スポンサーサイト

--------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 ピンポーン

2007-07-26

ピンポーン  中川ひろたか/文 荒井良二/絵
ピンポーンピンポーン
中川 ひろたか 荒井 良二

偕成社 2000-02
売り上げランキング : 132840

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

<どんな絵本?>
 「ピンポーン」
 「はーい どちらさまですか」
 「おとどけものでーす」

 ドア越しのシルエットは誰かな?それは、動物の宅配便屋さん。プレゼントを届けてくれます。
 さて次は、どんな動物が、どんな宅配便屋さんに、どんなプレゼントを届けてもらうかな? 
 最後は、それぞれプレゼントを持って公園に集合。
 「みんな だいすき ピンポーン」

<初めて読んだ3才11ヶ月のヒメの反応>
 一人でページをめくって、「ピンポーン はーい・・」の繰り返しを楽しんでいました。裏表紙の絵が何かわからないようで、「これって何?」と聞いてきます。この本はよく夫が読んでいたのですが、夫もこの絵が何かわからなくて・・答えは、絵本の中にちゃんと登場する動物のアップの絵なんですけど、二人とも全く気づかなかったようです。
  
<おすすめポイント>
 ピンポーン・・はーい・・・日常生活をとりあげた内容と、お決まりのフレーズの繰り返しが赤ちゃんにも楽しめると思います。また、シルエットの動物や、プレゼントの包みから中味をあてっこする楽しみ方もできます。
 荒井氏の独特なタッチと色使い、レタリングもお洒落。 

<現在4才0ヶ月のヒメの反応>
 あっという間に自分でページをめくって読んでしまうと思いきや、「コレ読んで」とせがんできます。なぜならあることに気づいたから、それを教えたくて仕方がないのです。
 ネコのお家には、ネコの宅配便屋さんが来て、犬の家には、犬の宅配便屋さんが。ペリカンのところには、ペリカンの宅配便屋さんがくるのだけど、コアラのお家には、カンガルーの宅配便屋さん。キリンのお家には、ゾウの宅配便屋さんがくるのは何故なのかを知りたがります。

<まつりかの感想>
 ヒメには4才前に初めて読み聞かせたのですが、これは赤ちゃんにもおすすめの絵本。
 今年から毎月児童館で行っている、0~2才児への読み聞かせ会で読んだところ、ママにも子どもにもとても反応がいいのです。
 「ピンポーン」「はーいどちらさまですか」は、赤ちゃんにとっても、日常よく目にする光景なのでしょう。そして、宅配便屋さんは「いいもの」を届けてくれる存在だと知っているのかもしれません。 おじいちゃんやおばあちゃんからのプレゼントだったり、パパやママが買ってくれた玩具だったり。もしかしたら、ママがパパに内緒で買ったものが届いて、嬉しそうにほくそえんでいる、ママの表情を身近にみているのかもしれません。
 
 ヒメも、チャイムが鳴ると「誰?宅急便?」と必ず聞きます。宅配便屋さんだと、一緒に玄関まで来て、その荷物を覗き込む。たとえそれが自分に送られたものでなくても、箱を開けて中味を確認したがります。ましてや、ヒメに贈られたものだと、私に中味を確認させたがらず、一人で嬉しそうに箱から取り出しています。
 「ピンポーン」は、子どもにとって、素敵な届け物を予感させる音なんでしょうね。

 またも、余談ですが・・先週我が家にも「ピンポーン」と同時に、大きなものが実家から届きました。それは、アップライトピアノ。私が子どもの頃に使っていた30年ものです。長年使われていなかったピアノですが、ヒメがピアノに興味をもちはじめたので、それなら、と、実家からはるばる輸送。クレーンで吊り上げて200㎏のピアノは、6畳の部屋にドドーンとやってきたわけで・・本棚をどうしよう、おもちゃはどこにかたづけよう・・急に狭くなった部屋は収集がつかないまま雑多としていますが、ヒメはおかまいなしに、幼稚園の先生になりきってピアノを弾きながら歌を歌っています。
 
