなかんけいが見つかると生活がとても愉快になります。」

何かを見て、違うものを想像する、思い出す。「まるで○○みたいだ」と。そういうのって子どもの頃はよく感じていたことです。この感覚を持ち続けている作者だからこそ、こういう本が描けるんでしょうね。

ヒメも最近、「○○みたい」ということが多くなりました。先日も食パンをかじりながら、「あっこれイルカみたい」。また一口かじっては「これ犬」。。。私からはそうは見えないんですが、彼女の頭の中では、想像の世界を楽しんでいるんですね。

余談ですが・・日曜の夜「サザエさん」を見るのが習慣の夫。子どもの頃から、この番組を見ると楽しい休日の終りを痛感するのだそうです。その影響で、ヒメはサザエさんの歌が大好き。
「買い物しようと町まで出かけたら、財布をわすれて・・・」
先日私は、買い物に財布を忘れていきました。

私「ごめん!おかあさん財布忘れたから、取りに帰ろう」
ヒメ「サザエさんみたい」


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 はじめてのおつかい

2006-04-12

はじめてのおつかい 筒井頼子/文 林明子/絵
はじめてのおつかいはじめてのおつかい
筒井 頼子 林 明子

福音館書店 1977-04
売り上げランキング : 6,896

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<どんな絵本?>5歳のみいちゃんは、おかあさんにあかちゃんの牛乳をひとりで買いに行くように、おつかいを頼まれます。みいちゃんは、坂道をかけのぼろうとして転んでしまいます。その拍子に手に握っていた2つの100円玉が転がってしまいます。ひざをすりむいた痛みに耐えてなんとかお金を見つけると、お店に一目散。でも店にはだれもいません。「ぎゅうにゅうください」と言うものの、声が小さくて聞こえなかったり車の音に遮られたり、あとから来る買い物客に先を越され・・・でもなんとか買い物をすませると、坂の下ではお母さんが赤ちゃんを抱っこして出迎えてくれました。

<初めて読んだ1才11ヶ月当時のヒメの反応>「ぎゅうにゅう ください」を声に出していました。坂道で転んでしまう絵をみて、「痛い?」と心配したり、たばこを買う黒いめがねのおじさんを恐がってみたり。

<おすすめポイント>5歳の少女の不安と責任感と、買い物を終えてお母さんに会ったときにようやく開放される緊張感など、少女の心理変化が伝わってくるストーリー展開。そして、林明子さんの絵。みいちゃんのお母さんが赤ちゃんのお世話と家事とでてんてこ舞いな様子、看板や張り紙の文字、隣近所のうちの中など直接ストーリーとは関係ない部分もしっかりかかれていて、隠し絵を発見する楽しさもあります。(例;「ねこをさがしています」の張り紙に描かれているとら猫・・・発見しました。友達のともちゃんと出くわして立ち話をしているページで、塀の上を歩いています。なんだか妙にうれしい
昭和40年代の住宅街の様子がリアルに描かれています。そしてなにより、人物描写がすばらしい。みいちゃんの心細い様子、おかあさんが心配そうに見送る表情など、絵を見ているだけで感情移入できます。

<現在2歳9ヶ月のヒメの反応>最近のヒメは、ぬいぐるみをタオルでくるんで抱っこしたり、ミルクを飲ませる真似をしたりと、お世話好き。周囲が第二子出産ラッシュで、赤ちゃんを見る機会が多いからかもしれません。ですから、このお話が、赤ちゃんの牛乳を買ってくるためにおつかいにいくという内容で、しかも赤ちゃんがベッドで泣いている絵を見て「早く買いにいって。おなかすいてる。泣いてる」と。以前と同じく「ぎゅうにゅうください」のフレーズは大好きですし、坂道で転んで怪我をするところでも心配そうに展開を眺めていますが、最後にお母さんが赤ちゃんを抱っこして迎えてくれるところと、裏表紙で、みいちゃんが膝の怪我の手当てをしてもらいながら、赤ちゃんが一緒に牛乳を飲む絵を見て、「よかったね~」と言っています。

