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 しょうたとなっとう

2009-01-30

しょうたとなっとう   星川ひろ子・星川治雄/写真・文  小泉武夫/原案・監修
しょうたとなっとう (ふしぎいっぱい写真絵本)しょうたとなっとう (ふしぎいっぱい写真絵本)
星川 ひろ子

ポプラ社 2003-11
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<どんな絵本?>
しょうたは、なっとうが だいきらいです。
初めて食べた3才の時、手についたねばねばが体中に広がったように感じて、5才の今でも大嫌いなのです。
しょうたのおじいちゃんの仕事は農業です。
夏の初め、しょうたは、おじいちゃんと一緒に畑に青大豆を蒔きました。
やがてぐんぐん大きくなり、しょうたが楽しみにしていた枝豆になりました。
秋の終わり、久しぶりに畑にいったしょうたは、大豆が枯れているのを見ます。
さやを割ってみると、蒔いたのと同じ、青大豆が入っていました。
刈り取って、むしろに並べられた青大豆。
来年蒔くのに取っておくだけでなく、煮たり煎ったりして食べ、みそや しょうゆ、とうふにもなるということを、おじいちゃんは教えてくれます。
「へえー、だいずって なんか にんじゃみたい!」
「そうだな。でも、まだ とっておきの へんしんがあるんだかんな」

冬の朝、おじいちゃんはかまどで大豆をゆでました。
ゆでた大豆を何粒も頬張る、しょうた。
おじいちゃんは、おばあちゃんといっしょにアツアツの大豆を稲の藁苞(わらのいれもの)に詰め込み縛って、もみ殻の山に埋めました。
二日がたち、おじいちゃんに呼ばれたしょうたが行ってみると、わらの中には納豆が入っています。
「めには みえないけどもよ、わらの なかに すんでる なっとうきんが はたらいてな、だいずを なっとうに へんしんさせたっつうわけだ。」
しょうたは、自分のためにおじいちゃんが作ってくれた納豆を、息をとめて口にいれました。
「うまい!じいちゃん、なっとうって うまいんだ!」

<初めて読んだ3才9ヶ月のヒメの反応>
表紙の写真を見た時から、「何?この本」と興味津々。方言をたどたどしく読む私の言葉を聞いて、「ねえ、これも日本語なの?」って。しょうたが納豆を嫌う表現が、面白くてしかたないようです。

<おすすめポイント>
納豆ができるまでを、しょうたとおじいちゃんとの交流をからめながら描いた写真絵本。季節を追って物語は進みますが、フォントの色も3つに分かれています。青大豆を蒔く初夏は色、枝豆がみのった盛夏は、かり取りの秋と冬は色。
おじいちゃんと孫の会話と、二人が笑顔で寄り添う写真がとても温かい背景に、大豆が成長し、納豆に加工されるようすを描いています。

<現在5才6ヶ月のヒメの反応>
枝豆と大豆が同じものだということが驚きだったようです。また、納豆は本来このように作られているものだというのも知って、市販のパック入り納豆はどうやってつくられているのかとか、わらに包まれている納豆を食べてみたい、と好奇心はつきないようです。

<まつりかの感想>
実は私も、枝豆と大豆が同じものだというのを知ったのはこの本からなのです
節分もちかくなり、いり豆をあちこちで見るたびに、ヒメは、「ゆでて、わらづとにいれて納豆に変身させたい」といい、「わらってどこに売ってるの?」「もみがらって何?」・・・

納豆を食べる時も、かきまぜながら、「なっとうきんはよ、目に見えないけどもよ・・・」とぶつぶつ。そういいながらも「なっとうきん見えたよ。ほらほら、伸びてきた~ネロネロ~」と言いながら楽しそうに食べています。

こういうのを食育っていうのかしら?
絵本で何かを教え込むのはつまらないと思っているけど、聞いている子どもは、自然と何かを感じ取って日常に取り入れて楽しんでいるのでしょうね。

この本を監修している小泉武夫氏は東京農業大学教授です。
あとがきにはこう書かれています。「わたしがこの写真絵本づくりに参加したのは、納豆をはじめとする豊かな日本食を、子どもの頃からしっかりいただき、心身ともに健全な日本人に育ってほしいとのねがいからです。」
食に対する興味、自然や科学にたいする興味を持ってほしいという、教授の想いをおしつけがましくなく伝えることに成功している本だと思います。
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theme : 絵本ブログ
genre : 育児

 

