The Very Quiet Cricket エリック・カール/作
<どんな絵本?> ある日小さな卵から小さなコオロギがうまれました。 コオロギは、バッタやカマキリやハチやセミ・・・いろんな虫に出会い、あいさつされます。 そのたびに、羽をこすってあいさつしたいんだけど、音がでない。 The little cricket wanted to answer, so he rubbed his wings together. But nothing happened. Not a sound. 夕方になり、日が暮れて、蚊や蛾が飛び交う夜。 コオロギは違うコオロギに出会いました。 そのコオロギも、そても静かなコオロギでした。 そこで、コオロギは羽をこすってみました。 もっともっと・・すると (ページをめくるとコオロギの鳴き声が聞こえてくるしかけになっています) ...he chirped the most beautiful sound that she had ever heard. <初めて読んだ1才0ヶ月のヒメの反応>2004年に大阪で開かれたエリック・カールの原画展に訪れたときにショップで買った洋書です。 ページをめくると音が聞こえてくることをおもしろがり、本を開いたり閉じたりして楽しんでいました。 <おすすめポイント>こおろぎの音がきこえるしかけに、乳幼児でも驚きと喜びを感じることができます。羽をこすっても音がでないという部分を繰り返しの文で表現し、時間の経過とともにコオロギが成長し、メスに出会って羽をこすると、音をならすことができたというハッピーエンドが、楽しいしかけにより感動を高めてくれます。エリックカールの、コラージュ手法による、色づかいの美しさが楽しめますし、丁寧な仕事振りが伺えます。とくに、セミやバッタの羽の細かな網目の表現は絶品。 <現在3才3ヶ月のヒメの反応>今秋(9月終わりから)コオロギを飼っています。夫とヒメが近くの原っぱで捕まえてきたんですけれど。虫かごにいれられた6匹のコオロギは、なかなか鳴きませんでした。この本を思い出した私が、最後のページを開いて本の中のコオロギの音を聞かせると、なんと共鳴するではありませんか。 天然コオロギとの共演。ヒメは、その日一日コオロギにこの本の読み聞かせをしてあげていました。 <まつりかの感想> 数あるエリック・カールの作品の中でもとくに好きな本です。工藤直子氏による日本語訳は「だんまりこおろぎ」。こちらは、工藤さんならではの詩の表現でテンポ良い日本語がつづられています。とても優しい語りの口調の訳に対し、原書は淡々とした表現ですが、私は先に原書を手にしたこともあり、こちらの方がしっくりきています。 9月半ば頃、外ではコオロギの音がよく聞こえていました。うちにやってきた6匹のコオロギ。♂3匹、♀3匹と、争いが起きない様にちゃんと考えて捕まえてきたという夫。10月半ばまでは三匹の♂が羽をこすり合わせ、家中綺麗な音色が聞かせてくれ、秋の夜長を演出してくれていたんです。(結構昼間も鳴いているんですけどね) と、ところが・・・ある朝ケースをのぞいてみると、コオロギが5匹に。よくよく見ると、♂の胴が転がっているんです。そう、共食いしてしまったのです 。それまで餌はキュウリやナスだけで動物性のものがなかったため、こんなことに。それ以降、かつおぶしや、いりこを加え、しばらく5匹で仲良く暮らしていたんですが、1週間前の朝、なんと3匹になっている。 2匹も同時に死んでいるんです。♂は仰向けに。♀はうつぶせになって。でもこちらはおそらく寿命。 現在♂1匹・♀2匹が元気に暮らしています。1匹だけになった♂は、時々思い出したように鳴き出します。そういえば、9月の時のように外からコオロギの声が聞こえることもなくなりました。寒くなってきたからなんでしょうね。そう思うと、この♂コオロギも頑張って生きているってこと。 『The Very Quiet Cricket』でも、コオロギ坊やは大人になり、メスのコオロギに会って、音をだすことができるんです。 ♂と♀の見分け方は簡単で♂の羽は複雑な模様をしていて、羽を立ててこすりあわせて鳴きます。♀には産卵管といわれる長い管がお尻についていますエリックカールはちゃんとこれらを区別して描いているということに、飼ってから気付きました。(上が♀・下が♂)何度か交尾をしている姿を目撃しました。もしかしたら土の中に卵を産み付けているかもしれません。このまま孵化するまで飼いつづけるか??悩みどころです。 ![]() |