<まつりかの感想>
林明子さんの描く少女の絵は、どうしてこうもリアルで愛らしくせつない気持ちにさせるんでしょう。この本のみいちゃんも、お母さんのために役に立ちたいという思いやりと、幼いながらの責任感を持ち、同時に胸いっぱいに広がる不安と戦いながら、おつかいをまっとうする姿。緊張がほぐれて涙を流し、お母さんの元に帰ってほっとしながらも達成感に溢れている様子。
もちろん筒井さんのストーリーのすばらしさもあるのですが、この絵なくしてこの本はありえないと思うのです。

<林明子さんの魅力>絵本ナビに、この本の英語版発売記念スペシャル企画として、林先生が読者の質問に直筆で答えていらっしゃいます。⇒(http://www.ehonnavi.net/akikohayashi_QA.asp)これを読むと、この本のトリビア的なものに「へえ~~」と感心し、また林先生の優しい人物像に触れることができます。

商店がなくなり、大型スーパーやコンビニに変わる町並み。わたしは1970年生まれですから、この絵本にあるような風景がとても懐かしく、同じように親に頼まれておつかいにいったときの感情を思い起こせるのですが、今の子供たちをとりまく環境は・・・・5歳の子を一人で歩かせるのも不安、買い物にいっても「これください」といわなくても、会話などしなくても用事をすませられます。心の通い合うものが少なくなってきている社会を憂います。

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 はけたよはけたよ

2006-04-10

はけたよはけたよ  神沢利子/文 西巻茅子/絵
はけたよはけたよはけたよはけたよ
神沢 利子 西巻 茅子

偕成社 1970-12
売り上げランキング : 8,600

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<どんな絵本?>「たつくん」はひとりでパンツがはけません。片足をあげると、どでんと転んでしまうから。面倒になって、パンツをはかずに外に飛び出すと、犬やねこや、牛や馬や・・動物達から「しっぽのないおしり」を笑われます。
田んぼに行くと、鷺(サギ)がいて、片足で上手に立っています。たつくんもマネをするけど、尻餅をついてしまいお尻は泥んこ。
うちに帰るとお母さんがお風呂場でお尻を洗ってくれます。そして、手作りの赤いズボンが。お風呂上りに面倒くさそうに寝転んでパンツをはいてみると・・・「あっ!はけた!」

<初めて読んだ2才0ヶ月当時のヒメの反応>「たつくん」という名前の響きが気に入っていました。
「んも~ ひひーん。うしがきて うまがきて・・」
など動物の鳴き声の部分を楽しんでいました。
また、おかあさんがズボンをミシンで縫うところで、「ミシン」に興味を。ちょうど、「わたしのワンピース」もこの頃読んでいたので、うちには無い、この「ミシン」というものに魅かれたのかもしれません
<おすすめポイント>言葉のリズムのよさと「・・・はね、・・・だよ。」という優しく語りかけるようなフレーズが魅力。また、クレヨンの太い線で書かれた人物や動物の絵は、まるで子どもが描いたようなタッチで親しみやすくいです。
話の切り口がおもしろく、展開が楽しい。手作りズボンには母の愛情が。そして、偶然の態勢でパンツがはけてしまうという発見の喜びなど、子どものワクワクドキドキをふんだんにもりこんである本です。

<現在2歳9ヶ月のヒメの反応>先日、動物園でフラミンゴを見ました。一本足で立つ様子をみて、絵本の中でサギが出てくるのを思い出し、「たつくんのと一緒」と嬉しそうに真似しています。
相変わらず「ミシン」にも興味あり。「ミシンって何?おうちにある?」と言葉が達者になったぶん執拗に聞かれます
今は自分で服を着れるのですが、パンツをはくのはやはり尻餅をついてはいています。「こうやってね~ぺたんとしてから・・(尻餅ついて)・・足をいれて・・たっちしてグッとやるとね、ほらほら見て」と、とても自慢げに披露してくれます。

