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 ちいさなねこ

2006-08-17

ちいさなねこ 石井桃子/作 横内襄/絵
ちいさなねこちいさなねこ
石井 桃子 横内 襄

福音館書店 1967-01
売り上げランキング : 70454

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<どんな絵本?>
ちいさな ねこ、
おおきな へやに
ちいさな ねこ。


「ちいさなねこ」はお母さんが見てない間にひとりで出かけます。
子どもにつかまるけれど手をひっかいて逃げ出し、車に轢かれそうになるけれどなんとか助かった。
けれど、今度は「おおきないぬ」がやってきて、猫の前で通せんぼ。
猫は犬の鼻をひっかいて逃げ出した。
犬は怒って追いかけ、猫は高い木を見つけ、上にのぼってないています。
鳴き声を聞いたおかあさん猫は、子猫を探しにでかけ、木の上の子猫を見つけ、くちにくわえて下りてきてそのまま家に帰ります。

おおきな へやで
ちいさな ねこが
おかあさんの おっぱいを のんでいる。


<初めて読んだ2才10ヶ月のヒメの反応>全体的にあまり興味なさそうに聞いていましたが、子猫が車にひかれそうな場面は、血相を変えて「あぶない」と猫の絵に手を置いて守ってあげていました

<おすすめポイント> 精密に描写された絵は、文章を読まずにページをめくるだけでも話の内容が把握でき、ハラハラドキドキする心理までもをしっかりつたえてくれます。
 また、文章は詩のリズムをきざんでいて淡々としています。子猫の行動を観察している視点で物語が進むため、猫を見守る言葉が要所要所に出てきて、(「だいじょうぶかな?」「ひかれないでよかった!」など)それが、読み手を絵本の世界にぐっとひきこんでいきます。
 子猫の冒険と、母猫の愛を描いています。

<現在3才1ヶ月のヒメの反応>おきにいりの文はよく覚えています。とくに、お母さん猫が犬と見合う場面での、
「ふうっ!」とおこって、
「ちいっ!」とおこって、
いぬをおいはらった。

この部分は感情たっぷりに読んでいます。

「ねこはきにのぼれるけれど、いぬはのぼれない」という文も丸覚えしていて、これを言ったあと「ホントにそうなの?」と聞いてきます。

<まつりかの感想>
初版は1963年だけあって、絵はかなりレトロ。ふすま、木造一軒屋、黄色い学生帽をかぶり白シャツ黒い短パンの学生服を着た小学生、木の電柱、角ばったセダン車。大人はこれらを愉しむこともできるでしょう。
 この絵本は、淡々とした口調ですすめられていますが、自分が読むときにページを速くめくったり緩めたり、場面によって速度を変えていることに気付きました。
 子猫のひとりたびは、いろんな危険にぶつかりながらもそれを回避していき、最後には母猫にしっかり守られておっぱいを飲む様子は読後ほっと心を穏やかな気持ちにさせてくれます。
 「ちいさな」「おおきな」という言葉を、猫の大きさ、犬の大きさ、部屋の広さに用いて、すべてを簡潔に形容しているところも気に入っています。
 地味な絵本ですし、一度読んだだけでは、なんてことないかもしれませんが、何度も繰り返し読むことで味わいが伝わってくる本です。
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theme : オススメ☆絵本&児童書
genre : 育児

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絵本らいぶ その39

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こんちは
TBさせてもらいました、リンクもさせてもらいました、すいません

ちいさなねこは自分にはちょっと難しい本でした。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

あ、レトロって感じわかるかも。
この絵本見たとき「なつかしい」って思っちゃった。
以前これも本屋さんでスルーしちゃった絵本。
イラストがちょっとリアルで、、、(^^;)
詩のリズムがある絵本だったのね。
今度また本屋さんで見てみまーす

あ、この本、一年くらい前に息子が保育園でしょっちゅう借りてきた絵本だ。
「ママがねこちゃん好きだから」って。

ちいさなねこなんて書いてるから、かわいらしい絵本かと思いきや、
意外にリアルな絵におどろいた記憶が・・・。
ワタシも「ふぅっ。ちいっ。」って所はツバが飛び散るくらい勢いよく読んでました。

保育園の絵本もぼろぼろでしたよ。
それくらい子供達にはなじみのある絵本なんでしょうね。

ふくちゃんさん
TBありがとうございました。
リンクありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね。
絵本ライブではいまいちの反応だったみたいですね。一度で良さが伝わりにくいかもしれませんよね。

りんごさん
そうたしかに絵がリアル。
この本の中の猫や犬は、内容からして怒りや威圧感を出した表情が多いので、かわいらしい動物の表情を期待していると怖く感じるかもしれませんよね。

うっちゃんさん
つばをとばすほど力強くかv-407。私もやってみよう。
ちいっと怒るって表現がおもしろいなって思って読んでるんですよ。
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まつりか

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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
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 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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