 
 
スポンサーサイト

 こすずめのぼうけん

2007-07-23

こすずめのぼうけん ルース・エインズワース/作 石井桃子/訳 堀内誠一/画
こすずめのぼうけんこすずめのぼうけん
ルース エインズワース 石井 桃子 堀内 誠一

福音館書店 2003-11
売り上げランキング : 408989

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

<どんな絵本?>
 羽が生え、翼をぱたぱたさせることができるようになったこすずめは、お母さんに飛び方を教えてもらいます。石垣のところまでいけたら、今日の練習はおしまいといわれたけれど、いざ飛び立ってみると、もっともっと遠くへいけそうな気がしてきました。
 けれど、そのうち羽も頭も痛くなってきて、どこかにとまって休みたくなりました。
 からす・やまばと・ふくろう・かもの巣を見つけては
「あの すみませんが、なかへ はいって、やすませていただいて いいでしょうか?」
とたずねますが、
「おまえさん、
○○○(「かあ かあ かあ・・など、それぞれの鳥の鳴き声)っていえるかね?」
「いいえ、ぼく、ちゅん、ちゅん、ちゅんってきりいえないんです」
「じゃ、なかへ いれるわけには いかないわねえ。 おまえさん、わたしの なかまじゃないもの」

 疲れ果て飛ぶことができなくなったこすずめは、ぴょんぴょん地面の上を歩いていると、同じく地面を歩く鳥をみつけます。
 それは、おかあさんでした。こすずめは、おかあさんにおんぶしてもらい巣に帰り、あたたかい翼の下で眠りました。

<初めて読んだ3才0ヶ月のヒメの反応>
 「ぼく、ちゅんちゅんってきりいえないんです」のセリフがお気に入り。ふくろうの絵を怖がり、その場面になると「ふくろう隠して!」といっていました。
 
<おすすめポイント>
 幼きものが親から離れて一人で冒険したときの心情や、行動を、こすずめに照らし描かれている。堀内氏の水彩画は迫力がありながら繊細。(以前、銀座教文館にて開催された、堀内誠一氏の原画展で、この作品の全ページ分の原画が展示されていました。そちらの様子のレポートはコチラをご覧ください。)こすずめと鳥たちの会話は、同じパターンで繰り返されることにより、休むところもなく、一人ぼっちで不安になっていくこすずめの孤独がストーリーを緊張させるだけに、結末の安堵感が高まります。
 それぞれの鳥がどこにどんな巣を作るのか、どんな鳴き声なのかということも知ることができます。原題は『The Sparrow Who Flew Too Far』 
  
<現在4才0ヶ月のヒメの反応> 相変わらず、ふくろうの絵に怖がり、そのページをめくるときには顔を手で覆い、見ないようにしています。こすずめがお母さんに出会い、巣に帰って翼の下で眠る場面にほっとし、私に体を近づけてきます。
 こすずめに向かって、鳥たちが言う「おまえ」や「おまえさん」に、「おまえって言っちゃだめじゃん」と言っています。『よるくま』で、お母さんが、よるくまに「おまえはあったかいねえ」というセリフの時も、ヒメは疑問を抱いていましたが。お前=人を見下した言葉だから、使ってはいけないと思っているようです。小さきものに愛情を込めて使う「おまえ」を理解してもらうにはまだ時間がかかりそうです。
※(ちなみに辞書によると、「おまえ」は、「二人称としては近世前期までは最も高い敬意をもって用いられたが、次第に敬意が薄れ、明治以降は対等またはそれ以下の者に対する語となった」とあります。)