<まつりかの感想>
この本は対象年齢が3~7歳となっていますが、自分でやってみたいという意識が強くなる2才代に楽しめると思います。この頃の子どもって、一人でやってみたいのに、なかなかうまくできないと、子どもは癇癪を起こし、結局あきらめてしまいます。たつくんも面倒になって、パンツをはかずに外に飛び出すと、動物たちに笑われてしまいます。動物はしっぽがあるけど、人間はつるつるのおしりなのにそれを丸出しで歩くのはおかしい、という切り口で、人間はパンツをはくんだよと伝えています。
そして、大人のように片足をあげてパンツをはくもんだと思っていたのに、めんどくさくなって寝転んではいてみたらスルッとはけてしまったという偶然の産物に、「すごい!できた!よかった」という感動を絵本を読む子どもは共有できるでしょう。
お母さんの手作りのズボンをはいて先ほど笑った動物たちに見せびらかし、みんなから羨望を受けるという結末も、読んでいる子どもが「よし!自分もやってみようかな」と思うのかもしれません。実際この絵本が、一人で着替えることのきっかけになったりトイレトレーニングのきっかけになったという話も聞きますから。

theme : 絵本ブログ
genre : 育児

 寝言で・・チョウシンタ

2006-04-07

ヒメは2才9ヶ月になりました。
最近ははっきりと自分の意思を伝えることができるようになり、少々生意気な?発言も。

そして、時々寝言をいうのですがこれが面白い。
では、最近のヒットを3つ紹介します。

①「しまうまでしょ!」と大声で叫ぶ
②「今日はうどん作って~~」
③「ばばあだからダメ」

そしてそして、
絵本の読み聞かせの効果なのか、ついにすごい言葉を寝言で発しました。

チョウシンタ

私は読み聞かせをするときに、かならず絵本の題名と作者も読むようにしているんです。
そのせいか、近頃、作者の名前をよく覚えてきて、
「長新太」「せなけいこ」「いわむらかずお」「にしまきかやこ」「かこさとし」「マーシャブラウン」「ディックブルーナ」といった作者の名前を覚え、時におもむろにこれらの人名を発しています。
絵のタッチをよくおぼえていて、同じ作者の違う本を読むとき、「あっみたことある。長新太だ」などと言うことがあります。
たしかに、覚えているのは、特長のある画家ばかり。

しかしながら、寝言ででてくるなんて。
いったいどんな夢をみているんでしょうね?

みなさんのお子さんの面白い寝言があればぜひ教えてくださいね。






theme : 育児日記
genre : 育児

 11ぴきのねこ

2006-04-06

11ぴきのねこ  馬場のぼる/作


<どんな絵本?>とらねこたいしょう率いる、11ぴきのねこはいつもおなかがぺこぺこ。ある日じいさんねこに、怪物みたいな大きな魚が遠くの湖にいるから、勇気があるならいってごらんといわれます。たしかに、大きな怪物のような魚が。寝込みを襲った11ぴきのねこ。みごとに捕らえ意気揚々。みんなに見せるまでは食べないと約束し、よだれがでるのを我慢して、帰路に向かうねこたち。夜がきてあたりは真っ暗に。そして、朝がきて・・あっ!魚は!・・そしてねこは・・

<初めて読んだ2才2ヶ月当時のヒメの反応>とらねこたいしょうのセリフ「しょくん!われわれは・・」や、じいさんねこの「ゴホッゴホッゴホッ」という咳込み、ねこが魚に向かう場面の「フワー」や「ゴロニャーン」といった文が大好き。
でも一番好きなのは、
「はやくかえって みんなにみせてやろう」
「さんせーい」
「それまでは ぜったいに たべないこと!」
「さんせーい」

