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 おでかけのまえに

2011-11-29

おでかけのまえに   筒井頼子/文  林明子/絵
おでかけのまえに (福音館の幼児絵本)おでかけのまえに (福音館の幼児絵本)
筒井 頼子 林 明子

福音館書店 1981-10-20
売り上げランキング : 4939

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<どんな本?>
晴れた日の日曜の朝、あやちゃんはピクニックに行く準備をします。
おかあさんはお弁当箱につめるおかずを、テーブルに並べていました。
つめてあげようと思いついた、あやちゃんですが、ぐちゃぐちゃに。
それを見たおかあさんは「まあ!」

おとうさんのところに行ったあやちゃん。
バッグが開いているのを見て、チャックをしめてあげようと思いますが、紐が飛び出ていて邪魔。
紐をひっぱってみると・・カバンの中身が全部出てしまいました。
お父さんはそれをみて、
「おやおや、あとは おとうさんがやろう。 あやこは きがえなさい。」

あやちゃんが一番好きなスカートに着替えさせてもらいました。
もっときれいにしてみようと思ったので、お化粧をしてみました。
「あらあら、あやちゃん・・・。」おかあさんは あやこの かおを たおるで ごしごし ふきました。

さらに、靴をはいたものの玄関で待っていられなかったあやちゃんは、外に飛び出てころんでしまいます。
せっかくの服は汚れて。

そして着替えて、ようやく出発です。

<はじめて読んだ2才7ヶ月のヒメの反応>
「あーあ」「よごれたね」、ヒメはあやちゃんの姿にいちいちコメントしていました。お化粧した顔でふりむく場面がとくに好きで、大笑い。

<おすすめポイント>
2~3歳児の子どものしぐさ、動作をよく表わしています。
ひとりでできるよ!やりたい!という子どもの気持ち。
それを尊重してあげても、やっぱり失敗して、結局二度手間になってしまうから手を出さないでもらいたいという親心。
親子双方の気持ちに、平等に寄り添った作品だと思います。

<現在8才4ヶ月のヒメの反応>
「この子、あとから妹ができるんだよね」とヒメ。
この主人公のあやこは、後に『いもうとのにゅういん』のモデルになるのだと思っているみたいです。

<まつりかの感想>
2、3歳のギャングのような時代って、私の発する言葉は「あぶない」「ダメ」「やめなさい」「もういいから」「いい加減にしなさい」のオンパレードだった気がします。
だけど、この本を読みながら、「あ~あ、やっちゃったねえ」と、あやちゃんの行動にヒメと笑っていたこと、同時にきっとあやこのパパもママも苦笑いしたり、ためいきついているんだろうなあ・・という背景を察して親目線で楽しんでいられたってことは、メタ認知を鍛えることになっていたのかも。
自分の育児をふりかえったりしながら、精神衛生をうまく保てるという意味でも、読み聞かせは貴重な時間だったのだと思えます。

しかし、実際は我が家の、おでかけの前は、なかなか穏やかに運ばない。
出ようとすると、誰かが忘れ物をしたり、準備が遅くなったりなんてことが重なると、次第に険悪なムードが漂ってきます。
「携帯持った?財布は?」と夫からしつこく聞かれることで、「持ってるって!」と、うるさそうに返答してしまったり。
しかしそんなやりとりが、子どもにとっていいモデルになるはずもなく。
「ハンカチは?ティッシュは?」という朝の玄関先での私の声掛けに、「持ってるって」と、ヒメから迷惑そうに返答されちゃうんです。
はあ~いまさらですが、普段の会話、言葉づかいには気をつけねばならないですね。
子は親の鏡ですわ

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 ふたりはともだち

2011-11-24

ふたりはともだち   アーノルド・ローベル/作  三木卓/訳
ふたりはともだち (ミセスこどもの本)ふたりはともだち (ミセスこどもの本)
アーノルド・ローベル 三木 卓