<まつりかの感想>
 幼稚園で、この大型絵本を読んでもらっているようです。きっと園児たちは、こすずめに自分を重ね合わせて聞いているんでしょう。
 園の中では、親の助けを一切得られませんから、子どもはそれぞれに、お友達や先生に自分の意思をどう伝えるのか、トラブルが起きたときにはどう解決するのかなど、工夫をこらし失敗を繰り返しながら、社会で生きていく力を身につけているんだと思います。
 4月に入園し、あっという間に4ヶ月がたち、夏休みに入りました。毎日お迎えのときのヒメが見せる表情は、自分の帰る場所に無事についたことへの安堵の笑顔と同時に、「ぼうけん」を終えてきた誇らしげで達成感のある顔でその日の出来事を話してくれました。
 最後のページでのおかあさんの羽につつまれて眠るこすずめの絵を見るたびに、私自身、ヒメにとって安心できる場所であり続けたいと思いながら読んでいます。

 余談ですが・・先日「こすずめ」ならぬ、「こつばめ」に会いました20070724022851.jpg今月初めのある日、家族でドライブに出かけているとき、国道に一羽のツバメの子が落ちていました。思わず、このままでは轢かれてしまうと思い、車を降りて助け、用事を終えて家に帰るまで車にあったティッシュの箱に入れておきました。
 後から知ったのですが、鳥の雛や子どもを拾ったときには、その付近の公園など安全で高い場所に戻してあげると親鳥が見つけてくれる可能性が高いそうなのですが、私たちはそのまま家に持ってかえり、一晩このツバメの子と過ごしたわけで・・
 羽もしっかり生えていて、はばたくこともできるのですが、遠くまで飛べずに落下を繰り返していました。飛ぶ練習をしていて落ちてしまったのか・・かわいそうですが、育てようにも「子ツバメ」は、虫を餌にしているため、餌もなく野鳥なので飼う訳にもいかず、結局、翌日拾った国道付近の公園の木に置いてきてしまったのです。無事に親鳥に会えていたらいいのですが・・ 

 第4期絵本講師・養成講座 2回目

2007-07-21

 NPO法人「絵本で子育て」センターと、ほるぷフォーラムが主催する、「絵本講師・養成講座」が、今年も、東京・大阪・福岡の3会場で行われています。
 東京会場では、第2回目が、7月21日(土)に行われました。
(第一回目の様子はコチラをごらんください。)
 私はスタッフとして参加しているのですが、青森、香川、三重などなど遠方からの参加者もおられ、皆さんの熱意に圧倒されていました。

 さて、第二回目は、以前こちらでも紹介した『たましいをゆさぶる絵本の世界』の著者でもある飫肥糺(おびただす)先生と、絵本作家のとよたかずひこ先生の講演でした。

 午前中の飫肥先生の講演では、絵本が子どものための本とされるようになるまでの歴史的背景のお話や、現代の子どもや子育ての環境にこそ絵本の有意性について。そして、優れた絵本を見抜く方法などのお話がありました。
 お話に沿って、『ぼくおかあさんのこと』(酒井駒子作)・『きょうはこどもをたべてやる』(シルヴィアン・ドニオ作)・『ガンピーさんのふなあそび』(ジョン・バーニンガム作)の3冊の朗読と紹介があったのですが、先生の声の深みや温かさがとても心地よく、読み手によってこれほどまでに印象が変わるものかと驚きました。
 「絵本は1回読んだだけでは余裕ができない。何度も何度も読んで子どもに伝えるべき」というお話が特に印象に残りました。読み手がその絵本を何度も下読みし、いい気分で読んでいれば子どもにも本の楽しさが伝わるはずだが・・という言葉には、読み聞かせブームの中、読み手の姿勢はどうなのか?本当に子どもに向けられているか?ということを考えされられました。
 
