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 報告「オランダ絵本作家展」

2007-02-14

 大丸ミュージアム・東京(大丸東京店)で20日まで開催されている、オランダ絵本作家展に行ってきました。
20070302024743.jpg
 デザイン先進国といわれるオランダが生んだ絵本作家の二大巨匠である、マックス・ベルジュイスと、ディックブルーナ。ふたりの代表的な作品の原画と、現在活躍中の10人の絵本作家の原画が展示されていました。

 我が家でもお馴染みのミッフィーやその仲間たちの絵(今回はオフセットのものがほとんどでした)に、ヒメは大喜び。昨年横浜で開催されたミッフィー展にも行ったときの印象が強かったようで、今回は展示作品も少なかったのが残念そうでした。
 この展覧会に向けて『おじいちゃんわすれないよ』を読んでいったのですが、こちらの絵本、ヒメにはかなり難しかったようで最後まで聞けなかったのですが、原画をみるなり「これこの前読んだね」とちゃんと絵を識別することはできてました。絵本では、茶色やグレーの背景に赤が挿し色として浮かび上がるのですが、その配色の対比が原画ではとくに美しく、また、線の細やかさが際立っていました。
おじいちゃんわすれないよおじいちゃんわすれないよ
ベッテ ウェステラ Bette Westera Harmen Van Straaten

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 現代作家作品は、いわゆるデザイン、アート画で、内容も不思議でナンセンスなものが多くみうけられました。
 中でも『レナレナ』『ボッケ』の作者であるハリエット・ヴァン・レークの作品の前では、絵の可愛らしさに、若い女性が熱心に見入っていましたよ。
ボッケボッケ
ハリエット・ヴァン レーク Harriet Van Reek 野坂 悦子

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 ブルーナやベルジュイスの作品はいわゆるオーソドックスな絵本という位置づけになるのでしょうか。このふたりは、ほぼ同世代だそうです。(ベルジュイスは2年前他界されました)
 ですからなにかと比較されることも多いようで、創作方法もブルーナは鉛筆で形を決めてから色指定して仕上げるのに対し、ベルジュイスは、不透明水彩とコラージュを使っています。
 またオランダでは、ミッフィーで育ったちいさな子どもが、人間関係を広げていく次の段階で「かえるくん」「わにくん」シリーズに出会うという読まれ方をしているようです。  どちらも、親しみやすいキャラクターの動物が主人公で、単純な線と鮮やかな配色で、長く子ども達に愛されているという点は共通ですね。 
 今回の展示で私が気に入ったのは『とくべつないちにち』『だいすき』です。
とくべつないちにちとくべつないちにち
イヴォンヌ ヤハテンベルフ Yvonne Jagtenberg 野坂 悦子

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どちらも、原画の前でふと足をとめてしまうオーラがありました。原画に添えられた文章を読んだだけで、絵本としては未読なのですが、近々読んでみたいと思っています。
 
 オランダでは父親が読み聞かせを積極的にしているとのこと。朝の出勤前に読み聞かせをするというのもけして珍しくはないそうです。
 絵本文化の高さ、個性的な作家の息遣いを感じられる原画展も、会期は残り一週間をきっています。まだの方はぜひ。詳しくは、こちらをご覧下さい。 
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オランダ絵本作家展

ただ今、東京大丸ミュージアムで開催中の『オランダ絵本作家展』(詳しくはこちら ★)にようやく行ってきました。 オランダ絵本といえば、ディック・ブルーナとかえるくんやかいじゅうシリーズのマックス・ベルジュイスが有名ですが、展覧会もブルーナからはじまって、し

オランダ絵本作家展

日曜日、ようやく『オランダ絵本作家展』にようやく行ってまいりました~

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非公開コメント

こんにちは。
ご報告ありがとうございます。
東京はいつもいろんな展覧会が開催されていていいですね(^^)

紹介されていた絵本、読んでみたくなったので、図書館にあるものは予約をかけました。

あ~、行かれたのですね!会期終了が迫ってきてあせっています。
今週末には行かなくちゃ。
まつりかさんがふと足をとめた原画たちも、しかと見てきたいと思います!