2009-01-21

あ   大槻あかね
あ (こどものとも絵本)あ (こどものとも絵本)
大槻 あかね

福音館書店 2008-11
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<どんな絵本?>
人型の針金。
表紙ではおもいっきり走っていて・・
中表紙では、「あ」のタイトル表示の横で、ピタッと立ち止まっている。
歩いていくと「」・・・ジョッキが。ちょっと首をかしげて、持ち手部分のまねをして手を腰にあててみる。
次に出会うはポット。「ひょ」と注ぎ口のまねをしてみる。
逆さまになっているマヨネーズ。「」と自分も逆立ちしてみる。

出会うものは、さまざまです。綿棒や手袋、耳かき、瓢箪・・・
最後に出会うはファスナー。足を乗せて・・スライドしたら・・「ひゃっほう」

<初めて読んだ、現在5才6ヶ月のヒメの反応>
「あ」「ひょ」「よ」「は」「む」など、絵をみながらいろんな言い方をして、「これはね~たぶん●●な感じなんだよね~」など、針金の気持ちの代弁をしている(?)。
文字描写が簡単なので、最初手にしたときから「自分で読む」と言っていたのですが、楽しいので、わたしに伝えたくて仕方がないのか、「読んで、読んで」と持ってきます。

<おすすめポイント>
針金でつくられた人が、初めて何かに出会った時の、新鮮な気持ちを、短い言葉であらわした写真絵本。「これ、なんだろう?」「なにに使うのかな?」「こうしたらおもしろいかな?」そんな言葉が聞こえてきそうな人型の針金の動きがユニーク。各ページは、やわらかに差し込む日差しの中にある針金と「もの」を映した写真に、シンプルな言葉が添えられています。
2008年11月ハードカバー化され出版。

<まつりかの感想>
 この針金の動きは、とても無邪気。思いっきり走ったり、急停止したり、思わぬ使い方をしてみたり。
子どもが初めての「もの」に出会った時に抱く気持ちを、無機質な針金に命をふきかけていて、シンプルながらも、心に留まる絵本です。
 
 先週の3連休に、ヒメは嘔吐下痢症にかかり、その週は幼稚園を休んでいました。日中たっぷりある時間を絵を描いたり、工作したり、ピアノを弾いたり、お菓子を作るお手伝いをしたり、絵本を読んだりして過ごしていたのですが、ちょっとこの針金をまねして作ってみようか?ってことになり、こんな感じで遊んでみました。
009_convert_20090121053231.jpg葱で綱ひき
010_convert_20090121053311.jpg「リリアンで空中ブランコ」
012_convert_20090121053344.jpgスーパーボールでバランス・・保つ編013_convert_20090121053426.jpg崩す編」
ちなみに・・
この絵本のように、「もの」との出会いの新鮮さや、まねをして楽しむ針金くんを表現してはいません。ただただ、針金を曲げて遊んでいるだけなので、テーマも意味不明なものとなっていますが・・あしからず019_convert_20090121054529.jpg
やってみて感じましたが、針金の微妙な曲げ方でいろんな気持ちを表現できるもんですね。
では、ヒメは「この針金がお風呂に入っているのがいい」というので、コチラ(アイデア・撮影ともにヒメ)

theme : 絵本ブログ
genre : 育児

 絵本原画展+・・

2009-01-15

現在行われている絵本の原画展で、行ってみたいな~と気になっているものを3つご紹介します。

酒井駒子氏 『くまとやまねこ』原画展 
会期:2009年1月10日(土)~1月31日(土) 
会場: クレヨンハウス東京店
参考URL:クレヨンハウスイベント情報


元永定正展 「いろ いきてる!」
会期:2009年1月10日(土)~2月22日(日)月曜定休
会場:損保ジャパン東郷青児美術館
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン本社ビル 42階
参考URLSONPO JAPAN MUSEUM OF ART

くまのがっこう絵本原画展~くまのこたちの世界へようこそ!
会期:2009年1月14日(水)~19日(月)
会場:松屋銀座8階大催場
参考URL松屋銀座

そして、絵本ではないのですが、ぜひ足を運びたいのがこちら。
この目で、骨董の数々を見てみたいのです。

白洲次郎と白洲正子展
会期:2009年1月2日(金)~22日(木)
会場:そごう美術館(そごう横浜店6階)
参考URLそごう美術館

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 特急キト号

2009-01-13

特急キト号   ルドウィッヒ・ベーメルマンス/作  ふしみみさを/訳
特急キト号特急キト号
Ludwig Bemelmans ふしみ みさを

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<どんな絵本?>
南米エクアドルのアンデス山脈を通る、小さな赤い機関車「キト号」。
ペドロという名の、まだ「ダダダダ」しかいえない幼い男の子は、キト号に憧れていました。
ペドロは一日中庭にすわって、小枝を手にもち、ござに広げたトウモロコシを、2羽のニワトリが食べないように見張っていますが、一日一回キト号の通るときだけは、夢中で機関車を見つめています。