 午後は作家のとよたかずひこ先生の講演。代表作『でんしゃにのって』にまつわるエピソードでは、このストーリーが、ものの10分で作られ、肩の力を抜いて自然に作られたということや、それまではご自身のお子さんのために作ったものが多く、結果的に、わが子にうけてもよその子に受け入れられない作品が多かったそうですが、これは先生がご自身のために楽しんで作ったというお話でした。
 ちなみに、『ボートにのって』は、井の頭公園が『さんりんしゃにのって』は、子育て真っ最中だったころに住んでいた東久留米の団地の公園がモデルになっているそうです。
 そのほかにも、バルボンさんシリーズや、ももんちゃんシリーズについての裏話もたっぷりと。シリーズ化の過程での、編集者とのやりとりや、キャラ設定の苦労など、絵本作家ならではのお話でとても面白かったですよ。
 10月出版になるという紙芝居『あかしろうんどうかい』は、できたてほやほや、今回初披露だそうで、先生自ら演じてくださり嬉しいサプライズに大満足です。
 そして、ももんちゃんシリーズ最新作『ももんちゃんあーん』にもサインをいただき、お留守番していたヒメにプレゼント我が家の、とよたかずひこ先生のサイン本は、これで5冊になりました。
ももんちゃんあーんももんちゃんあーん
とよた かずひこ

童心社 2007-04
売り上げランキング : 168759

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 この絵本講師・養成講座は、全6回のスクーリングがあります。第5期の募集は年明けになるでしょうが、どうぞ関心のある方はコチラにアクセスしてみてくださいね。

 先日ご紹介した(過去の記事はコチラ)飫肥糺著『たましいをゆさぶる絵本の世界』も、ぜひお手にとっていただきたい!絵本リストや書評というものではくくれない、奥深く読み応えがある読み物です。
たましいをゆさぶる絵本の世界 (「絵本で子育て」叢書 1)たましいをゆさぶる絵本の世界 (「絵本で子育て」叢書 1)
飫肥 糺

絵本で子育てセンター 2007-06-25
売り上げランキング : 244664

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 200707221635000.jpg今回、飫肥先生にサインをしていただきました。そこには「絵本にあそぶ。ちょいといい気分」と書いてありました。そう、大人こそ絵本を楽しもう!という思いがこめられているのでしょうか。
 とよた先生に『バルボンさんとさくらさん』に、サインをもらい、「ほら、孫の名前でサインをもらったよ。いいでしょ、これ」と目を細め嬉しそうに本を見せて下さった飫肥先生。今頃7歳のお孫さんも喜んでいらっしゃるでしょうね。

 ピッツアぼうや

2007-07-18

ピッツアぼうや  ウィリアム・スタイグ/作 木坂涼/訳
ピッツァぼうやピッツァぼうや
ウィリアム スタイグ William Steig 木坂 涼

セーラー出版 2000-03
売り上げランキング : 25827

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

<どんな絵本?>
 友達と外で遊ぼうと思っていたのに雨がふってきたため、ご機嫌ななめのピート。
 そんなピートを見たお父さんは、
「そうだ ピーとでピッツアをつくったら たのしくなるかもしれないぞ」
 お父さんは、ピートをテーブルに寝かせて、生地をこねて(体をもんで)、足をひっぱり、空中飛ばしをし、油をふって(水をかけて)、小麦粉を振って(ベビーパウダーをふり)、トマトの輪切りをのせ(ボードゲームのコマをのせ)、チーズをのせて(紙切れ)・・・オーブンで焼いて(ソファーにねかせて)、出来立てのピッツアを切ろうとしたら・・
 ピートは逃げ出し、お父さんとお母さんは追いかけ、とうとう抱き上げられました。
 そうこうしている間に、雨はやみ、晴れてきました。
 それではと 上機嫌のピッツアぼうやは 外へあそびに行きました。

<初めて読んだ3才8ヶ月のヒメの反応>
 以前から気になっていた本。はじめて読んだときから、ヒメは大笑いでお気に入りの一冊に。「ピッツアぼうや」遊びはしばらくブームでした。とくに「空中飛ばし」をされるピートをうらやましがって(ヒメが重くて絵本のようには飛ばせないため)、「もっと高くとばして~」と無理な要求をしてきます
 
<おすすめポイント>
 こんなふうに遊んだら楽しいんだ!という、家の中での親子の遊び提案をしてくれる本。スキンシップをはかり、ユーモアを交えた会話を楽しむ様子は、幸せな充足感を与えてくれる。
 原題は『PETE`S A PIZZA』。それを、邦題『ピッツアぼうや』としたのがいい。語呂の良さそして、表紙の絵にある、ピートの満面の笑みにぴったり。
 
