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 銀座の絵本カフェに行ってきました

2009-04-23

先日、銀座教文館にて、3月末から開催されています、まどみちお氏の展覧会に行ってきました。
と、その前に、せっかく銀座に行くのであれば、昨年秋にオープンした話題の絵本カフェにも行ってみようってなわけで・・002.jpg
まずは、絵本カフェ「Ma preferee」(マ・プレフェレへ。
銀座2丁目にあるビルの3階。
執事喫茶やメイドカフェの会社が経営しているというので、どんなメイドちゃんが出てくるのかしら・・と、ドキドキ。なんせ、一人でしたから。
エレベーターを降りて、しばし店の前に出されていたメニュー看板を覗き込んでいると漆黒のドレスを着たお姉さんが出てこられまして、丁寧に挨拶をしていただき、店内に案内されました。重厚な本棚に囲まれた広い部屋は図書館風です。
こちらのシステムは、まずオーダーしてからでないと絵本を閲覧することができません。
3種類から選べる日替わりパスタセット。私は白身魚とからすみのパスタをチョイス。サラダとドリンク付きで1500円です。
食事が運ばれるまで、店内見取り図を見ながら、書棚をみて回りましたが・・
仕掛け絵本と、外国作家の邦訳絵本が多くみられました。
ジョン・バーニンガムや、バージニア・リー・バートンという有名作家作品ももちろんあるのですが、エドワード・ゴーリー作品がやたらに多かったのも意外でして。なぜに???
怖くてきちんと読んだことがなかったのですが、手にしてみると・・・うーん、やはり我が家に置くのはちょっとなあなんて思いながら、食事が並んだところで、絵本を数冊持って帰ってきた私はテーブルの上に重ねておきましたところ、ウエイターさんに「お食事中はナプキンをかけさせていただきます」といわれまして、緑の布をはらり。。そうですね。汚れては大変ですもの。失礼しました。003.jpg

さて、このお店は、コンセプトが「子どものころに帰れる場所を」。ターゲットは、20代~50代の女性だそうです。
子連れOKとはいうものの、4才以上は、1オーダーしなければなりませんし、とても静かな店内なので走り回ったり、大声で話したりということがあれば、退席せざるをえないでしょうね。

もっとゆっくりしたかったのですが、食事と絵本を読むのとで1時間弱。そのあと展覧会を見て講演会に参加するために後ろ髪をひかれる思いで出てきました。
次回訪れるときは、時間に余裕をもっていき、じっくり滞在してみたいと思います。

こちらのお店、松屋銀座店からも近いこともあってか、近々開催される『ミヒャエル・ゾーヴァ展』(松屋銀座店HP)とのコラボ企画がありました。
嬉しいことに、お会計時に、この展覧会の招待券を2枚いただくことができましたし、開催期間中にはゾーヴァ氏の好きな料理をもとに作ったドイツのプレートが登場するとのことですよ。

「描かれた不思議な世界 ミヒャエル・ゾーヴァ展」
会期:2009年4月29日(水)~5月11日(月) 松屋銀座8階大催事場
時間:10時~20時
入場料:一般 1000円  高大生 700円(中学生以下無料)

では、次回の記事で、まどみちお氏展覧会のご報告をいたします。
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 うさぎのくれたバレエシューズ

2009-04-18

うさぎのくれたバレエシューズ   安房直子/文  南塚直子/絵
うさぎのくれたバレエシューズ (よみきかせ大型絵本)うさぎのくれたバレエシューズ (よみきかせ大型絵本)
南塚 直子

小峰書店 2004-02
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<どんな絵本?>
5年もバレエ教室に通っているけれど、踊りが上手にならない女の子。
おしょうがつにも、たんじょうびにも、たなばたさまにも、おんなのこのねがいは、たったひとつだけでした。
「どうか、おどりがじょうずになりますように」

