20日間もの長い間、帰省しておりましたが・・ようやく我が家に戻ってきました。
戻ってきて早々、浦和に行く用事があり、それならば是非に行っておかねばならないものが!!というわけで コチラ![]() ぐりとぐらとなかまたち 山脇百合子絵本原画展 23タイトル、320点の原画や資料が展示されています。 『ぐりとぐら』シリーズの原画はすべて見られますし、その他、『そらいろのたね』『あひるのバーバちゃん』『もりのへなそうる』『いやいやえん』『どこでおひるねしようかな』『おひさまおねがいチチンプイ』などなど、もりだくさん。 細やかな筆使いや、水彩絵の具のみずみずしい色づかい、インクの滲みを消した修正液の跡もじっくりみることができますよ。 それになんといっても、未使用原画が見られる! 『ぐりとぐら』で、卵の殻を車にしますけど、おそらくこの前段階の絵でしょうか、ぐりとぐらが、殻をかぶっている絵があるんですよ。しかも、この卵の殻には、薄くクリーム色が塗られています。絵本だと真白になっているんですけれど。 展示作品も、5才のヒメ目線でも十分見ることができる高さに並べられ、中学生以下無料というのも気が効いています。 絵本がゆっくりみられるスペースもあり、親が原画を見ている間、子どもたちが絵本を読んでいるという光景も多くみられました。 また、ぐりとぐらのかるたの展示は、とてもユニーク。読み札がプラスチックの箱に入っていて、壁には絵札が、あいうえお順に並べてあります。箱から一枚ひいて、絵札を探す・・・ヒメは、3回チャレンジ。「め」と「く」と「や」をひいて、一生懸命探していました。 このほか、展覧会関連イベントとして、さいたま市立図書館の職員による絵本の読み聞かせも会期中毎週水曜と金曜にあるようですし、会場の外のギャラリーの部屋には、粘土を使ってのワークショップが無料で楽しめるスペースがあり小学生たちでにぎわっていました。 しかし、私たちには40分しか滞在可能時間がないため、原画をみるのが精いっぱいだったのです。工作大好きなヒメが、「粘土やりたいよ〜」と半泣きになっているのを振り切って、ロビーにある記念写真コーナーで写真を撮ろうと、ぐりとぐらの帽子をかぶらせたものの 、ワークショップに参加できないことへの不満のため、相当むくれた顔で写っています。帽子も、青と赤とそれぞれ大小置いてありましたから、きっと大人もかぶって写真をとっていいのよね〜。でも「写真撮ってくれますか」と誰かに頼む勇気が出なかったわ。今になって後悔 。だって、ぐりとぐらは、童心に戻らせてくれる愛らしいキャラですものね。会期:2008年7月5日(土)〜8月31日(日) 会場:うらわ美術館 さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3F 問合せ先:TEL 048-827-3215 http://www.uam.urawa.saitama.jp/news.htm 休館日:月曜日 入館料:一般500円(400円)、大高生300円(240円)、中学生以下は無料 ※( )内は20名様以上の団体料金 過去に記事にした、「ぐりとぐら」や、山脇百合子さんにかかわるものをあげてみますね。よろしければぜひ、ご覧くださいませ。 ・こどものとも絵本の世界展(2006年5月) ・『そらいろのたね』(2006年5月) ・『ぐりとぐら』(2006年6月) ・絵本のキャラをハンドメイド(2006年10月)→ぐりとぐらの人形を作っています ・『あひるのバーバちゃん』(2007年5月) ![]() |
相変わらず、実家におります。