<現在4才0ヶ月のヒメの反応>
 以前にもまして「ピッツアぼうや」遊びの要求は強くなり・・今まではヒメがピート役に徹していたけれど、最近ではおとうさん役になりたがり、私はピートにされています。

<まつりかの感想>
 先週からずっと雨。幼稚園から帰ってきても、家の中で過ごす日が続きました。
 最近のヒメのブームは、折り紙とあやとり。どちらも、きちんとしたものは作れませんが、なんとな~く、それとな~くのものが出来上がります。しかし、すぐに「コレ作って」「次はコレ作ってよ」と、私は指示されるばかりで少々うんざりすることも。

 この本を読むと、子どもが大きくなるつれて、スキンシップをはかる遊びが減ってきたことに気づかされます。 子どもは体を触れ合わせる遊びが大好きで、何かに見立てて遊ぶのも大好き。
 子どもとどうやって遊んだら良いのかわからないという人や、最近子どもとスキンシップをとってないなという人・・「ピッツアぼうや遊び」はおすすめです。

 カバーの前袖にはこう書かれています。
しつもん だれかが ご機嫌ななめ だったら どうする?」
こたえ そんなの かんたん! いま すぐ ピッツアに しちゃうのさ!」
 

 かみさまからのおくりもの

2007-07-07

かみさまからのおくりもの   樋口通子/作
かみさまからのおくりものかみさまからのおくりもの
ひぐち みちこ

こぐま社 1984-01
売り上げランキング : 7895

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

<どんな絵本?>
あかちゃんが うまれるとき かみさまは ひとりひとりの
あかちゃんに おくりものを くださいます。

神様からの贈り物を運ぶのは天使。
うまれたばかりの5人の赤ちゃんとお母さんの元へ、天使は贈り物を届けます。
ほっぺの赤い赤ちゃんには・・・よくわらうを。
大きい赤ちゃんには・・・・・・ちからもちを。
泣いている赤ちゃんには・・・・うたがすきを。
よく動く赤ちゃんには・・・・・よくたべるを。
すやすや寝ている赤ちゃんには・やさしいを。
そして子どもたちはそれぞれに、神様の贈り物のとおりの子になりました。
「かみさま すてきな おくりものを ありがとう」

<初めて読んだ2才0ヶ月のヒメの反応>
2才の誕生日の時に、読みました。
最後に5人の子どもが並んでいる場面が好きで、「これがいい」と指差したのは、「よくわらう」の女の子でした。
 
<おすすめポイント>
 文章は、一行一行が、静かに語りかけるようで、そこに紙の貼り絵が、絵本全体を柔らかで優しい雰囲気で包んでいます。
 この絵本のもとになったのは、作者が子育て中に作った手作り絵本「かみさまからのおくりもの」。お母さんがつくった絵本ということでお嬢さんが気に入ったということ。
 あとがきでの作者の言葉には「子どもを親や社会の気に入るように変えようとするのは大人の横暴で、子どもの本来持っている個性を壊してはならないことを、私に気づかせてくれました。」とあります。

<現在4才0ヶ月のヒメの反応>
 ヒメは絵本を見ながら、自分のことを「よく笑うし、歌が好きだし、よく食べるし、優しい」と。「ちからもち」だけは否定しています。
 「神様はいっぱいくれたね~」と喜んでいます。

<まつりかの感想>
 7月6日・・「ヒメ」が4才になりました
7月に入り、毎日カレンダーを見ては「もうすぐ4才だね」と楽しみにしていたヒメは、誕生日の朝、目覚めの第一声に「もう4才になった?」「見て見て~なんか大きくなったみたい」と言って、うーんと伸びをしていました。