ある朝、不思議な小包が届き、中には一足のバレエシューズと、一枚のカードが。そこにはこう書いてありました。
おどりがじょうすになりたいおじょうさんへ 山のくつや 

女の子はその靴をはくと、体が軽くなって足がひとりでに跳ね上がり、お母さんに出かけてくると言うと、山のほうへかけだしました。
大きな桜の木の中に、靴屋があり、うさぎが一生懸命仕事をしていました。
シューズを贈ってくれたという、うさぎの主人の手伝いをする女の子。うさぎバレエ団のために、30足のバレエシューズをつくるのです。
バレエ団のうさぎたちが、出来上がったシューズをはくと、楽団が音楽を奏で、それにあわせて踊り始めました。
女の子も仲間に入ると、自分の体が透き通って風になったようで、飛びあがるとチョウになったようで、くるくる回ると桜の花びらになったように踊れました。

踊り続け、日が暮れる頃、ふと気づくとだれもいませんでした。
女の子は走って家に帰ると、不思議なバレエシューズはぼろぼろになっていました。
「おかあさん、わたし、ちょっとおどってみるから、みてちょうだい」
・・・・・
はだしでおどっても、おんなのこは、風にもちょうにも、花びらにもなれるのでした。


<初めて読んだ3才9ヶ月のヒメの反応>
わりと長いお話で、静かに流れていくストーリーだけれど最後までしっかり聞いていました。とくに絵に魅了されているようで、「かわいいね」としげしげ見ていました。

<おすすめポイント>
リトグラフで描かれた挿絵、その中でもとくに見返しに描かれたチョウと桜は美しく、春をいっぱいに感じられる絵本です。
女の子が憧れるバレエ、そしてうまく踊れるようになりたいという願いをかなえてくれる不思議なシューズがきっかけとなる夢物語は、子どもだけでなく、大人の女性をも少女にしてくれるファンタジーです。

<現在5才9ヶ月のヒメの反応>
ヒメは、「この大好きなんだよね~」と遊びに来たお友達に紹介するくらい、我が家の蔵書の中でもお気に入りの一冊。うさぎの靴屋と、シューズを作る過程の場面と、うさぎバレエ団30人が、出来上がった靴を履いている絵がお気に入りです。

<まつりかの感想>
ヒメはとっても体がやわらかく、真横に開脚して床に頭をぺたっとつけるなんてお手の物。
ですから、「バレエ習ったらいいのに~」とよく言われるのですが、まあまあ諸事情もありますし・・・今はピアノだけ習っています。

この本の冒頭には、
「ばれえきょうしつにかよいはじめて 5ねんもたつというのに、そのおんなのこは、おどりがじょうずになりませんでした。」とあります。
でも音楽がなれば踊りたくてたまらなくなる、とも。

習い事って長く続けていけばいくほど、スランプにぶつかるのはつきもので、「楽しいから」という気持ちがいつのまにか、強制や義務になっていて、なんのために、誰のために習っているのかわからなくなってきてしまうことがありますよね。

ヒメも、毎朝ピアノを弾くようにはしているのですが、うまくできないと、イライラして私に八つ当たりしてきます。そういいながらも、ピアノのふたを開けるところをみると、やはり好きなんでしょう。そして、昨日できなかったことが今日できるようになっていて、気がつけば一曲を仕上げることができる喜びを知ると、どんどん欲がでてくるようで。

それでも、新曲になると、毎度の「できない!もう嫌だなあ~」というセリフが聞こえてきます。イライラした気持ちをやわらげてやろうと、「上手に弾けるように、ヒメの指に魔法でもかけてくれたらいいのにねえ」と言うと、「そんな魔法はないよ。自分が練習しないと上手にならないんだよ。」と、ピシャリと返されてしまいました

この本の女の子は、うさぎたちと音楽に合わせて自由に踊ることで、楽しいという気持ちを実感することができました。そこで、自分は踊ることが大好きなんだと改めて認識し、その感覚をからだがしっかりと覚えたのです。
うさぎがくれたのは、バレエシューズだけでなく、踊るのは楽しい、大好き、という気持ちに気づかせてくれたっていうことなんでしょう。

ヒメのピアノも、弾くのが楽しいからという気持ちを大切にしてあげなければなりませんね。
でも現実は・・・「ピアノやーろうっ!」と言ってまず最初に弾くのが「ネコふんじゃった」なんです。いつになったら、レッスン曲に取り掛かるのか、こちらは一言いいたいのを何度ものみこみながら、つっかえながら弾く「ネコふんじゃった」を毎朝聞かねばならない、私の忍耐心の鍛錬が何より必要!?

