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 報告「ミッフィー展inそごう横浜店」

2006-10-05

ミッフィー誕生50周年の記念展覧会
「50years with miffy ミッフィー展」20061005223730.jpg
昨年4月に松屋銀座で行われ、今月9日、横浜で最終を迎えます。
わたしも会期期間残りわずかというところで、なんとか行く事ができました。
 日本初公開のスケッチや原画が150点というだけあり、見ごたえはばっちり。
 そごう美術館の広いスペースを有効につかい、子供にも楽しめるように工夫されていて落ち着いて見ることが出来ました。
なかでも、ディック・ブルーナさんの仕事場を再現したセットのなかで流れている、ミッフィーが描かれる工程の映像には釘付けでした。

ミッフィー絵本の作り方・・・
お話をつくる
トレーシング・ペーパーにスケッチを描く
お話ができたらタイプで清書
描きおこす絵を決めたら、トレーシングペーパーのスケッチを画用紙 にのせ、鉛筆で強くなぞる。画用紙に跡がつく。
画用紙についた跡に沿って筆で輪郭を描く
原画を透明フィルムに焼き付けてもらう(スタジオの外で)
色紙の上にトレーシングペーパーのスケッチをのせて、再びなぞる。 色紙についた跡にそって、服や背景の形にはさみで切り抜く。
フィルムの下に絵本サイズの画用紙をセットし、切り取った色紙をフ ィルムの下において配色を決める
色を決めたら、フィルムの下の画用紙に色紙を貼り付ける。
1~9の工程で印刷原稿一枚できあがる。すべての原稿ができたら、 タイプしたお話を貼っていく。→あとは印刷所へ

私は、てっきり最近の作品は、コンピューターで描いているのかと思っていました。ところが、すべてブルーナさん1人でこの作業を行っているんです。それを知って原画をみると、細かい作業に感心しますし、ますますミッフィーがいとおしく感じられてきました。

 今回わたしが最も楽しみにしていたのは、1955年第1版の日本未刊行の絵本「ちいさなうさこちゃん」が展示されているということ。
 20061005223747.jpg
絵本サイズはA4の長方形で、お話も長く、なんといってもミッフィーやおとうさん、おかあさんの顔が随分ちがうんです。耳は短く、顔も横を向いているし、素朴な手描き風だし・・
 この作品は、1963年に第2版として作り直され出版されます。それが、日本でも訳され出版されているおなじみの「ちいさなうさこちゃん」です。
 長方形の判が正方形になり、お話は内容をかえずに簡潔になり、ミッフィーの姿も変わります。耳は左右対称に、輪郭の太さも均一、顔も正面を向いています。デザイン風になり、記号化することで何度登場しても常に同じに表す傾向がみられるようになるのです。

 今回は、図書館で、うさこちゃん(ミッフィー)の本をありったけ借りてきて、予習した上で展覧会にのぞんでみました。
 そこで気付いた事・・福音館書店のものと講談社のものがあんです。
 そのことについても、謎が解けました。
 講談社の出版物を中心に「ミッフィー」福音館書店の出版物を中心に「うさこちゃん」という二つの名前があるそうで、もともとはオランダ語で、「小さいうさぎちゃん」という意味をもつ「Nijntje(ナインチェ)」という題名がついていて、英語でmiffyとついたものを、日本語でも使っているとのことです。
 
 ヒメがお気に入りの「うさこちゃんのはたけ」(2004年)は、他の作品とは何かが違うと感じながら読んでいたのですが、これも謎がとけました。
 ブルーナさんの作品は「ブルーナ・カラー」と呼ばれる6色の色紙を使って作られているのですが、この作品では、その6色以外に新しくオレンジを、収穫したニンジンの色に使っています。また、これまで背景には使わなかった茶色を、畑の土を描くために採用。そのため、すこしダークな雰囲気の本に仕上がっているのです。このことについて、「新しい挑戦をしてみたかった」というブルーナさんのコメントが添えられていました。
 