ペドロのお父さんは、粘土で壺やお皿を作り、お母さんがそれを市場に売りに行きます。姉さんのカルメラも、ペドロをおぶって、頭にオレンジを乗せ一緒に市場に行きます。
キト号がホームに入ると、カルメラはオレンジを売ります。
しかし、ある日、ペドロはひとりホームを横切り、汽車にのりこみ、そのまま出発してしまいました。

キトの駅に着くと、車掌さんは驚きましたが、「ダダダダ」しか言えないペドロを家に連れて帰り、世話をして、翌朝またキト号にペドロを乗せて、次の目的地、海岸の町グアヤキルに向かいます。

グアヤキルのホテルに泊まり、翌日キトへ。そして、とうとうキトからオタバロへ戻る日。
駅につくたびに車掌さんは「この子をしりませんか?」と尋ねます。
4日前にペドロが汽車に乗ったオタバロの駅。
そこには姉のカルメラが来ていました。
ペドロが 車掌さんのうでの中で はげしくとびはねました。
「ダダダダダダ!」
車掌さんがペドロをカルメラにわたしたとき、発車の汽笛が、なりひびきました。
車掌さんは、 キト号のうしろに立つと、ちいさく・・・
ちいさくなって、とうとう見えなくなりました。


<初めて読んだ3才9ヶ月のヒメの反応>
冒頭から非常に難しく、理解不能という感じ。7ページ目にペドロが登場して、ようやく少し話に乗ってきましたが、長くて最後まで聞くのがやっとでした。
ペドロの「ダダダダ」の言葉には、マネをして喜び、思いがけず汽車に乗ってしまいそのまま発車していく場面には、「どうなるの?」と言っていましたが、物語の時系列や、背景を理解できないようでした。

<おすすめポイント>
素朴でのびやかな絵は、アンデスの山の土や壺の色を思わせる茶色一色で描かれています
汽車が好きな男の子ペドロの愛らしい表情と、好奇心のままに行動する様子。アンデスの風土で、家族がそれぞれに仕事を分担していく様子や、ペドロに関わる大人たちの温かさが伝わってくる物語。
1937年ごろ、作者がエクアドルを旅して、特急キト号に乗り、人なつっこく親切なインディオたちや、活気のある市場などを見て、エクアドルが大好きになったことからこの絵本ができたそうです。

<現在5才6ヶ月のヒメの反応>
「ダダダダ」しか話せない赤ちゃんなのに、4日も家族とはぐれてしまっているということに「すごいね、この子」といいながら、再会の場面で「ダダダダダダ!」と「ダ」の数が多くなっているところが大好きなんだそうです。頭に乗せたかごにオレンジをいっぱい詰めて、背中に子どもをおぶっている女性の姿は不思議なようで、質問攻めです。

<まつりかの感想>
もし地球が このレモンだとすると、まん中にまいてあるヒモが 赤道です。
赤道は 地球をふたつに分け、太陽は その真上を通ります。
レモンの先は 北極と南極で、つめたい氷に おおわれています。そして、ちょうど ヒモのむすび目の下にあるのが、エクアドル。太陽が 一年中さんさんとふりそそぐ、あたたかい国です。


冒頭はのようにはじまります。
最初にヒメに読み聞かせたときには、???となったこの導入部分ですが、読めば読むほど、なんて味のある素敵な描写なんだろうと感心してしまうのです。
以前から部屋に世界地図を貼っているのですが、最近ようやく興味をもつようになってきました。ですから、「エクアドルってどこ?」「赤道って何?」とたずね、地図に首都「キト」を見つけたときは、物語を身近に感じられたのでしょう。
未知への興味、日本からこんなに遠くの国のお話を知ることができる喜びも感じたのだと思います。