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genre : 育児

 びゅんびゅんごまがまわったら

2009-04-15

びゅんびゅんごまがまわったら   宮川ひろ/作  林明子/絵
びゅんびゅんごまがまわったら (絵本・ちいさななかまたち)びゅんびゅんごまがまわったら (絵本・ちいさななかまたち)
林 明子

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<どんな絵本?>
 かえで小学校には、運動場につづく自然の遊び場があります。
3学期の霜の深い朝、倒木の一本橋の上を渡った一年生のこうすけは、滑って骨折し、入院しました。そして、その日から、遊び場につづく柵にはカギがかけられました。
 新学期になり、校長先生も代わりましたが、まだ遊び場のカギはかけられたまま。
空けてもらうように校長にお願いに行く、こうすけと4人の友達。
 校長は、「せんせいは あまのじゃくだからね、 たのまれると あけてやりたくなくなるのさ。」そういって、机の引き出しから、びゅんびゅんごまを取り出し、こうすけ達にも一つずつ渡しました。
「まわせるようになったら、 たのみも きこうじゃあないか」
回せるようになったみんなは、翌朝校長室に行くと、校長は足の指にもうひとつこまをかけて、手と足と二つで回しています。
 クリアしても、課題は3つ回し、4つ回しと増えていきます。
みんな怒ってしまい、とうとうこうすけ以外は、びゅんびゅんごま回しをあきらめてしまいました。
でも、他の子は、竹馬の練習をはじめます。名人になって校長を驚かし、そしてカギを開けてもらいたいために。
 何日か経って、こうすけ達は、校長をお寺の境内に呼び出しました。こうすけが4つのこまを回す横で、他の子は、草の葉でっぽうを鳴らしたり、高い竹馬に乗ってみせました。
満足した校長は、カギを開けてくれました。その後職員会議の結果、正式に遊び場が開放されることになりました。
 こうすけ達は、校長室に行き、カラスノエンドウでさや笛をふいてみせました。そしてこんな宿題を。
「あしたの ちょうれいまでに うまくなって ふいてきかせてください。」
しかし、翌朝、校長の笛は鳴らず「だめなんだ、きみたち かわりに やってくれないか。」そして、マイクの前でさや笛を吹く前で、校長とこうすけは4つのこまを回し、みんなから大喝采を受けたのでした。
そのひから さやぶえも、びゅんびゅんごまも おおはやりです。

<初めて読んだ5才4ヶ月のヒメの反応>
「え~っ」と叫んだり、「あ~あ」と落胆したり、大爆笑したり・・読み終えたら、「おもしろい!もう一回!」と。「明日もこれ絶対読んで」と、しばらくは何日も連続で読んでいました。早速びゅんびゅんごまを作りましたが、思うように回すことができず、「こんなの4つも使って回せないよね~」と。

<おすすめポイント>
幼年童話の世界を、林明子さんの細やかで臨場感のある絵が、読み手の想像力に働きかけ、共感を高めてくれる作品です。
子どもたちにとって、近寄りがたい存在である校長が、徐々に近しい存在に変わっていく様子や、自分で見つけ、考え、努力する「遊び」の面白さを体験していく様子に、教師と子どもとの関係について、また現代の子どもたちの「遊び」についても考えさせられます。 

<現在5才9ヶ月のヒメの反応>
先月まで一緒に園バスに乗っていた子が、ランドセルを背負って小学校に通う姿を見たヒメは、「はやく小学生になりたい」というのが口癖です。しばらく疎遠だったこの本に対しても、小学生へのあこがれという思い入れとともに、また楽しんで読んでいます。

<まつりかの感想>
タイトルと表紙の絵から想像していたものを、いい意味で裏切ってくれる面白い内容です。
遊び場のカギをあけてほしい・・・・その要望に校長が出す課題は、難しく子どもたちはあきらめそうになるのだけれど、誠実で前向きな性格の子どもたちが、まっすぐに校長に向かっていく姿勢が気持ちよく、子どもに「遊び」の本質を伝える校長は、一年長者として見守る温かさがあります。