文化出版局 1972-11-10
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<どんな本?>
がまがえるくんと、かえるくんの2人が、お互いを信頼し、助け合い、思いあう中で、日常を豊かに過ごしていく様子が描かれた作品集。
『はるがきた』『おはなし』『なくしたボタン』『すいえい』『おてがみ』

ヒメの学校で使用している、小学2年の国語の教科書には、『おてがみ』が掲載されています。
(教科書ではタイトルが「お手紙」と漢字表記に。「紙」という漢字を学ばせるためです。)

<はじめて読んだ6才2ヶ月のヒメの反応>
読み終えたあと、どのお話しにも「ふーん」と一言。
二編目の『おはなし』が一番気にいっていたかも。

<おすすめポイント>
がまくんとかえるくんの2人の息がぴったりあっているところと、少しずれて行き違ってしまうときの面白さ。感情を爆発させてしまいがちな、がまくんを、そっと宥めたり、手伝ったり、兄のような存在の、かえるくん。
負けん気の強さや、つまらないことでひどく悩んで落ち込んでみたり、2人の会話には、そんな子どもらしさもありながら、人間の本質を突くような発言があったり。
相手の幸せを願い、思いやるという友情をテーマにしたお話しには、子どもだけでなく大人の心にもしっかり訴えます。

<現在8才3ヶ月のヒメの反応>
『おてがみ』は、学校で習うことで、児童たちはほぼ全員暗唱できています。
「ぼくは こう かいたんだ。『しんあいなる がまがえるくん。 ぼくは きみが ぼくの しんゆうで ある ことを うれしく おもっています。 きみの しんゆう、 かえる』」
「ああ、」がまくんがいいました。
「とても いい てがみだ。」
それから ふたりは げんかんにでて てがみの くるのを まっていました。
ふたりとも とても しあわせな きもちで そこに すわっていました。


↑この「ああ、」の部分を感情をこめて読むのがポイントらしいです

<まつりかの感想>
国語の教科書に掲載されているのは、『おてがみ』ですが、他の作品もということで、『なくしたボタン』(『ふたりはともだち』内)、『ひとりきり』(『ふたりはきょうも』内)を学び、グループに分かれて、この3つのうちの好きなお話しを、劇や紙芝居、ペープサートなど、これまた自分たちの好きな方法で発表。
参観日でそれを発表するというのが先週行われました。
ヒメは、『なくしたボタン』を劇で発表し、アライグマの役で登場しました。
がまくんに「ボタンをおさがしだとききましたが、ちょうどわたしがみつけたのがあるんです」というセリフ。
あまりに短いので、最後に少しナレーターをやっていましたが。
比較してはいけないのだけど・・・・他のグループを見ていると、ヒメのグループは練習不足なのか、読み込みが足りないのか・・。
ヒメなりにがんばったので、ダメ出しするのはやめていますが、
正直なところ、もっとこのお話の面白さを、表現できたんじゃないかなあ?と、物足りなさを感じながら見てしまいました。

このシリーズ、がまくんとかえるくんは、友達だけど、夫婦や親子関係にもつながるものを感じますね。
ふたりはいっしょ (ミセスこどもの本)
ふたりはいっしょ (ミセスこどもの本)ふたりはきょうも (ミセスこどもの本)
ふたりはきょうも (ミセスこどもの本)ふたりはいつも (ミセスこどもの本)
ふたりはいつも (ミセスこどもの本)ブログパーツ 

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 絵本らいぶ

2011-11-13

先日、友人に「どのくらい読み聞かせをやってるの?」と聞かれ。
そうだなあ・・・
と、思いめぐらしてみると、毎月10回はどこかで読んでいます。
季節や対象年齢を考えて選んだ絵本を1ページ1ページめくりながら丁寧に読んで・・「はい、おしまい」。
家庭での読み聞かせを想定しているので、ウケなくても盛り上がらなくてもあまり気にしていません。