ペドロは憧れのキト号に乗り、行きついた海岸の町では船にも乗ります。ペドロの家族は、質素な生活で、おそらく誰も乗って旅したことがないのではないかと思うのですが。
「ゾウの耳ほどもある おおきな葉が 窓にあたり、光がさしこむと、まるで みどりのビンの底に いるようです。」
「グアヤキルは、まち全体が おいしい朝ごはんのような においがします。」
・・・・・・などなど、アンデス山脈からジャングルを通り抜け、海へと向かうこのキト号に、一度乗ってみたいと思わせてくれる、表現がたくさんあります。
ペドロをとりまく人々の温かさとユーモアもあり、優しい気持ちになれる絵本です。

tag : 読み聞かせ

 3年目突入です

2009-01-09

このブログも、とうとう3年目に突入です。
開設以来、ずっと同じ壁紙でしたので、ちょっと気分を変えまして、
新しいものにしてみました。
まだ自分が慣れてなくて、立ち上げて「あっ、間違えた」と思って閉じてしまうことも何度か^_^;
もっと使い勝手のいいものにカスタマイズしたいんですけどね。
仕方がイマイチわからんのですわ
しばらくは、このままでいくことになると思います。

さて、早いもので、3年前は2歳だったヒメも、5歳になりました。
娘の成長とともに、私の絵本への関心事は、みなさんとの出会いもあって、こうして細々ながら続けていくことができています。
本当に感謝感謝でございます。

開設したころには、「ヒメ語録」なるものを掲載していました。
日々、語彙が増えていくヒメを見ているのが楽しくて。。。
今では、おしゃべりできるのが当たり前なので、あえて取り上げることもなかったのですが、毎日日記をつけているので、「えっ?」と思うようなことを言った日に書きとめていた言葉、ここ数か月の日記から抜粋してみます。

わたしからすると、あの子の言うことは納得いかないんだよね」(→「~からすると」「~にとっては」というのを覚え、やたらに使いたがっていました)
△△先生は、やさしくて面白いの。□□先生は、おこりんぼだけど、悪い子をちゃんと叱ってくれるから、□□先生のほうが好きだな
お母さんは結婚しているから、じいじやばあばと一緒のお墓に入れないの?それなら、○○(ヒメ)も結婚したくない。死んだらお母さんと一緒のお墓に入りたいから
「○○(ヒメ)の体の中には、おじいちゃんやおばあちゃんや、ひいばあちゃんやひいひいばあちゃんの血も流れてるの?
ねえ、アメリカは、いま夜?中国は?」(→なぜか時々こういうことを聞いてきます)
お母さんの用事につきあってあげたのに、○○(ヒメ)のいうことには、ちっとも聞いてくれないね。そんなんだったら、天罰がくだりますわよ」(→『マドレーヌといぬ』のマドレーヌちゃんのセリフを使っているんだと思います
今、お花に水をやったらね、ぐいっと大きな背伸びをしたよ
あーあ、いやだいやだ、めんどくさいしな~。この日が来ませんようにって神様にお願いしよう」(→予防接種の予定を告げた時の発言)
工作が好きだから、大きくなったら、おもちゃとかを作る人になりたい。そういう大学ってあるの?

もっともっとあるのでしょうが、大半はその場で忘れてしまいますけど。
こうしてあげてみても、随分いろんなことを話すようになったんだなあと思います。
子どもの3年はすごい。わたしはこの3年の間に何か成長しているのだろうか???

このブログは「絵本は子どもに読んであげるもの」という考えのもとに綴っております。。。
ですから、超個人的、超ドメスティックな内容になっており、お目を汚していることも多いと思いますが、どうぞふらりお立ちよりくだされば嬉しいです
時々、コメントもくださいませ。
では、3年目もよろしくお願いします
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 番ねずみのヤカちゃん

2009-01-06

番ねずみのヤカちゃん   リチャード=ウィルバー/作 松岡享子/訳 大社玲子/絵
番ねずみのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)番ねずみのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)
Richard Wilbour 松岡 享子

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<どんな絵本?>
あるところに、おかあさんねずみと、四ひきの子ねずみがいました。
子ねずみたちのうち、三びきは、おとなしくて、しずかな子でした。
でも、四ひきめは、「やかましやのヤカちゃん」とよばれていました。
どうしてこんな名前がついたかは、このお話をよめばすぐわかります。
ヤカちゃんたち一家は、ドドさんの家にすんでいました。


ドドさんとおくさんの家の壁と壁のすきまに住んでいるヤカちゃん一家。
お母さんがある日、もう自分たちで食べ物をみつけて自分で暮らしていってもいいころだから、と4匹に話をします。
ドドさんたちに気づかれないための注意を3つ。
①昼間は外を出歩かない
②台所に行ったあとは、証拠を残さないように片付ける
③けっして音をたてない・・・これが一番大切なこと。

「わかったかい?」とおかあさんはいいました。
「うん、わかったよ、おかあさん」と、一ばんめの子ねずみがいいました。
「うん、わかったよ、おかあさん」と、二ばんめの子ねずみがいいました。
「うん、わかったよ、おかあさん」と三ばんめの子ねずみがいいました。
「うん、わかったよ、おかあさん」とヤカちゃんがいいました。
(ほら、ね。これで、ヤカちゃんが、なぜ「やかましやのヤカちゃん」とよばれるようになったか、わかったでしょう)