の、さんせーいを自分で言いたがります。

<おすすめポイント>作者は漫画家なので、絵のタッチも軽快、文体も擬音語、擬態語をとりいれ、ねこと魚の動きを強調しています。みんなで協力していこうという団結力、苦労しながらも魚を捕らえるのに必死な様子。そして獲物を獲得した喜びと安堵。結末では、我慢できずに魚を食べつくし、船上で、仰向けになって、たぬき腹をつきだしている姿の滑稽さは、読後「楽しかった」「おもしろかった」と爽快な気分にさせてくれます。

<現在2歳8ヶ月のヒメの反応>やはり「さんせーい」のくだりが大好きで、我先に読みたがります。怪魚のお気に入りの「ねんねこさっしゃれ」という子守唄も節をつけて読むと喜んで聞いています。
以前はよく理解できなかった、結末のおもしろさ。つまり、食べないで持って帰ると約束しながらも、我慢できずにみんなで食べてしまうというおもしろさを理解でき、お話の内容を楽しめるようになりました。

<まつりかの感想>
「11ぴきのねこ」といいながら、表紙には10ぴきしかいない。あれ?とおもって裏表紙をみると、「とらねこたいしょう」が草原で眠っています。これで合計11ぴき。とらねこたいしょうに従順な10ぴきのねこの様子が伺える表紙です。
私は、このとらねこたいしょうのリーダーシップぶりが大好きです。
「どんなおおきな かいぶつだって,
みんなで ちからを あわせれば,
つかまえられるよ,ぜったいに」

この言葉で一致団結。怪魚に立ち向かうものの、一撃されてしまうと、次はどうしたらいいか、あーでもないこーでもないと、作戦会議。
魚の寝込みを襲う場面では、子守唄をうたって深い眠りにおとした上で、それっと掛け声をかけ、自分は魚の枕をけとばし脳震盪?をおこさせ致命傷を与えたうえで、他の10ぴきたちに捕らえさせます。
食べ物を分け合うときも、自分だけ大きい部分を食べようと思うわけでもなく、平等にする紳士?っぷりです。
食べてはいけないと自分で指示をしておきながら、食欲に負けてしまう、憎めないキャラも。11ぴきみんなが「たぬきのおなか」で幸せとうに寝ています。きっと、とらねこたいしょうが最初に誘惑に負けて、獲物に食いついたに違いない。ほかのねこたちに捕らえた怪魚を見せびらかす名誉を重んじるだけのリーダーでなく、おなかをすかせているからこそがんばった部下たちを満腹にさせてやる(もちろん自分もだけど)思いやりのあるリーダーにあっぱれです。

theme : オススメ☆絵本&児童書
genre : 育児

 姉妹(チャメ)へ

2006-04-04

先日、最終回を終えたTBSドラマ「輪舞曲(ロンド)」で、実際に撮影されていた、韓国料理店「姉妹(チャメ)」に、行ってきました。
こちらの店、2月に開店以来大盛況。
開店の頃は、昼はカメラ撮影するオバサマたちで溢れていました。
以前、ママ友達とランチ目当てにいったのですが、急遽店休日になっていたりと、あえなく断念すること2回。(過去の記事⇒チェ・ジウの店を参照してください)最近はドラマも終り、少し落ち着いてきたようだったので、主人とヒメと三人で訪れてみました。
ヒメは、「チェジウの店行きたい。前は閉まってたね~~」を連呼。順番待ちで1時間待ったのですが「チェジウ食べたい、チェジウ美味しい?」と・・
以前は「チェジウ=綺麗なお姉さん」と理解していたはずが、今はすっかり食べ物の名前として理解されています。