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まつりかさん、初めまして。
Yahoo!で検索していて貴ブログに出逢いました。こんなに素敵なブログがあったなんて知りませんでした。早速お気に入りに入れさせていただきました。(←事後承諾でスミマセン) 私も絵本の読み聞かせは大好きで、そのおかげ???で2歳の息子も絵本を読むことが好きなようです。最初に読ませていただいたこちらの記事の絵本、見たことはあるのですが、しっかりと内容を知りませんでした。エリック・カールさんの絵本はお話の内容、構成、色彩、遊び心、全てにおいて計算された素晴らしさがありますね。息子は代表作の『あおむし』が大好きです。 これから少しずつ記事を読ませていただきますね。そうそう、お飼いになっているコオロギはエンマコオロギですね。日本では一番大きなコオロギでかなりどう猛です。産卵前には♀が♂を食べちゃうんです。 PS 息子の好きな絵本に『ショコラちゃんシリーズ』があります。拙ブログで最近、以下のような記事を書きました。 http://grindel.cocolog-nifty.com/graffiti/2006/10/post_6eb0.html ご存じかと思いますが、作者の中川さんが昨年、鎌倉にカフェを開いています。今日から『こぶたのブルトン』の新作原画展が開かれます。素敵なカフェですので、お近くでしたらお出かけされてはいかがでしょうか。 最初のコメントなのにこんな長文になりスミマセンでした。 「だんまりこおろぎ」は、読んだことがありますよ!
音が鳴るのがおもしろいな〜〜って思ったけれど、買ってないです。 息子が1歳の時、はらぺこあおむしと迷って、「はらぺこあおむむし」を買ったんです。(^m^) まつりかさんは、 こおろぎを飼っているんですね。 共食いとかいろいろあって、すごいですね><。 卵、あるんでしょうかね〜 いつまで飼うのか、悩みどころ。。。 う〜〜〜ん、見たいような、でも、自然に帰したほうがいいような…難しいですねーー 我が家には、めだかちゃんしかいません。玄関でひっそり暮らしていますよ〜〜(笑) まつりかさん、おじゃましまっす♪
長男の影響で、かなり虫の生態に詳しくなっているワタクシ・・・読みながら、コオロギを6匹も一緒に飼っては・・・共食いが・・と心配していたら、やっぱり ![]() 肉食昆虫の飼育は、難易度高めです(実感)。 草食の昆虫なら、3回に一度程度の新鮮な草の交換くらいで、鳴き声も脱皮・産卵・孵化まで十分に楽しめるので、お薦めですが―自分で捕まえたのなら、何だって飼ってみたいですもんね。 何事も経験! がんばってぇ \(^−^)/ そうそう、この絵本。 今次男のお気に入りです。 ウチにあるのは、翻訳本の方ですけど^^ この絵本の鳴き声に共鳴するっていうのには、本当にビックリ☆でした。 ↑わかなさんのマニアックなコメントに笑ってしまいました。
それにしても、絵本のこおろぎの鳴き声に共鳴するなんて驚きですね。 よほど絵本の泣き声が精巧につくられているんでしょうね。 仕掛け絵本って高いのにあっという間に壊されちゃうので苦手です・・・(笑) これも、壊されたらって思うと買えません。 子供さんがとってきた虫を飼うなんて、子供の視線で育児をされててすごいです。 そのまま年を越すのは勇気がいりますね。 虫の生態を知るには絶好のチャンスですが・・・。 わぉ!このホンモノなコオロギさん!
ちょっと、ちょっとちょっと! と目を覆いたくなく感じですが、、、 画像大きくして何度も見ちゃった(笑) この絵本はしかけものなんですね〜 ↓カウプレ当選オメデトウゴザイマス! すっごいステキなものですね(^^) 今度あの場所で見せてね!