ところが、昨日は、年に1回の区内の子育てイベント。
サークルの仲間と一緒に、1ブースを設けて、工作やゲームコーナーの他に、親子体操、そして絵本らいぶをしてみようということに。
絵本らいぶは、仲間の一人、ベビーリトミック講師とコラボレーションしてみました。

実は去年も一度やっているのですが、そのとき読んだのは、
あがりめ さがりめ―おかあさんと子どものあそびうた
あがりめ さがりめ―おかあさんと子どものあそびうた
きょだいな きょだいな (こどものとも傑作集)
きょだいな きょだいな (こどものとも傑作集)
はらぺこあおむし
はらぺこあおむし
この3冊に、それぞれ友人のピアノ生演奏や、i-phoneの音楽アプリを使って音響効果を添えて。
さらに手遊びや、童謡を交えてのプログラム。

はじめての試みが新鮮で楽しかったので、調子に乗って今年も再び。
今年は、もうちょっとリトミック要素をとりいれてみようと、
最初に来場してくれた子に、鈴やタンバリンなどの楽器を渡して
手遊びや童謡にも手拍子だけでなく音をならしてもらいました。
そして、読んだのは、この3冊。
コッケモーモー!
コッケモーモー!
つきよのかいじゅう
つきよのかいじゅう
えらいえらい! (ケロちゃんえほん)
えらいえらい! (ケロちゃんえほん)
リトミック講師がつけてくれる音の効果がばっちり!
彼女の本職はサウンドクリエーター。
i-phoneアプリのすごさに感心したけど、それを駆使している彼女って・・あっぱれです。
読んでいてものすごくテンションあがりました

こういう読み聞かせもいいですね。
驚いたのは、会場にいた0歳から小学4年までが、同じ本で楽しめたこと。
読み手にも参加してもらう、そして音響効果を使ってみるというのが対象年齢を限定させない読み聞かせになるんだなってことを実感。

ただ・・
体を使って、声を張っての読み聞かせの終了後の疲労感は半端じゃない

お家でこのテンションは、絶対無理です。
観客としてその場にいたヒメが、ぽつり
「おかあさん、恥ずかしくないの?」だって・・・オイ!
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 まるまる

2011-11-10

まるまる  中辻悦子/作
まる まる (幼児絵本シリーズ)まる まる (幼児絵本シリーズ)
中辻 悦子

福音館書店 1998-02-10
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<どんな本?>
まるまる さんかく
まるまる しかく
まるまる ふにゃり
まるまる おおまる
・・・・

<はじめて読んだ2才2ヶ月のヒメの反応>
穴に指をいれるのがお気に入り。
私が読んだように真似をしながら、続けて声に出していました。
とくに、まるまるまる・・と、たくさんのカラフルな「まる」のページが好きで、その中に、しかけの穴の部分をみつけて喜んでいました。

<おすすめポイント>
最初は、形の概念から(まる、さんかく、しかく)、続いて大きさや数(まるまるこまる、まるまるおおまる)、そして、丸を目に見立てて顔の表情(まるまるえっへん、まるまるにっこり)。
シンプルな線、鮮やかな色、丸という赤ちゃんが大好きな形、丸くくりぬかれたところに指を入れて触って楽しい。
子どもを虜にする要素がいっぱいの本

<現在8才4ヶ月のヒメの反応>
ラスト左ページの「まるまる ははは」を読み終えて、右ページの穴の開いた部分をかぶせてページをめくると、最初の「ま」と4つ目の文字「る」に、穴がかぶさるしかけになっているのを見て、「すごい!」と感激しています。(説明が下手ですみません・・・よくできているなあ~と、うなりたくなるしかけは、ぜひ実物を手にしてください)

