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 「クワ太」の死

2007-03-17

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3月16日(金)。家族がひとり亡くなりました。
ひとり・・いや一匹。名前は「クワ太」

 昨年7月17日、我が家に舞い込んできた立派な♂のノコギリクワガタ。リビングの網戸にぶつかって脳震盪をおこしベランダでひっくり返っていたのです。
 ヒメが「クワガタ」とはっきり言えず、クワタといっているように聞こえるので、名前は「クワ太」に。
 その一週間後、近所のクヌギの木に止まっていたコクワガタを捕まえてきて、同じ虫かごの中へ。こちらの名前は、そのまま「コクワ」。
「クワ太」と「コクワ」は争うこともなく、うまく棲み分けていました。
 秋にはエンマコオロギを飼いました。こちらも夫とヒメが草原で♂3匹、♀3匹を捕まえてきたのです。(「だんまりこおろぎ」について書いた過去の記事に、コオロギの画像があります。ごらんください)コオロギたちは共食いや、寿命で11月末には全匹死んでしまいました。
 再び我が家は、クワガタ2匹だけになり、季節は冬に。普通ノコギリクワガタの成虫の寿命はひと夏限り(3~6ヶ月)といわれ、越冬はほとんどしないといわれています。年末年始、10日近く留守にしたときも、部屋の温度が低く乾燥するのでうだめかもしれない・・と思っていたけれど、それでも問題なく生き続け、食欲もありよく動いていました。
 朝晩、クワガタたちに声をかけるのが習慣になり、霧吹きをかけたりゼリーを変えたりとヒメもよくお世話をしていました。
 ある日、脚の動きがおかしく、歩き方がぎこちないので取り出してみると、フ節が無くなっている脚が3本もあったのです。弱弱しい動きのクワ太。
「この様子じゃ、あと一週間ぐらいで死ぬかもしれない・・・」そういった夫の言葉どおり、16日朝起きてみるとマットの上で死んでいました。
 覚悟はできていたとはいえ、かなりのショックでした。
 ところがヒメは・・「コクワは生きてるでしょ」となんだかあっけらかんとしている。これではいかん!死とはどういうことなのかどう説明したらいいのだろうか・・・
 うまく説明できず、ヒメを納得させられないままに17日(土)、休みの夫と3人で、コクワを捕まえたクヌギの木の下に穴を掘りました。クワ太が生きているときには、怖くて手にのせることができなかったヒメ。亡骸になってはじめて手のひらにのせて、背中をなでながら「クワ太バイバイ。いっぱい遊んでくれてありがとう」と言って穴に埋めました。
「クワ太がもういないよ~。さみしいよ。」突然思い出したように泣きだしたりして、ヒメなりに、生き物が死ぬということを理解できたのかもしれません。
「また夏になったら、コクワの友達探しに来ようね。コクワ寂しいから。」というヒメ。コクワの寿命は1~3年だそう。できるだけ長く生きて欲しいものです。

 昨夏クワガタを飼いはじめてから、文庫で何度も借りて読んでいたのがこちらの本。
のこぎりくわがた 相笠昌義/作
200703171357000.jpg年少版こどものとも101号(1985年8月1日発行)のもの。
 内容は、夜のこぎりくわがたがくぬぎの木に飛んできて、他の虫たちと木の蜜をなめている。舐め終わると、枝をどんどん歩いているとバランスをくずして落下。仰向けになって地面で気を失って動かない。足を動かしてもなかなか起き上がれず、爪を木にひっかけてようやく起き上がり、葉の中にもぐっていく・・・というもの。
 色鉛筆でかかれたクワガタの絵がリアル。ゼリーを食べるときににゅっとのびる口唇ひげや、目、裏返しになった姿など実物では見えにくいところも絵だとよくわかり、クワ太と比較しながら楽しんで読めました。残念ながらこの本、今は絶版のようですが、画家による丁寧な絵が魅力の本です。
 
