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 ねえとうさん

2010-06-21

ねえとうさん   佐野洋子/作
ねえとうさん―ぼくとうさんの子でうれしいよ (創作絵本)ねえとうさん―ぼくとうさんの子でうれしいよ (創作絵本)
佐野 洋子

小学館 2001-10
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<どんな絵本?>
もりのくまの子は、今はおかあさんと二人暮らし。おとうさんは、こぶしの花が咲くころ、もうすぐ帰ってきます。
こぶしの花が咲いて、とうさんが帰ってくると、くまの子は抱き合い、かあさんはとうさんにキスをします。
とうさんは、ベッドで眠り、起きるとくまの子と散歩に出かけます。
くまの子は、とうさんに手をつないでもいい?かたぐるましてくれる?泳いでくれる?とおねだり。
とうさんは、そのたびに「よしよし」と答えてくれます。
川に橋が流されていたので、大きな木を折って渡してくれました。
「すごい!とうさん」
「ねえ とうさん、ぼく、とうさんの子どもでうれしいよ。すごくとうさんらしいもの。」
「おれは ただ、くまらしいだけさ。くまだからね。」


<はじめて読んだ5才6ヶ月のヒメの反応>
家族構成といい、仕事でなかなか会えない父親という設定といい、共通するところが多かったのか、とても気に入っていました。くまの子がお父さんと触れ合う場面が3回繰り返されるところを、そのつど面白がって聞いていました。

<おすすめポイント>
子どもも母親も、父親のことを尊敬している様子が、なにか特別ドラマティックなことが起こるわけでもない、日常の淡々とした場面を通して描かれています。
家族の在り方、親が子どもに伝えることは?ということが物語られています。

<現在6才11ヶ月のヒメの反応>
父の日だなあ~ということで、久しぶりに本棚から取りだしてみました。
「いいなあ、このとうさんは」とのコメント。
最近とくにまた忙しい夫。完全に一日休みのときがほとんどなく、小刻みな時間でヒメとかかわっています。
ヒメは「ねえおとうさん」と、じゃれつくけれど、しっかり相手をしてもらっている様子でもないので、ヒメなりに不満があるんでしょう。本の中の父子関係を羨ましがっています。

<まつりかの感想>
育児を積極的に楽しむ男性を「イクメン」というそうですが、ほんとうにこの言葉をよく耳にします。
私は、子育て支援のボランティア活動をしているのですが、あらゆる場面で父親が積極的に参加しているようすがうかがえますね。
パパがベビーマッサージの講習を受けていたり、離乳食の話を真剣に聞いていたり、ポリオの予防接種に子どもと3人で並んでいたり・・5年前には見られなかった光景ではないでしょうか。
しかし、父親が子育てを楽しむこと、ママだけに任せるのではなく、負担は分け合い、楽しみは共有していきたいという流れには大賛成です。男性の意識があがり、社会に反映される仕組みが作られることを願ってやみません。
我が家は、ハードワークの父親に育児を求めることが不可能です。しかし、その分精神的に助けてもらたいし、ヒメの様子もちゃんとわかっていてもらいたいなと思うのですが、「父親不在」に慣れてしまっている面が多々あり・・。

この本を読むとき、実は私は母熊のことが気になるのです。子どもに、お父さんを尊敬するように日頃から話をし、帰ってきた父親を子どもと一緒になって喜んで迎えている様子が描かれています。
子どもが、父親を尊敬できるかどうかは、もちろん父親自身が誠実に人として堂々とした背中をみせているかにかかっているのでしょうが、母親の父親に対する態度も大きく問われるんでしょうね。
と、自省しながら、子どもに将来に希望を持ち、自信をもって生きていける力を与えられる大人になりたいという思いでこの本を読んでいます。ブログパーツ 

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 はじめてのおるすばん

2010-06-04

はじめてのおるすばん   しみずみちを/作  山本まつ子/絵
はじめてのおるすばん (母と子の絵本 1)はじめてのおるすばん (母と子の絵本 1)
山本 まつ子

岩崎書店 1972-04-01
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<どんな絵本?>
3歳のみほちゃんは、おかあさんにお留守番を頼まれます。
お母さんが出掛けてしまうと、部屋の中が急にしーんとして、心細くなりました。
そんなときに玄関のチャイムが鳴ります。
お母さんだったら、「み ほ ちゃん」とチャイムを3回鳴らすはず。
一回しかならないチャイムのあと、ドアをどんどん叩く音が。
怖くなって、おかあさんのエプロンを頭からかぶって、くまのぬいぐるみを持って、お返事します。
それは、小包を持ってきた郵便屋さんでした。
ポストに紙きれをいれて帰った郵便屋さん。
しかしまたチャイムが。
今度は、新聞の集金です。部屋の中をのぞく大きな目玉。
子どもの留守番と知ると、まだ出直そうといって帰る新聞やさんですが、みほちゃんは不安で涙があふれそうになります。

そして、またチャイムが。
しかし今度は3回鳴りました。お母さんです。
留守中のことについて、みほちゃんはちゃんと報告できました。

<はじめて読んだ2才6ヶ月のヒメの反応>
ドアのポストからのぞく大きな目玉の場面が恐ろしいようで、そのページになると目をふさいでいました。
この本を読んでから、私がマンションの下のゴミ捨て場に行く程度の時間も待てなくなってしまいました。

<おすすめポイント>
何でも自分でやりたい!できる!という自信とうらはらに、やっぱりどこか頼りい3歳児ならではの姿がうまく表現されていると思います。
ぬいぐるみと、お母さんのエプロンを握りしめ、不安と戦う様子が胸をうちます。
それだけに、3度目にやっとお母さんが帰ってきたときの喜びがひとしおとなる、豊かな感動体験ができる絵本。

<現在6才10ヶ月のヒメの反応>
はじめて読んでから4年たった今も、やはり同じ場面がこわいらしいです。
「こ、づ、つみ いりましぇん」、「かあちゃん いましぇん」などの、つたない言葉の真似をして、みほちゃんになりきって一緒にドキドキして読んでいます。

<まつりかの感想>
小学生になって、カギを持たせるようにしました。
私が用事で遅くなり、本人が学童に行きたくないときは、お家でお留守番を。
帰宅したら、私の携帯に電話をしてきて、どうやって過ごすかを報告。
遊びに出かけたくなったらもう一度電話をかけてきて行先を告げ、施錠して出かけている。
1人娘ということもあり、これまでほとんど冒険させていなかったのですが、こちらが思うよりもヒメは、小学生なんだから!ということでの自信が大きいようで、入園してから夏休み明けてもまだ登園するのに毎日大泣きしながら園バスに乗っていたヒメとは別人のように大きくなっています。

学校の連絡帳には、日々の出来事を先生に書いて提出するようになっています。
その日は、「きょうは おかあさんが ようじ だったから ひとりで おるすばんを しました。ピアノをしたり しゅくだいをして まっていました。そのあと おともだちと あそびました。こわいことは なにもなかったです。 おかあさんが ポテトを かってかえってきてくれました。そして たくさん だっこしてくれたから うれしかったです」と書いてありました。

お留守番をするというのは、結構な勇気がいります。
私自身、幼いころに留守番をして不安だったという記憶が鮮明にあります。
でも、同時に「ひとりでできた!」という自信をもって、母に得意げに報告をしていた記憶も。

この本は、ハラハラ、ドキドキしながら留守番をした幼少期を思い出せると同時に、今の娘の心情にも沿うことのできる、世代を超えた不変のテーマ。1972年に初版されながらも今もなお増刷を重ねていることに納得の絵本です。
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プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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