<まつりかの感想>
丸って子どもは大好き。
赤ちゃん広場に集まってくれるお子さんたちで、お絵かきに興味のある子には、画用紙とクレヨンを渡して自由に絵を描いてもらっています。
2歳にもなると、筆運びがうまくなって、ぐるぐるとらせん形を書いたり、丸をならべて「アンパンマン」なんて言う子も。
アンパンマンは、丸を組み合わせてできた形だからかな、子どもに人気なのは。
2005年9月2005年8月
我が家でも、ヒメが2歳の頃、この絵本を読んだあとに、「まるまるえっへん」と言いながら私が描くと、同じように言いながら、絵も真似ていました。
そんなことを思い出しているうちに、「たしか、ヒメが絵を描いている様子を撮影した写真があったはず」・・と思って探してみたら。
あったあった
1つは2歳1か月。オレンジ色のクレヨンで、ぐちゃぐちゃ~。
もうひとつはその1ヶ月後。「アイアイ」の歌にはまっていたこの頃、おさるさんを描いたつもりらしい。
こうしてみると、約1カ月で、器用に丸が描けるようになっているんだ
(というか・・こんな、ちっちゃい頃があったのね・・しみじみ懐かしい
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 10月にヒメと読んだ本(8才3カ月)

2011-11-06

今年も残すところ2カ月を切ってしまいました。
11月だというのに、日中は汗ばむことも。
ヒメは、いまだ半そでで登校しています。
校務員さん(今は、用務員さんって言わないのか?うちの学校だけ?)に、
「寒くないの?元気だねえ」と校門で声をかけられるようです。
一気に気温が下がったときに、体調を崩さないようにしてもらわねば。。

さて、今回もまた、ヒメが10月に読んだ本を記録がてらご紹介
『ココロ屋』 (梨屋アリエ/作 菅野由貴子/絵)
『ばけばけばけたくん』 (岩田明子/ぶん・え)
『ストライプ』 (デヴィッド・シャノン/文と絵 清水奈緒子/訳)
『どうぶつがすき』 (パトリック・マクドネル/さく なかがわちひろ/やく)
『うきわねこ』 (蜂飼耳/ぶん 牧野千穂/え)
『おなかのすくさんぽ』 (かたやまけん/作・絵)
『ひきざんもできる名犬シロ』 (東君平/作・絵)
『すきまのじかん』(アンネ・エルボー/作 木本栄/訳)
『ほろづき』(沢田としき/作)
『おにいちゃんがいてよかった』 (細谷亮太/作 永井泰子/絵)
『ねえ、おきてる?』 (ソフィー・ブラックオール/作 もとしたいづみ/訳)
『いもいもほりほり』 (西村敏雄/作)
『ともだち』 (太田大八/作)
『いのちのふね』 (鈴木まもる/作)
『あかちゃんおうさま』 (のぶみ/作)
『ジロがなく』 (山下ケンジ/作・絵)
『プリンちゃん』(なかがわちひろ/ぶん たかおゆうこ/え)
『おばさんのごちそう』(五味太郎/作)
『うたこさん』(植垣歩子/著)
『かあさんになったあーちゃん』(ねじめ正一/作 長野ヒデ子/絵)
『車のいろは空の色』(あまんきみこ/著 北田卓史/絵)
『もしかしたら名探偵』『かえってきた名探偵』『いつのまにか名探偵』(杉山亮/作 中川大輔/絵)

なかでもお気に入りだった本たち・・
学校では「ミルキー杉山のあなたも名探偵」シリーズや、「マジックツリーハウス」シリーズが流行っているらしいですよ。
お友達と読みあうのに楽しい!というのもいいですよね。学校ならではの楽しみ。
だからこそ、家の本棚にはスタンダードものを置きたいな・・と思っているんですが。
借りてきた目新しい本を読むほうが先行するようです。
ココロ屋 (文研ブックランド)ストライプ―たいへん!しまもようになっちゃったねえ、おきてる?新装版 ともだち (講談社の創作絵本Best Selection)新装版  ジロがなく (講談社の創作絵本)プリンちゃんうたこさん (クローバーえほんシリーズ)かあさんになったあーちゃんもしかしたら名探偵ブログパーツ 