 ヒメがうまれて、何度となくミッフィーの絵本を読んできましたが、すべて図書館で借りてよんでいたため我が家には一冊もありません。
しかしこれを機会に一式そろえたくなるくらい、この展覧会に訪れてよかった~~と感激しています。他にもミッフィーに関する「へえ~~そうだったんだ~」は数知れず。
 世界中で、長年にわたって愛されている理由に納得。
およそ40カ国で翻訳版が発行されているとのことです。中国語でも「米飛」「米菲」(ミフェイ)と訳されていました。目の不自由な方のために、点字本もあって、まさに世界の大ベストセラーであるこの絵本。
 絵本を読んだあとに感じるじんわりした温かさと、ミッフィーというキャラクターの可愛らしさは世界共通なんでしょうね。
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ついに行かれたのですね!
いつか?いつか?と、楽しみにしてました。
噂の初代のミッフィーちゃんの形が全然ちがうのには驚きました。(でも、色使いは変わってないですね)
それから、原画がそんなに手間をかけて書かれていたなんて想像もしませんでした。
10工程も・・・。だから、原色を使っているのにやさしい雰囲気があるんですね。
いい絵本には訳がある(^^)

原画を見るなんて田舎ではなかなかできない体験です。うらやましいです。

感動しましたv-352

結構、シンプルな絵ですけど、こんなに丁寧に作られていくとは、驚きました。
こんなに愛され続いている理由がわかった気がします。

初期のころと顔が全然違うのですねv-12
そういえば、ミッキーマウスとかも初期の頃と全く違いますものねv-219

行きたかったですけど、今回は行けそうにないです。
残念v-409

まつりかさん、おじゃまします♪
すごい!予習効果で中身の濃いものになったんですね!
私も自分の記事を書くときに、福音館のシリーズと講談社のシリーズの違いに悩みました。
調べてもわからなくて。
記事を読ませていただいて、謎がまた1つ解けました!!
ありがとうございます☆
実際に行くことはできなくても、こういう場があると、とっても幸せに思います。
まつりかさんのレポートは、詳細でポイントをついていて、わかりやすくて。
本当に、嬉しいで~~す☆
『うさこちゃんとうみ』の記事、うさこ繋がりでTBさせてもらってもいいですか?
よろしくお願いします。

ブルーナワールドを体験出来て、良かったですね!
まつりかさん、とっても幸せそうだわv-354
数日前に、若山憲さんの記事を書いた時、近く「うさこちゃん」も取り上げたいなぁーと思っていました。
こちらの記事と、コラボさせて貰っても良いかしら?
私は、写真で攻めるとします(笑)
TBさせて頂きますね、よろしくe-68

わぁ、ミッフィー展、羨ましいなあ^^
名古屋は、去年開催で見に行く事ができなかったんですょ~^^;
「ちいさなうさこちゃん」の第1版の原画が観れたなんて、いいなあ!
でも、まつりかさんに感謝です!画像をみせてくださって、ありがとう。
とても貴重ですね~!図録をネットで購入しようかと思っていたけど
まだ購入してません。もう遅いかなあ?

こんばんわ♪
才才-!!w(゚o゚*)w
すごい~イイナイイナ♪
ミッフィーは私も大好きですv-345
姉姫もミッフィーは楽しそうにみてますよ
それにしても初回版?とか初めにできたやつは全然顔ちがうんだぁ~
はじめて知った~。
横浜で開催?
横浜。。。遠すぎだ・・・v-406

うっちゃんさん
手間ひまかかってるでしょ。アシスタントさんとかたくさんいるのかと思ってたけど・・わが子を育てるかのような手作業に感心しちゃいましたよ。


アテナさん
たしかに、感動しました。
私が行った日は、雨の平日だったので、わりとすいていたこともあってゆっくり見れましたよ。本当は9月9日のミッフィーとの握手会に参加したかったんですけどね。


わかなさん
TBありがとうございます。
じつは、「うさこちゃんとうみ」がミッフィーの初めてのお話だったんですって。出版にあたっては「ちいさなうさこちゃん」が誕生の話として最初になったけど。

RENEさん
TBありがとうございます
おかげでわたしもさらにミッフィーに興味をもてるようになりました。
また何か別の機会にコラボしましょv-238


nao-yuuka-ayuchan5さん
図録、よかったですよ。買い!です。ちなみに2100円でした~~
生誕55周年とかにまた展覧会してくれたらいいなって思いません?


まりあさん
第一版のはあまりに違っていておもしろいでしょ。ミッフィーのお父さんはメガネかけてるし。
わたしもミッフィーは子供ができてから好きになりました。それまではなんだかキャラクターものはちょっと。。って気がしてたけど。
いまやサンリオキャラもディズニーキャラも、しまじろうもアンパンマンもみんな好き。なんでも子供目線になってて・・
たまに独身の友達と会うと、「みょうに詳しいね」といわれ恥ずかしい。

やっぱり行ってきちゃいましたv-222
まつりかさんの記事を見たら、やっぱり行かないと後悔すると思ったのです。
なので、TBお願いいたしま~すv-363
プロフィール

まつりか

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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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