この本に出てくる遊びは・・
びゅんびゅんごま、竹馬、柿の実でつくる首飾り、たんぽぽ雛、カラスノエンドウのさや笛、イタドリやクズの葉で作る草の葉鉄砲など。

我が家でも、この本を読んで、何種類かびゅんびゅんごまを作りましたが、とても難しい。
昔はもっとびゅんびゅん回っていたように思うのに、その記憶が間違っているのか、作り方がまずいのか・・・。ヒメも、期待値が高かっただけに、わたしの不甲斐ない回しっぷりに不満げでした。

さて、春になり、あちらこちらで春の花が咲いています。カラスノエンドウも、だいぶさやがぷっくりとなってきました。しかし、なぜこの茎にはあんなにもアブラムシがつくのでしょうね~。
昔はよくイタドリも見ましたが、ここ数年全く見ていません。学校帰りに、のどが渇いたときには、イタドリを折ってかじっていたものですが・・

この本の子どもたちも、こういう伝承遊びの楽しさに気付いて夢中になっていきます。笛を鳴らすのも、こまを回すのも、コツが必要。自分で考え、工夫するのには、根気が必要ですが、だからこそできた時の喜びは大きいもの。電源入れたら動き出し、使い方をあまり考えなくていい機械相手の遊びが多くなっている今、この本が投げかけてくれるものは大きいと思うのです。

以下、余談ですが・・・
子どものころできていたものが、今できなくなっていることって多いですよね?
竹馬に乗れますか?ゴム段では頭の高さでも飛べますか?うんていや、鉄棒の逆上がりはできますか?縄跳びの二重飛びはできますか?
私は、見事にどれも無理です。竹馬は3歩しか歩けないし、ゴム段はおそらく腰の高さを飛ぶことも無理でしょう。うんていも、ぶら下がった瞬間に肩がはずれそうになるし、逆上がりは10分くらい練習したけどできませんでした。二重飛びは、かろうじて5回。
子どものころは、どれもできていたんですけどね・・・

そう思うと、草笛を鳴らすとか、駒を回すとか、体の一部を使っての地味な遊びなら、まだまだ子どもに勝てそうですね。

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genre : 育児

 あのね、わたしのたからものはね

2009-04-09

あのね、わたしのたからものはね  ジャニス=メイ=ユードリイ/作  エリノア=ミル/絵  かわいともこ/訳
あのね、わたしのたからものはね (幼年翻訳どうわ)あのね、わたしのたからものはね (幼年翻訳どうわ)
エリノア=ミル かわい ともこ

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<どんな絵本?>
小学一年生のメアリィ=ジョーの、クラスでは、毎朝誰かが自分の宝物の話をすることになっていました。
クラスの友達は、みな一度はみんなの前で話しましたが、メアリィ=ジョーは、まだ一度も話したことがありませんでした。
なぜなら、メアリィ=ジョーは、とっても恥ずかしがりやだったし、みんなが喜んできいてくれるような話を上手にしてみせる自信がまったくなかったからです。
毎日担任の先生が、こう聞きます。
「メアリィ=ジョー、けさは あなたが みんなに たからものの はなしを してくれますか?」そのたびにくびを横に振り黙って下を向いていました。
家にかえると、父さんも
「メアリィ=ジョーや、きょうは みんなに おまえの たからものの ことを はなせたかい?」
メアリィ=ジョーは、ある朝、雨傘を買ってもらったことを話そうとしますが、学校に行ってみるとみんな自分と似たような傘を持っていました。
バッタをつかまえて、瓶にいれて学校に持っていき、このことを話そうとするのですが、同じ日にバッタを6匹つかまえて持ってきている男の子がいて、これも話せないと思うのでした。
とうとう、宝物の話をしていないのは、メアリィ=ジョーだけに。
「わたし、まだ だれも はなしたことのないような すてきな たからものの はなしを してみせるわ!ぜったいに」
毎日そればかり考えすぎて、飼っているゾウを友達に見せようと学校につれていく夢まで見てしまいます。
 考えに考え、ある晩、お父さんにいつものように尋ねられ、ふっといいことを思いつきます。高校の国語の教師であるお父さんに、自分が宝物の話をするのを聞いてほしいから、一緒に学校に来てほしいといいます。
 そして、メアリィ=ジョーは、翌朝お父さんと登校し、みんなの前に立ってこういいます。
「けさ、わたしは、わたしの たいせつな たからものの とうさんを つれてきました。これから とうさんの はなしを します。」