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 思春期・・生きづらさを感じる子ども

2011-11-03

思春期・・・
自分にとっては、遠い昔のことであり、
ヒメを思うと、あと数年で訪れるであろうことでもあり。
だから、現段階ではそれほど重視して考えていません。

ところが、先日の学校PTAの企画でお招きしたNPO法人BONDプロジェクトの橘ジュン氏・KEN氏との出会い以来、
「生きづらさを感じる」というキーワードに敏感になっています。(過去ログはコチラ

今日、白梅学園大学子ども学部子ども学科教授であり、社会福祉士でもある、長谷川俊雄氏のお話を聞きました。
「思春期の子どもに寄り添う~J-POPに寄せて~」という演題。

今の子どもたちは、思春期に親に反抗をしないことが多いのだそうです。
人間の成長にとって大切な通過儀礼であるのに、迂回、ぶかることを避けて通ろうとしている。
反抗したいけれど、そのあとの不利益を考えると適当に合わせておいたほうがいいという考え。
つまり、人と同じであれば無難で有るという考えによる社会力が軽視された時代を今の子は生きている。
学生運動などは社会力のあらわれであり、暴走族の子は反抗期のある子という意味で社会力はあるといえる。
不登校や非行にはしる子どもは、親や社会に対してわかりやすく自分を表現している証拠。

子どもが夢や希望をもてなかったり、孤立感の大きさ、人からの評価に対する敏感さ、自己肯定感の低さなどが、思春期の生きづらさの原因となっている。
それに加え、家族や学校の問題。経済的貧困や、虐待、いじめ、無縁社会などの社会的・制度的貧困もある。

このように、思春期問題は、社会的・構造的・長期的問題であり、個人的問題ではない。
つまり、本人や家族の力だけで解決しようと思わないこと!
そもそも、問題は誰がかかえているのか?を考えてみること。
問題は子ども自身が抱えているのだから、親が外科的手術で解決しようなどと思わないこと。
「親の良かれは子どもの迷惑」である!
問題を全く抱えていない家族なんてありえないのだから、問題を豊かに経験できるととらえること、それこそが家族の真骨頂であると考えればいい。

困難な状況、状態を打開するための保護者の5つの力として
①助けて!といえる
②見極める力
③正しく取り組む力
④待ち続ける力
⑤意味を変える力

をあげられました。

そして、子ども自身が助けてといえる力をはぐくむこと。
良し悪しで判断する縦のものさしでなく、違っているという横のものさしを持つこと。
自分の価値は自分で決めさせ、信じて任せること。
完全な自立を望まないこと。
人は何かが足りないから繋がれるのであって、完全な自立をするということは、孤立を意味する。

いつになったら学校に行くのか?就職活動は?など、子どもがやっているかやっていないかを前提にするのではなく、「今日も生きている」「生きていてよかった」を前提に親も教師も考えてあげる。
とくに不登校の子は、学校に行きたくないけど、行かなくちゃいけないんだろうなという葛藤がある。
それを大丈夫だよ、と言ってあげることでその葛藤という苦しみから解放してあげられるはず。

長谷川先生は、J-POPから若者の心理をみる研究もされています。
今日紹介されたのは、Mr.Children の『 GIFT 』、Aqua Timez『決意の朝に』、いきものがかりの『YELL』
不登校、引きこもりの子どもたちの多くが、これらの歌詞に励まされた、この言葉のこの曲のここの部分にこう感じた・・・と、メールをくれるそうです。

耳に残るいい曲だな~と思ってはいたこれらの曲。
ところが、歌詞を読んでみると、若者の気持ちが代弁されている。
歌詞を目で追いながら、曲を聴いているうちに、私自身の思春期が思い出されてきました。
そう、私も確かに悩んでいた、親に反抗していた、強い挫折を感じ、生きづらさを感じていたのだということを。

だけど、当時とは比にならないくらい複雑な社会のせいで、ゆがんだ思春期を生み出されているのだと思います。
ぶちあたっても乗り越えていける力をもってほしいけれど、それが持てずに立ち止まってしまったときは、焦らず、見守っていける親になれたらと思いました。