↓のとよたさん、来週末わが町のデパートにも来るんですよー。
とよたさんとてもフレンドリーだから大好きです♪
小学生になりすまして、地元小学生と草野球を楽しんでいたエピソードなんて、最高でした(笑)

『とくべつないちにち』って、確か今年度の課題図書でしたよね。
図書室で見かけたときに、立ち読みしとけば
良かったな~。(オイオイ、仕事しろ!)
転校生のお話だってことは朧に知ってるんですけど…。
図書館で検索掛けてみます♪

『だいすき そんなきもちをつたえてくれることば』は、
お初にお目にかかります。
内容は分からないものの、タイトルがいいですね。
言葉は道具。使う人如何によっては
人を救うものになったり、
ざっくり斬りつけるものになったり。
好きだという気持ちを伝える言葉は、
人に対してであれ、物に対してであれ、
温かなぬくもりがあって好きです。
どうせなら、
そう言う人を温かにする言葉を使いたいものです。
え、えっと。努力します、はい。^^;

あ、またまた田舎モノにはうらやましい展示会にいかれてたんですね。
オランダってチューリップのイメージからブルーナのような色彩鮮やかな絵本が多いのかと思ったら
こんなにしっとりといい雰囲気の絵本もあるんですね。
原画のオーラ・・・。包まれてみたいです。

めーべるさん
東京はたしかにいろんな催し物があります。ただ東京といえども広く・・電車で1時間ということもざらなんで(^_^;)
行きたくても行けないものも多いのが現状です。
わたしも図書館で予約をいれているところです。


フラニーさん
そうですよ~迫ってますからぜひお急ぎを(^o^)丿
とよたさんの草野球のお話おもしろいですよね。今もほぼ毎週やってらっしゃるようですよ。


各務史さん
『とくべつないちにち』は、そう課題図書なんですよね。転校生の気持ち、私にはわからないけれど、娘はこのままでいけば転校をくりかえす人生になりそうなので、読んでおきたいなって思っています。
言葉って難しいですね。私は深く考えずに言葉を発してしまうことが多く、それで人を傷つけることが多いんです。反省しているつもりが、また繰り返してしまう・・
史さんの言葉は、いつも温かく、ずっしり重いですよ☆。


うっちゃんさん
私がオランダで知っていることって、チューリップ・風車・木靴・ブルーナくらいだったんですけどね。こんなに絵本や児童書の位置づけが高く、デザイン先進国だとはしりませんでした。
オランダを知るという意味でもいい展覧会だったと思います。

行きたいな!

いいなあ。この展覧会、見に行ってみたいのに
行けないんだよね~!残念ですw
私も『だいすき』の絵本が大のお気に入りなんですよ!
原画で観れたなんて羨ましいです☆
この方のサイン会も以前、東京で会ったみたいで遠くて行けずに悔しい思いをしました。
あ~、ほんと近くでやって欲しいなあ!

nao-yuuka-ayuchan5さん
『だいすき』・・お気に入りなんですね。ぜひぜひ読まなくっちゃ。
絵本を読んでから原画をみれたらもっと感動できただろうになあと、少々残念に思っているところです。

しまった! 忙しさにかまけててすっかり忘れていました~(泣)。
明日までなんですよね~、ああ~、せっかく招待券をもらったのに行けないかも・・・。
でも、まつりかさんの記事を読むと、やっぱり行きたくなっちゃいました。
けっこう翻訳されている絵本もあるのですね。

ひとときさん
どうでした?いかれました?
デパートでの催し物は会期が短いですからね。
もしいかれてたらご報告待ってますね。

ううっ、結局行けませんでした・・・。
ものすごく悔しいです。好きな作家がいるわけでもないですが、逆に見たことのない人たちばかりだからこそ、行きたかったのに・・・。
きっと原画をみて、ファンになって面白い新しい出会いがあったんだなぁ・・と思うと悔しいです。
もっと、期間をのばしてほしいです~。
もしくは時間を・・・。

ひとときさん
ほんとほんと・・おっしゃるとおり。
もう少し会期をのばしてほしいですよね。
はじめてみる作家の絵でも、これは!というものに出会えるのが展覧会のいいところですもんね。わたしも今回はオランダという国にも興味をもてました。

TBありがとうございました♪
わたしもTBさせていただきましたよ。
今度は、三鷹のプラティスラバを狙っています。
まつりかさんは、リサガズ・ペネロペですか?
何かと目白押しですね。

フラニーさん
TBありがとうございました。わたしも三鷹に行こうと思っていたんですけど・・ちょっと遠くて・・なかなか腰があがりません。荒井良二さんと酒井駒子さんのトークイベントもあったと聞いていますが。また報告を楽しみにしてますね。

行ってまいりましたあ~

まつりかさん、ご無沙汰してます。
TBだけ先にさせて頂き、コメントが大変遅くなってしまいごめんなさいね。
先日、西荻窪で”まつりか”というお店を通りがかったので
まつりかさんのことを思い出し、何か書き込みしたいと思っていたのですよ~
オランダ作家展、とてもよかったですね。
私も、今回の展覧会で知った絵本を順番に読んでみたいと思っています。
わあ~リサガス&ペネロペもあるのですかあ。
これも観てみたいです。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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