<初めて読んだ4才11ヶ月のヒメの反応>
タイトルと、表紙の女の子の絵がぴったりマッチしていたと感じたのか、初めて手にした時の印象がとてもよかったみたいです。もっと長い物語なのかと覚悟して聞いていたのか、読み終えると、「あれ?結構短かったね」と。最後までしっかり聞けていました。

<おすすめポイント>
 内気な少女が、先生や友人、お父さんとの交わりの中で、自分と向き合い、克服していく様子。こうしたらいいかな、よしやってみよう!と意気込んだ時の気持ちから、やっぱりだめだ、だって・・・とあきらめる、そんな山あり谷ありの少女の感情の変化に、いじらしさや愛らしさが伝わります。
 また、先生や父親が、あせらせず、その時を待ちつづけているのも印象的です。
 最後には、自信をもってみんなの前で発表できた主人公の晴れやかな姿、それも誰のまねでもなく、自分でみつけた身近な「おとうさん」を宝物だという父と娘の絆は、メアリィ=ジョーの話によってクラスの子どもたちが自分の父親自慢をしたがるなど、父親の存在も浮き彫りにしています。
 原題は、『WHAT MARY JO SHARED』

<現在5才9ヶ月のヒメの反応>
この2週間近く、二日に一度の割合でリクエストをされる本。読み終わると必ず、「あ~よかったね」と言います。そして、もしも宝物は何かと聞かれたら・・というのを毎回語ってくれます。今は、先日千葉県のマザー牧場に行った時に、こぶたのレースで自分で賭けた豚が優勝し賞品でもらった、「おかあさんブタのぬいぐるみ」について、みんなの前で発表したいらしいです。

<まつりかの感想>
 一人ずつ日替わりでみんなの前に立って発表するという、あの独特の緊張感は忘れられません。発表したいんだけど、わざわざみんなの前で言うほど素晴らしいネタ(?)でもないし、もしみんなにつまらないと思われたらどうしよう~とか、うまく話せなかったらどうしようとか。
そのうち、何か特別なことが起きればいいのに・・・と想像したり、つまらない日常生活だからよくないんだ、何かサプライズが起きそうな場所に親が連れて行ってくれないかなあと、これは自分が悪いのではなく環境が悪いのだと責任転嫁してみたり。
 結局、さんざん悩んだわりには、満足いく話ができず一人でどよ~んと落ち込んでいたのを思い出します。
 
 ヒメも、年中さんのときに日替わりで「好きな動物とその理由」についてクラス発表する機会があり、その時は、しばらく悩んでいました。
 ヒメ:「みんなはね、うさぎとか犬とかが多くて、かわいいからとか小さいからとか言うの。」と。
 私:「で、ヒメは何にしようと思うの?」
 ヒメ:「うさぎにしようかな」
 私:「本当に好きならいいけど、人のマネをしているんならもっと考えたほうがいいんじゃない?」
そんなこんなで、数日後に出したヒメの答えは、「ハイエナ」でした。理由は「ライオンと戦えるくらい強いから」だそう。
 ちょうど年長さんのお遊戯会の演目が「ライオンキング」で、それを見た影響だと思うのですが。
ハイエナって、他の動物が残したものを食べる卑しい動物のようにいわれることが多く、この劇でも悪役だったのに、なぜかそこに魅力を感じているヒメ。理由についてもいまいち的を得ていませんが、まあ、自分で考えた結果なので否定せずに。結局、私に話した通りにみんなの前で発表したそうです。