では、Aqua Timez「決意の朝に」をYOU TUBEで。
「辛いとき辛いといえたらいいのにな♪」
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 ともだちからともだちへ

2011-11-01

ともだちからともだちへ   アンソニー・フランス/文  ティファニー・ビーク/絵 木坂涼/訳
ともだちからともだちへともだちからともだちへ
アンソニー フランス ティファニー ビーク

理論社 2003-03
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<どんな本?>
クマネズミは、顔も洗わず、ひげの手入れもせず、パジャマのまま家の中で一日を過ごします。
もう何日も”パジャマんま”なのです。
「あーあ、つまんなにな。なんにもすることがない。
だれかと なにかを いっしょにする やくそくもないし、
だれも あいに きてくれない。」


そのとき、郵便受けに差出人が書かれていない手紙が届きました。
クマネズミくんへ
きみはすてきなともだちです。
きみと ともだちになれて ほんとうによかったとおもっています。
きみは たいせつな たいせつな ともだち。
それを つたえたくて てがみをかきました。 またね!


クマネズミは、嬉しくなって身だしなみを整え、手紙をもって、スキップしながら久しぶりに外に出ました。
そして、心当たりのあるところをあたって、差出人を探しに行きます。
すると、しばらく会わないうちに、嵐で屋根が壊れていて修復に忙しかったというカヤネズミや、
怪我をしてベッドに横になったままのカエルの状況を知るのです。
モグラの夫婦は、クマネズミの家を訪ねたけど、カーテンがしまっていたからと帰ってしまったと言います。
残念ながらみな、その手紙の差出人ではないといいます。

クマネズミは自分のことを思ってくれる人がいるっていいもんだとますます嬉しくなってコウモリを訪ねます。
ところが、コウモリはパジャマを着たまま、態度は冷たく、手紙なんか書かないし、本当の友達ならもっと早くに会いにきてくれたらよかったと、言いました。

クマネズミは、家に帰ってじっと考えます。
そして、手紙の差出人がだれかは問題ではない、それよりも、本当の友達がどんなものなのかをわかっていなかったということに気づいたのです。

そして、クマネズミは、あることをします。コウモリも喜んでくれるかな?

<はじめて読んだ4才3ヶ月のヒメの反応>
「ああ、いい話だなあ。もう一回読んで」といわれ、しばらくは毎晩のように登場した本です。

<おすすめポイント>
本当の友達ってなんだろう?友達に気持ちを伝えるのってどうすれば?ということを問いかけてくれています。
主人公のクマネズミが、一枚の手紙をきっかけに変化していく様子が読んでいてうれしい気持ちになります。
手紙の差出人が誰なのか、答えが明確になっていないことも、子どもに想像を任せることになっているのでしょう。

<現在8才3ヶ月のヒメの反応>
「こんな絵を描けるようになったらいいな」という基準でヒメが選ぶ絵本の一つ。
たしかにかわいくて、色も美しい。
だけど、それだけで好きというわけではないというのは、内容を読めば納得です。

<まつりかの感想>
クマネズミは、誰も自分に会いにきてくれないといってすねているけれど、手紙の差出人を探すことをきっかけに外出し、やがて自分と同じように引きこもっているコウモリくんの気持ちに気づきます。
「ぼくが ほんとうの ともだちなら、もっとはやく あいに いくべきだったんだ。
きょうだって、ぼくは じぶんのために コウモリくんに あいに いったんだもの。」

相手のために行動することを忘れていたことに気づきます。

自分は確かに愛されている、受け入れられているという感覚があってこそ、他者を思いやることもできるのでしょう。クマネズミも、自分が確かに受容されていることに喜びを感じることで、コウモリの気持ちに気づくことができました。
ヒメも、そんな自己肯定感を持ち続けてくれますように。そう願うと同時に、私の日々の言葉掛けを猛省せねばと思うのです。
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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