 実は、ヒメは相変わらず、毎朝園バスに乗り込むときに泣いているんです。「お母さんと離れて寂しい」というのが理由らしいのですが・・しばらくバスが走っていると泣き止んで、園では楽しく過ごしているという先生の言葉を信じて、朝のバス停でのぐずりは、ヒメなりに気合を入れる合図なんだろうなと思うことにしています。 
 
 「よく泣く」「おしゃべり」「よく踊る」「よく笑う」「よく文句をいう」「甘えんぼ」「怖がり」「小心者」・・・ヒメはこんな子です。
長所はともかく、短所を見つけると「一体誰に似たんだろうね~」と、ちゃっかり相方の遺伝子のせいにしてしまいます
 
 最近は、わが子を見るとき「ただ可愛い」だけではなくなってきました。幼稚園という社会にデビューしたヒメは、親の知らない世界を持ち、幼いながらに悩んだり嫌なことを経験しているようで、その反動で親に甘えたり、反抗したりすることも多くなってきました。ですから、ほめることよりも怒ることの方が多い日もあり、反省の日々です。
 
 4才・・・そう、娘同様、私も親業4年目。
 きっと、これからも神様はヒメにたくさんの贈り物(個性)をしてくれることでしょう。私は親として、神様が下さった贈り物(子ども)を大切に見守っていきたいと思います。

 


 たましいをゆさぶる絵本の世界

2007-07-01

たましいをゆさぶる絵本の世界  飫肥糺
たましいをゆさぶる絵本の世界たましいをゆさぶる絵本の世界
飫肥 糺

絵本で子育てセンター 2007-06-25
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 
 飫肥糺・・・この著者の名前は、オビ タダスと読みます。
今回は、この方の著書『たましいをゆさぶる絵本の世界』をご紹介します。

 「子ども時代に子どもの本を読まなかったぼくが、大人になって子どもの本を読む。」 
 著者は、大人になってわが子への読み聞かせを機に絵本に魅了され、のちに児童書の編集に関わるまでになったといいます。
 
 これは、著者の体験、歴史、現代社会状況などからそれぞれの絵本を見つめ、その印象をエッセイとしてまとめたものです。
 約40のセレクトされた絵本は、どれも著者の心を真に捉えたものばかり。エッセイには、絵本の文、絵の構成や技術的な面を評すだけでなく、なぜその絵本が子どもも大人も魅了するのかを独自の見解で語られています。

 あとがきには・・・この本は、「個的な読み方を綴ったにすぎない。・・・絵本は各人各様の読み方があっていいとおもう。どんな読み方であっても、扱っている作品は多くの大人や子どもが感じ入る作品としてこれからも読まれていくだろう。」とあります。
 ロングセラーで、私も何度となく読んだ絵本も数多く挙げられているのですが、飫肥氏の視点により、既知の絵本が新鮮な見え方をするのも事実。そして、「久しぶりにあの絵本読んでみようかな」という気持ちにさせてくれます。
 
 実はこの本、わたしが絵本講師として在籍しているNPO法人「絵本で子育て」センターより、6月25日に出版されたものです。
 著者である飫肥氏は、絵本講師の養成講座でも教鞭をとってくだっている方なんですよ。
 良書絵本選びの参考にもなりますし、絵本好きのみなさんにぜひ手にしていただければと思っています。
 
 Amazonでも買えますし、書店でお尋ねいただいても結構です。また、当センターに連絡していただくこともできます。詳しくはコチラ新刊本の紹介にアクセスしてくださいね。

 
 



 
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
img18701.gif

・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

最近の記事+コメント
絵本ブログが集まっています♪

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ
にほんブログ村

カテゴリー
ブログ内検索
Amazon検索

with Ajax Amazon

カウント(18年8月~)
Twitter
リンクさせてもらってます
自分のサイトを登録 by BlogPeople
Amazonお買い得絵本
カレンダー(月別)
06 ≪│2007/07│≫ 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新の紹介本

講座のご依頼・お問合せはこちらでどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文:

【絵本が好きな人へ】
アクセスランキング
ゴガクル
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。