私は、この街で高校生まで過ごしましたが、大学も就職も戻ってくることはありませんでした。 そのまま結婚し、気がつけば、外に出てからの人生の方が長くなってしまいました。 つまり、地元の友人とはすっかり疎遠になっているのです。 数人の仲の良い友達には、子供がまだいなかったり、かたやもう中学生になっていたりと、ヒメと遊んでくれる子がいない。 海・プール・川・公園・・せめて子供の声のする場所へと出かけてはいるんですけどね。 人口も少ないわりに、どこに行っても知人に偶然出会うということもなく、 かわいそうなことに、ヒメはこの2週間の間、ず〜っと身内以外とかかわらずに過ごしています。 私の妹は、地元でプリザーブドフラワーの教室を開いています。 オーダーメイドでブーケを作ったり、ネットショップも開いています。 不器用な姉とは大違いで、昔から細やかな作業を得意としている彼女。 それならば、私が苦手とする領域は、妹にお願いしちゃいましょう。 てなわけで、ヒメは妹宅にお邪魔して、プリザーブドフラワー製作の体験をすることに。 麻をハート型にしたリースに、ポンポンダリアのプリザーブドフラワーに、小花とイチゴの模造やキラキラの星型を準備してもらい、ヒメはそれを、ちょいちょいと並べ・・・ヒメの指示に従って、わたしがグルーガンを使って接着。 妹がリボンを結んでくれて・・ こうして、出来上がった作品はこちら なかなか、上手でしょ〜。もっとよーく見てもいいよ!って方は、妹のブログ記事(prier diary)をご覧くださいませ ![]() こちらには、ヒメの3歳のときの作品もアップされています。 また、そんなお花とかかわりのある妹を連れだし、山口県柳井市というところにある「やまぐちフラワーランド」に行ってみました。こちらでは、押し花体験ができました。 コースターや、ランチョンマット、ストラップなどが作れるのですが、ヒメはコースターとストラップ作りに挑戦。 ![]() 20種類近くある押し花から、自分の好きなものを選んで作っていくのですが、ヒメはリカチャンパンジーをメインに置いて、周りを小花であしらっていました。 迷うことなく花を選び、配置して、10分足らずで完成させたヒメに対し、私も妹も一枚のコースターを仕上げるのに20分近くかかってしまいました。 「うまく仕上げたい」という欲がないのでしょう、発想も豊かでのびのびした作品をつくるのが子ども。 このしなやかさを、いつまでも持ち続けてほしいなと思いました。 「6歳になったら、また作るからね!」と妹に宣言していたヒメですが、さてどんな作風に変化するのか楽しみです。それまでブログが続いていればぜひアップしたいと思いますが。 では、ここでちょいと柳井市のご紹介を。 柳井市は白壁の町として有名なんです。(柳井商工観光課ホームページをごらんください) 室町時代からの町わりが残っており、江戸の商家の家並みが約200メートル続いています。 毎年8月13日に「金魚ちょうちん祭り」というのが行われ、軒先には金魚がつるされているんです。 地元では夏の風物詩。とはいえ、私もはじめてこの町なみを訪れたのですが、とても落ち着く素敵なところでしたよ。残念ながら13日のお祭りにはいけませんが、大きな「金魚ねぶた」の練り歩きが圧巻なのだそう。ぜひ来年帰省の折には参加してみたいなと思っているところです。 みなさまもぜひ一度、「おいでませ山口へ」 ![]() |
はしれ!チビ電 もろはしせいこう/作
<どんな絵本?> 夏休み後半、ユウキとサトシとカズは、公園でごろごろしていた。 そこにユウキの弟モトキが、ゴミ捨て場から台車を拾ってきた。 「それで でんしゃを つくろうよ。ダンボールばこ つかってさ。」 「いいね、やろう やろう」 台車に段ボールをガムテープでつけていると、ダイちゃんと、タクヤ、マイちゃんもやってきた。 パンタグラフや、バンパー、懐中電灯をはめこむ穴、窓、ドアを作り、色を塗って・・・。 「このでんしゃに なまえつけようぜ」 「ちいさいでんしゃだから チビ電がいいよ」 「いいね それ」 ようやく完成したところに、おやつのスイカを持ってきた、ユウキのお母さんから、サトシが夏休み明けには転校することを聞いたみんなは、言葉につまった。 