【2006/11/02 20:54】
URL | りんご #-[ 編集]
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【2006/11/02 20:58】
| #[ 編集]
こんばんは。
ヒメちゃん可愛いですね! コオロギさんに絵本を読んであげるなんて優しい^^ そして、コオロギさんまで共鳴してくれるなんて、心が通じ合っているんだね! 子どもの力って、すごい、すごいね! 私も日本語版ですが読みましたよ♪ うちの娘たちも、コオロギの鳴き声に喜んで 何度も開いたり閉じたりしていました(笑) 記事をTBさせてください。 どうぞ宜しくお願い致します。 そう、幼稚園の面接、ヒメちゃん頑張ったね! うちの子も頑張ってきますね^^ 応援してくださって、本当に嬉しいです。 どうもありがとう。 エリックカールの絵本は、絵がカラフルで、とても好きです。
この絵本は知らなかったので、さがしてみたいです。 うちの子はこおろぎを身近でみたことはないのですが、昆虫絵本で、「こおろぎの耳はどこにある?」という質問がのっていて、それが印象ふかく覚えているようです。ちなみに、こおろぎの耳は足にあるようです。 あと、こおろぎといえば、こおろぎがたくさんいるお寺があって、観光にいったことがあるような・・・あ、あれは鈴虫寺か。間違えました。 つらつらとどうでもいいことを書きなぐってしまいました。すいません〜。 またきますね〜。 グリンデルさん
はじめまして。グリンデルさんのお目にとまった偶然に感謝しております。 コオロギ。。そうですかこれはエンマコオロギなんだあ。産卵前にメスが雄を食べるってことは知ってはいたんですけどね、なんど他の雄も一緒になって食べていたので ちょっとちょっとちょっと・・・と思いまして。しかしながら日本で一番獰猛なコオロギは我が家にいるなんて、誇らしいやら怖いやら。グリンデルさんはなぜにそんなに詳しい?![]() 鎌倉の旅、楽しく拝見しましたよ。ぜひ足を運んでみたいと思います。 これからもどうぞよろしくお願いします。 あきさん わたしもなにか生き物を飼うなら魚かなって思っていたんですけどね、癒されますもんね、魚の動きって。でもなぜかコオロギ。ずいぶん鳴き声には癒されましたが、最近は死と向き合うことが多く、グロテスクでございます。実はもう一つうちには昆虫がおります。それはまた後日発表しますね。 わかなさん おっと、肉食昆虫の飼育経験ありなんですね。やはり難しいでしょうね。共食いはさすがに見るに耐えられませんでした。 男の子がいると、虫をつかまえてきたりするでしょうね。以前昆虫の本の紹介されてましたもんね。また教えてくださいね。 うっちゃんさん 仕掛け絵本ってたしかに壊れることを考えると迷いますね。でもこれはしっかりつくられてますよ。2年以上経ったいまでもちゃんと音がしますし。ボードブックなので大丈夫。 でも以前に比べて音は鈍くなってきてるけど・・年を越すってことを考えていませんでした。はてどうしたものか。留守にするしなあ。 りんごさん
ふふふ・・怖いものみたさで何度も見ちゃいました? コオロギの顔ってすごいんですよ。顔のアップの画像だったらみんな引くだろうなって思ってやめたんだけどね。 nao-yuuka-ayuchan5さん TBどうもありがとう。カマキリがきたなんて、驚いてお昼寝どころじゃないですよね ぜひ来年、コオロギをつかまえてみてください。うちのは獰猛なコオロギらしいので・・もっと飼い易いコオロギでありますことを祈って。masacoさん ええっ コオロギの耳は足にあるの?まるでDr.スランプのニコチャン大王みたいね(知ってます?世代がわかるな)鈴虫寺、わたしも昔京都に住んでいたのでいったことがありますよ。鈴虫に囲まれた中で住職の説法を聞きました。懐かしいなあ。 わたしも恵比寿の『エリックカール』展でこの絵本を購入しました。
久しぶりに開けてみたら、鳴きが悪かったです ![]() ちなみに先月、裏ブログでエリックカールの新刊をアップしました ![]() アテナさん
恵比寿のエリックカール展いかれたんですね。5月のでしょ?もしかしたら出会っていたかも・・ あとで裏ブログ遊びに行きますね。 ![]() |
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エリック カール, 工藤 直子 だんまりこおろぎ―虫の音がきこえる本 近頃、夜になると、鈴虫や、こおろぎの鳴く声がします。虫の声がすると、もう秋だなあと感じます♪私が幼い頃は、母が庭先にいた こおろぎをつかまえて虫かごに入れて家の中で飼っ 絵本の部屋【2006/11/02 22:13】
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