 ヒメの年齢の特徴なのでしょうか。主張すること、真面目にやることを、格好悪いと思うところが見受けられ、人と同じであることに安心したり、発言を控えたりということが目立ってくるようになってきました。それを見て、ついついガミガミ言ってしまうのですが・・・ この本の微笑ましいストーリーから、子どもが自分から発する意見をむりに言わせるのではなく、時を待つことや、そこにつながる導きをしてあげることの大切さを感じました。
 
 さて、新学期になりました。母も新クラスでの自己紹介という場面が待っています。「子どもの名前・子どもの性格や興味のあること・自分(母)の趣味や最近はまっていること」というお題で話さなければならないはず。みんなに強い印象を残せるようなことを言おう、と思う反面、目立ちすぎるのも嫌だなと思ってみたり。まあ、 事実をストレートにいえばいいだけなんですけど
 いつになっても、人前で自分の考えを述べるというのは緊張しますね。 子どもに注意するより前に、自分がちゃんとできていない 

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 ばいばい

2009-04-06

ばいばい    まついのりこ/作
ばいばい (まついのりこのあかちゃんのほん)ばいばい (まついのりこのあかちゃんのほん)
まつい のりこ

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<どんな絵本?>
こんにちは
ばいばい


ひよこさん、ぞうさん、うさぎさん、きりんさん、かえるさんが、「こんにちは」と「ばいばい」をしてくれます。
最後はみんなで・・・
ばい ばーい

<初めて読んだ0才6ヶ月のヒメの反応>
普通に読んでいても、絵をあまり見てくれないので、私がおじぎをしながら「こんにちは」といって、手をふりながら「ばいばい」と言いながら読むと、にこにこ笑っていました。他にも、パペットを使ってその人形の声になりきって読んでみたり。

<おすすめポイント>
小さな正方形の版型のボードブックは、かじったり、破ったりする赤ちゃんにも安心して与えられますし、小さな手でもめくりやすい作りになっています。鞄の中にいれやすいサイズは、お出かけのお供にも。
「こんにちは」と「ばいばい」の繰り返し。その単純さは小さい子どもにも展開を予測しやすく、この絵本を間にして、幾重にも遊びやふれあいを広げることができます。
この「まついのりこあかちゃんのほん」のシリーズには、扉部分に「このえほんは〇○ちゃんのえほんです」と○○の部分が空欄になっていて名前を書き込めるようになっていて、裏表紙に「おしまいまたね」と書かれているのが特徴です。
「自分だけの絵本」という、人生最初の大切な一冊になるはず。

<現在5才8ヶ月のヒメの反応>
絵を真似して、「こんにちは」では普通の顔で、「ばいばい」は満面の笑みで手を振っています。小さい子どもに、読んであげる大人のような口調で。自分にとっては、ずいぶん幼い本だと感じながらも、それなりに楽しんでいます。

<まつりかの感想>
 0歳の赤ちゃんは、「こんにちは。かわいいねえ。ご機嫌だねえ~」などと声をかけられても、ムスっとしていたり、じーっと相手の顔を見ていたり。
 0歳も前半のころなら、人見知りもしないかわりに、こちらの語りかけにも、愛想のいい反応などしてくれません。人見知りがはじまると、知っている人には、にこにこ笑顔を見せてくれても、知らない人を見ると泣いたり、緊張で顔をこわばらせたり。
 子どもっていつから「ばいばい」に愛想良く手を振ってくれるのでしょう。ヒメは、人見知りも、場所見知りも相当激しかったため、全く愛想のない赤ちゃんでした。2歳になって、お友達のお母さんに「ばいばい」とあいさつされても、顔を下にむけて蚊の鳴くような声で「ばいばい」と。
 
 この本の中の動物たちはみんな、笑顔でばいばいしています。
 ヒメも「ばいばい」は、この絵本のように笑っていうものばかりではないっていうことに出会うようになりました。「○○ちゃんは、遠くにお引越ししたからもう会えないから、ばいばいするのはさみしいね」と。 先月は、何人かのお友達とお別れをすることを経験したヒメ。これからもそういうことが増えてくることでしょう。
さあ、幼稚園も明日から新学期。新しいお友達ができるかな?
 ヒメにとって、「ばいばい」が、明日につながる希望にみちたものでありますように。

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プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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