「ぼくも てんこう したくないけど、しょうがないよ」と、サトシはうつむいた。 スイカを食べて少し元気がでたみんなは、このチビ電でガードをくぐって遊ぼうと考える。 車体をひっぱる人、押す人、中に乗る人。 みんなの注目の的。 そして、ガードにつくと、 「どきどきするよな」「じゃ いくぞ」「それー」ガタガタガタガタ・・ゴオオオオン・・・ガラガラガラ・・・ ガードの下り坂を一気に下る。みんな、日が暮れるまで町中を走り回った。 「なあ、サトシ、てんこうしても おれたちのことわすれるなよ」 「うん」 「あーいつまでも、こうして ずーっと ずーっと あそんでいたいよなー」 ユウキの家につくと、お父さんがカメラで写真をとってくれた。 <初めて読んだ3才10ヶ月のヒメの反応> ガードをチビ電で下る場面にさしかかると、体を揺すりながら興奮が伝わってきます。ガラガラ・・・という音とともに走り抜けている絵に、「すごい、おもしろそう!」と満面の笑みで、聞いています。 <おすすめポイント> 考えられた構図と、臨場感のある絵、子供たちの生き生きとした表情と、会話が物語を最後までぐいぐいひっぱっていきます。廃材が、子供たちのアイデアと工夫により、楽しい遊びになっていく過程は、読むものをわくわくさせ、またそれを見守る大人たちの姿が絵にしっかり描きこまれているところも、物語に温かみが伝わっています。 <現在5才0ヶ月のヒメの反応> 最初に読んだ時と同じく、ガード坂を下る場面には、相変わらず手に汗握る興奮があるようで、ページをめくる前からにやにやしています。 チビ電制作作業に、子供たちの言葉がゴシック体で小さく書かれているところをじっくり読んでほしいといい、「この子が、これを考えたのか〜」「この子は何にもしないでふざけてるね〜」など、絵を隅々まで見て楽しんでいます。 <まつりかの感想> このお話は、公園でゴロゴロしているユウキとカズとサトシの場面から始まります。 「ねえ、 ユウキくん なにかして あそぼうよ」と、また サトシがいった。 「うーん・・」ぼくもカズも きのないへんじ。 サトシは、この時転校することを明かしていません。ただ、もうすぐお別れすることになる友達と何かして遊びたいと思っていたのでしょう。モトキが偶然拾ってきた台車を使って、チビ電を作り、町中を走り回るという、楽しい思い出ができたわけです。 「おれたちのこと わすれるなよ」「うん」 と、夕暮れをバックにチビ電を走らせる子どもたちの姿には、サトシと他のみんなの距離がぐっと縮まり、絆が強くなっている様子があらわれています。 きっと大人になっても、記憶に残っているんだろうなという、かけがえのない思い出になったに違いありません。 この本には、子供たち自らが考え、それを温かく見守る大人がいます。「こうしたら、ああしたら」という指示をするのではなく、子供の意思に任せているのです。 一人っ子で5歳のヒメに、私はどうしても、手をとり足をとり。じっくり眺めて待ってあげるということが苦手ないのですぅぅぅ。 だからこそ、ヒメは、この本がとてもお気に入りなのかもしれません。大人の手を借りずに友達同士で楽しんでいる世界、いつか自分もやってみたいなという憧れの世界がここにはあるから。 絵に出てくる、車のナンバーは「長岡」。気になって調べてみますと、作者は新潟県長岡市柏町にある千蔵院の副住職さんなのだそうです。本業は、絵描きですが、お寺のこども祭りのイベントとしてはじめた、超大型紙芝居の制作を主になさっていて、絵本はこれが処女作にあたるそうです。ここに出てくる「あさひまちガード」「南町公園」「柏町」なども実際にあるそうで。長岡市民のみなさんには、たまらない一冊でしょうね。 ![]() |
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