・・・
お母さんは、ねずみとりや、猫にも気をつけなければならないことを言います。
しばらくして、ドドさんは、家にライオンでもいるのではないかと思うほどの大声に気味悪がりますが、その主がねずみではないかと察するのです。
そこで、ねずみ取りや猫をつかって罠をしかけるのですが、どちらも役にたたず。とくに、ヤカちゃんの大声に驚いた猫は震えて椅子のしたに隠れるくらい。
しかし、ある晩、ドドさんの家に泥棒が入りこんだときは、この大声が役に立ち泥棒を追い払います。
「うちの番をする犬を番犬っていうけれど、あれは、わが家の番ねずみだねえ」
そして、ドドさんたちは、毎日ネズミ穴の前においしいチーズを置いてやることにしました。

<初めて読んだ4才11ヶ月のヒメの反応>
「うん、わかったよ」のくだりは、涙をこぼしながらの大爆笑。その場面ばかり何度も読んで読んでとせがんできます。
ねこに見つかりそうになったり、泥棒から身を隠す場面には、布団を頭まですっぽりかぶりドキドキしながら聞いていましたが、最後まで、休むことなく一気に読破です。

<おすすめポイント>
長い物語ながら、軽快なストーリーの運びと、想像を高めてくれる挿絵が最後まで物語を引っ張って行ってくれます。ヤカちゃんのセリフ部分は、大きいフォントで書かれていて、そこを強調して読めるように表されています。
注意することが3つ、ヤカちゃんが出会う危機(ねずみとり、ねこ、泥棒)も3つなど、1,2回目で話を意識させ3回目で決着するパターンや、ねずみとりやねこの怖さを伝えるのに、お母さんが歌にするところや、導入部分の読者への引きつけなど、聞き手にしっかりと話を定着させる工夫がなされています。

<現在5才6ヶ月のヒメの反応>
ヤカちゃんのセリフ部分は、自分で読みたがります。大きなフォントがページに表れただけで可笑しいらしく、大きな声で読んではゲラゲラ爆笑しています。
ハッピーエンドも嬉しいらしく、「おしまい!」の文字がかかれたページを見ると「あ~おもしろいね」とすっきりした表情。

<まつりかの感想>
新年最初の絵本を悩み、悩み、・・・
お正月の本?うーんどうしよう、丑年だしなあ~ウシ、ウシ、ウシ・・
なのに、あれっ?結局、去年の干支、ねずみの本になってしまいました

子どもに読み聞かせをしていると、笑ったり悲しんだり怖がったり、無表情で食い入るように見ていたり・・・反対に、まったく興味がなさそうにして聞いている本も多いのですが・・

ヒメが、体を揺らしたり、声をあげて笑ったりしながら聞く本というのは、自分と同じくらいの登場人物だったり、身近な話題だったりしますが、この本では、ヤカちゃんのずば抜けたキャラクターや、見つからないようにこっそり隠れて生活する上で注意しなければならないことがあってそれを守れるかどうかというスリリングな感覚というものに、子どもの心がかきたてられるのだと思います。

絵本と幼年童話との橋渡しになる本。
東京子ども図書館の「おはなしのろうそく」にも収められている物語で、素話として語られることもあるそうですから、小学生になり絵の助けがなくてもイメージできるようになってくると、語りで「きく」というのも楽しいかもしれません。
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 あけましておめでとうございます

2009-01-01

2009年が明けました。
旧年中は、あたたかいコメントをいただき、またみなさんのブログから「へええ~」「ふうん」という発見、「そうなの~!」っていう感動などなどたくさんの刺激をいただき、ありがとうございました。

今年もどうぞよろしくお願いします。

30日より、夫の実家に帰省しております。
お正月といっても、そんなに忙しくする実家でもないので、
少しだけおせちのお手伝いをしただけなんですけど。
めずらしく紅白を最初から最後まで見ておりました。
ヒメは普段まったくテレビを見ないので、ちょっとしたカルチャーショックを受けていたかしら。
はじめてポニョを歌う大橋のぞみちゃんを見て「この子が歌ってるんだね」と感激していました。
とまあ、のんきな大晦日が過ぎました。

こちら兵庫県の山の方ですが、非常に寒い!明日は雪をみることができるかな。
みなさんも暖かくして、いいお正月をお迎えくださいませ。
というわけで、
あらためまして

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします


プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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