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 「かみさまっているんだなっておもったよ」

2011-03-19

地震から一週間がたちましたね。
早々に関西入りしている私も、ヒメも、どうしたものか・・と、悩んでいました。。
そして、やっぱり連休明けには一度戻ろう!と決意。
ヒメの学校はあと一週間残っている。
私の仕事の処理もある。
不確定なものにおびえ、なんだかひっそり罪悪感にかられている場合ではない。

そう思っていた矢先。

夫の祖母が数日前から胸の痛みを感じていたらしいのですが、昨日義父が様子を見に行き病院につれていったら・・・
「心筋梗塞の疑いがある、大きい病院にいきなさい」と。
「急いで来てくれるか?危ないかも」という義父の電話、集中治療室にいるとの連絡を受けて、顔面蒼白の義母。
タクシーの番号が見つからない、ようやく電話したら30分かかるという。
他のタクシー会社は?何を持っていったら?
祖母と同居している、祖母の妹にも連絡をして・・・夫にも電話。
ヒメは「いやだ!死んだらいやだ!」と叫んでいるし。

そんなときに、外国にすんでいる夫の弟から、電話が。
「もしもし?もうお父さんから聞いたん?」と準備しながら電話する義母。
実は、まったく偶然別の用事でかけてきたらしい。昼間に電話してくることなんてないらしいのに。
虫のしらせってやつでしょうか。

みなが病院にかけつけて説明を受けたあとに、夕方から血管を拡張させるカテーテル治療に入り約2時間。
祈るような気持ちで待っていると、夫から「新幹線にのったから」とメールが。
思わぬことでお父さんと会えることになったヒメは大喜び。

手術はおかげさまで、成功。出てきた祖母は、顔色も悪くないし、頭もはっきりしていました。
ICUは12歳以下は入室できないため、ヒメは「私も会いたい!」と駄々をこねていたけれど、「じゃあ、おばあちゃんに手紙をかいてるから渡してきて」と。
いつの間にかいたのか?
義母と私が、ばたばたと出かける準備をしている間に、一筆箋に書いていたのです。
死んだらどうしよう!って泣き叫んでいたのかと思いきや、実は一番冷静だったのかもしれない。
「おばあちゃん、たいへんだね。しんぱいしています。いたいですか?いたいときは ○○○(ヒメ)にいってね。きっとなおるからね。2011年3月18日」と書いてありました。

祖母の耳元で、その手紙を読むと、
「ありがとう。上手に書けてんなあ。心配させてごめんなあ、よう言っといてな~。」といって、枕元に置いてくれました。

最終面会時間に間に合った夫の顔をみて、
「あんた東京で大変なんやろ。わざわざ来てくれてごめんなあ~忙しいのに。疲れてるんやし、はよ帰り~」って。

今まで大病を患ったことのない祖母。89歳になっても家の中でなにかと忙しく動いている。
何十年も一緒に暮らしている、10歳違いの祖母の妹は、昨夜ひさしぶりに一人の夜を過ごしたことになります。
「あんたらがいてくれて、ほんまによかったわ。心強かった。」と言ってくれました。
「○○○ちゃん(ヒメ)がいてくれたら、気が休まるなあ」って。

昨日は、売店で買った小さな折り紙で鶴を折りながら長い間待合室で過ごしていました。
ヒメも小さな手で一生懸命折っています。
「おかあさん」
「ん?」
「かみさまっているんだなっておもったよ」

たまたまこちらに来ていたという中での出来事。悲しいけれど、みんながいるときでよかったということなんでしょう。
神様、いてくださるならどうぞ、無事に祖母の体力が回復しますようにお願いします。

ヒメは、今日もお手紙をかきました。
では、これからまた面会に行ってきます。。
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 だいじょうぶ だいじょうぶ

2011-03-17

このたびの東日本巨大地震で犠牲になられたかたがたのご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれました皆様方に心よりお見舞い申し上げます。

2011年3月11日(金)14時46分
この日を境に大きく人生が変わってしまった方が多くおられることでしょう。
テレビから流れる映像はあまりにつらく悲しいものばかりです。

遠くに住んでいる友達が何人か心配して連絡をしてくれました。
何か必要なものは?。。。いえ、わたしは何も。家族も無事。食器が半分くらい割れて、本棚から本が飛び出て床に散乱したけど。
今?今ね、関西にいる。ヒメと私とで夫の実家に。
もっと困っている人がいるのに、なんで私たちが避難しているのか?後ろめたくて罪悪感でいっぱい。
そんな中、神戸在住の大学時代の友達が、こんなメールをくれました。

「自分では気づいていないかもしれないけど、○ちゃんは、今ちゃんとみんなの支援、協力をしているんやよ。東日本は電気も物資も不足している。だからもし可能ならばみんな西日本にこれればいいって思っているの。そしたら、一人でも多くのもっと困っている人に電気や物資が供給できるんだから。それから、一人でも多くの人が健康でなければ、たちまち医療機関もパニックになるよ。働き盛りの健康な私たちが今できることは、働くこと。西日本から消防隊や警察官が東日本に応援にいっても大丈夫くらいの生活を送ること。きっとこういうことが日本のたくさんの人を救うことなんだと思う。」

ありがとね。そんなふうに考えたことなかったよ。

同じ空の下ですが・・・
暗い闇の中、寒さと飢えに耐えながら眠れない夜を過ごしている人が何万とおられるでしょう。
危険をかえりみず、原発の対策に東奔西走している方
家族をおいて被災者のケアにあたっている医療・介護関係者
身内の安否を探し続けているかた
遭難していまだこない救助を待っているかた

テレビカメラの前で、インタビューを受ける人々。
どの人たちも、表情固く、しかし気丈なまでの受け答え。
カメラに向かって叫び、訴える姿など見られない。じっと耐えているかのように。
列にきちんと並んで配給されるものを待つ姿。輪になって声をかけあいながら食事をする姿。
厳しい自然の中、人々が助け合って暮らしていく中で培われた、まじめで、誠実で他人を思いやる東北人ならではの気質ゆえなのかもしれない。

あるお年寄りの男性が、カメラに笑顔を見せながら
「みなさん応援をありがとうございます。がんばってますよ。大丈夫、大丈夫。」と東北訛りでお話されていました。
だいじょうぶ だいじょうぶ いとうひろし/作
大型版 だいじょうぶ だいじょうぶ (講談社の創作絵本)大型版 だいじょうぶ だいじょうぶ (講談社の創作絵本)
いとう ひろし

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だいじょうぶ、だいじょうぶ。
その方のしわだらけにした笑顔と、やわらかい言葉に、テレビを見ている私が励まされました。
そして、この本のことを思ったのです。

ボクは、幼いころからおじいちゃんとよくお散歩をしていました。
おじいちゃんと歩いていると、新しい発見や、楽しい出会いを教えてくれました。
でも一方で、困ったことや、怖いことに出会うようになり、このまま大きくなるのが不安だと思うこともありました。
そんなときに、おじいちゃんはいつもボクの手をにぎっておまじないのように、こういってくれるのです。
だいじょうぶだいじょうぶ

被災地でも、きっと、多くのお年寄りの存在が、この困難を乗り切る力になってくれるのではないかと思います。
長く生きてこられた経験と知恵、これまでもぶつかってきたであろう困難にどう立ち向かっていけばいいのかを、身をもって示してくれるのだろうと。

だいじょうぶ、だいじょうぶ。
この言葉を互いにかけあいながら、ぜひがんばっていただきたいものです。
そして、一日も早く、もうだいじょうぶ。といえる日がきますように。ブログパーツ
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まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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