店内は、カウンターに4席。4人がけのテーブル席が二つと、座敷に4人がけの座卓が二つ。合計20席のこじんまりしたお店です。

メニューは、チゲ(10種類くらいでしょうか)・チヂミ(2種)・チャプチェ・カルビ焼きなど、それほど種類も多くありません。

ドラマにでてきた純豆腐(スンドゥブ)チゲ「チャメスペシャル」という名前でメニューの一番上に載っています。純豆腐(ぷるぷるとやわらかいおぼろ豆腐)をつかったチゲはこのチャメスペシャルのみということだったので当然こちらを選択。石焼のごはんがついて980円20060404010318.jpg

あつあつの石の器に入ったご飯は、店員さんがとりわけてくれます。そして、温かいとうもろこし茶をかけて、おこげをふやかししばらくおいておきます。(↑写真はお茶が入った状態です)
私たちは、この他に海鮮チヂミとカルビ焼きを注文。
20060404010348.jpg

前菜として、ナムル、キムチ、韓国海苔がでてきますが、こちらはおかわり自由。

2歳児ヒメは、韓国海苔にごはんとナムルをのせてオニギリにして食べていましたが、あまりの食欲にごはんを追加。
海鮮チヂミもカルビ焼きも、辛くはなく、ヒメは喜んで食べていました。

でも一番は純豆腐チゲ。このおいしさといったら・・・・
アサリやカルビも入っていて、コクのある辛さはやみつきになります。
後をひくおいしさとはこのこと?
これ食べたさにリピートするお客さんが多いと思います。
そして、さきほどふやかしておいた、おこげのお茶漬け。前菜のナムルやキムチを入れて食べるとよりおいしくいただけました。
食後には、青梅のはちみつ漬けを細かく刻んだものが入った梅茶がサービスされます。

味も量も価格も大満足のお店。
よかったら、足を運んでみてください。

田園都市線溝の口、南武線武蔵溝の口下車。
溝の口西口商店街内。
営業時間は11時~23時
です。

店員さん(女性二人・・姉妹の設定のようですね)曰く、以前は途切れることなくお客さんがいたそうですが、今は、午後2時~4時頃ならすぐに入れるとのことです(やや中途半端な時間ですけどね
電話予約ができませんので、直接店にいき、すぐに入れなければ名前と電話番号を言えば、席が空き次第連絡をくれるシステムになっています。
ちなみに、私たちは夕方4時半に行き、すでに2組待ちで、入れたのは5時半。食べ終わって店を出た6時半ごろには、10組待ちとなっていましたので、先に順番をとりにいくことをおすすめします。


theme : 育児日記
genre : 育児

 絵本作家ワンダーランド

2006-04-02

本日行ってきました。大丸東京店の大丸ミュージアムにて開催されている
「世界の絵本作家展『絵本作家ワンダーランド』」へ。

午前11時には、荒井良二氏のサイン会が開かれるということで、整理券をもらうために、開店早々足を運びました。
荒井先生の本または、今回の展示図録を購入し、そのうち一冊のみ好きなページにサインをいただけるとのことで、随分悩んだのですが、結局「はっぴいさん」にサインをお願いしました。(「ルフランルフラン」にしていただきたかったのですが、どうも売り切れだったようです。日本絵本賞受賞作品だからでしょうか?)
200604020011000.jpg

今朝、家を出るときにNHK教育テレビで、新番組「あいのて」(音をテーマにした幼稚園、保育園向け番組、4月8日(土)スタート・朝9時~9時15分)のPRが放送されていて荒井先生が登場されていました。
荒井先生はセットや衣装デザインを担当されます。

サインを頂くときに、
「朝番組見てきましたよ。」と声をかけさせていただくと、
「あ~俺見てないんだよ。「あいのて」もだけど、アニメの方もはじまるのでよろしく」とおっしゃいました。20060804012925.jpg


「アニメのほう」とは・・・「スキマの国のポルタ」のことです。NHK教育テレビの「プチプチアニメ」の枠で放送されています。
4月20日、27日(木)の午前8:30~8:35と午後4:15~4:20に放送予定です。(NHKアニメワールド番組表⇒http://www3.nhk.or.jp/anime/petit/

サイン会が始まるまで、私は展示作品を見ていたのですが、後ろには荒井先生がいらして・・マリー・ホール・エッツの『わたしとあそんで』と『クリスマスまであと九日 セシのポサダの日』の原画に足をとめてじっくりご覧になってました。

今回の絵本展では、現代作家のものも多く展示されていました。色や形や構図のおもしろさが目をひき、イラストレーターとしても活躍されている作家が多いことに気付きます。
印象に残ったのは、サラ・ファネリのコラージュ作品。写真や布、新聞の切り抜きといった素材を、ノートや方眼紙に貼りあわせた「Dear Diary」など、細かな作業がうかがえ、絵本として製本された状態でなく原画に触れられた喜びを特に実感できるものでした。

絵本は文章と絵とのマッチングの素晴らしさがあってこそだと思います。とくに字の読めない子どもにとって、耳で聞く言葉と目で見る絵がピタリと当てはまってこそ、感動がうまれます。

今回の絵本展でも、作品には絵本の題とその「絵」ページとなっている文章が説明として添えられています。
文章を読み、原画に注視して気付いた事・・絵本作家は、「画家」としてもすばらしい。
絵本は「絵の本」なのだということ。一枚の絵に文章をのせていく作業の難しさ、一枚の絵にこめる作家の思い入れの強さを、今日の原画展で強く感じることができました

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genre : 育児

 おふろだいすき

2006-04-01

おふろだいすき 松岡享子/文 林明子/絵
おふろだいすきおふろだいすき
松岡 享子 林 明子

福音館書店 1982-04
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<どんな絵本?>ファンタジーの創作絵本。まこちゃんはいつもアヒルのおもちゃのプッカと一緒におふろに入ります。ひとりでも全然平気。まこちゃんが身体を洗っている間、プッカはお風呂にもぐって遊んでいます。すると、カメがざあっと現れて、後ろを振り向くとペンギンが、そしてオットセイ、かば、クジラまで現れます。みんなで湯船に浸かって、50まで数を数えていると、クジラの「50」という大きな声に、まこちゃんのお母さんがお風呂に顔を出します。すると、動物達はみんなお湯に潜ったまま出てきませんでした。残ったのは、まこちゃんとプッカだけ。

<2才8ヶ月現在のヒメの反応>お湯の中から次々出てくる動物に興味津々です。とくにカバのくだりが大好き。まこちゃんに体を洗ってもらうのに「石鹸が目にしみるから」といってぎゅっと目をつぶったり、「耳のうしろも忘れずに洗って」というのも好きで、最近ではお風呂に入ると「耳のうしろも」といって自分でゴシゴシ洗っています。

<おすすめポイント>2歳児には少々長いお話ですが、林明子さんのやわらかで表情豊かな絵が、長い文章をもじっくり聞けるように盛り立ててくれています。お風呂から湯気が立つほんわかあたたかい雰囲気満載の絵。そして、登場する動物が個性豊かで、湯船につかって数を数えるところでは、人間のまこちゃんが冷静にそれぞれの動物を分析している様子がおもしろいです。

<まつりかの感想>
家庭の小さなお風呂に、これだけのたくさんの動物がいっしょに湯船に入るファンタジーの世界。自分の幼少期を思い出すと、一人でお風呂に入るときは、いろんなことを想像していた気がします。湯気のたつ、ぽわーんとした中だと、「もしも・・」の空想の世界が現実にあってもおかしくないんじゃないかと錯覚しそうで。
お母さんの声で、まこちゃんが何事もなかったかのように、アヒルのおもちゃのプッカを抱いてあがり、タオルにくるまれている最後のページの笑顔と、無表情にもどったおもちゃのプッカ。また明日も、おかあさんには内緒の楽しいお風呂タイムがあるのかな?

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プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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