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ノコギリクワガタ残念でした…生き物を飼っていると、どうしてもお別れの時が来ますものねi-202
以前、やはりコクワガタを幼虫から数匹飼っていたことがありました。
成虫になってからも、何年か生きてたなぁ。
つがいで頂いたメダカも沢山繁殖したけれど、数年の内に絶えてしまって…最後の一匹が亡くなった時にはともて悲しかった。
今は、金魚2匹と亀2匹がいますe-365

まつりかさん、こんばんは♪
クワガタ、残念でしたね。
虫といえども、可愛くなって死ぬと悲しい。
我が家も相当経験しましたよ。
子どもって残酷な面があるじゃないですか。
ある時、長男が飼っていた20匹くらいのバッタの触覚を全部片方ちぎってしまったんです。
ショックでしたねー。
子どもは実験のつもりで、今考えるとやって当然のことなんだけど、夫も私もかわいがっていたから「なんてことするんだ!!」ってめちゃめちゃ叱ったりして^^
先日は、ある方からいただいたニジイロクワガタ(外国のクワガタ)の幼虫の体にキノコが生えていて・・・そろそろさなぎになるかな~?って楽しみにしていたから、それもかなりショック!
菌糸ビンはまだそのままですが。
虫にはたくさんのことを教えてもらっています。
ヒメちゃん、今度のことでメゲず、また是非飼って欲しいです。
コクワ、ウチもたくさんまだ生きています♪
長生きするといいですね!!

RENEさん
RENEさんもいろいろな飼育経験がおありなんですね。犬やネコを買えないマンションなので、虫を・・とおもって飼ったのですが、虫でも愛着がわいてきてやはりお別れはこんなに寂しいものかと実感しています。
金魚とカメさんが長くRENE家を癒してくれますように


わかなさん
おおっ!バッタ20匹って。さすがに男の子のいるおうちはすごいですね。触覚をとっちゃうというのも子どもにはありがちなんでしょうけど、親としては叱るべきところなんでしょうね、やはり。
それにしても、幼虫にきのこが生えるんですね。ちょっと見てみたいような気もしますが・・怖い!

生き物を飼う=死を看取る
って感じがしないでもありません。
大抵、人間のほうが寿命が長いから。
(亀は違うか?)

死と言うものを理解するのは、大人でも難しいですが
ましてや、未来が無限にある子どもには、
もっと難しいでしょうね…。
大切な経験されましたね。
死がなんだか分からなくても、
もう、二度と会えない。どんな手を使っても。
ということが経験できたことは、多分とても大きいでしょうね。
楽しい経験ではないけれど、
リセットできない命…。貴重です。(しみじみ)

ヒメにも別れの刹那さを感じてもらえて
よかったですね。
命の大切さを絵本だけではなく実際に体験させてくれた
クワ太にありがとう。そしてお疲れ様でした。

クワ太君、残念でしたね。
ヒメチャマの年齢で死を理解」するのは難しいとは思いますが、よくお世話をしていたから悲しかったんでしょうね。
やはり実体験が大切ですね。
うちの長女が3歳のときに、飼っていた小鳥が亡くなったんです。
長女は死んだことが理解できず、
「ねんねしているから歌をうたってあげる。」
と言い、手に乗せて歌をうたっていました。

各務史さん
そうですね。生き物を飼う時点で、死を見取ることはわかっているもの。子どもには生命には限りがあるということ、けして戻らないということを体験してほしいという気持ちがありました。・・・が、よく考えてみれば、それ自体虫にとっては迷惑な話。人間の傲慢な考えなんですよね。
とはいうものの、主旨とは違って私自身クワガタには随分癒されました。クワガタからも、それを看取った娘の姿からも学ぶことが多かったです。


mocoさん
最後は夏場の光沢ある堂々たる姿は全く消え、体も小さく鈍い黒色の体になっていました。
クワガタの死を体験して以来、娘は「わたしも死にたくないよ」と泣き出すこともあります。


アテナさん
死について理解できるようになる年齢や時期ってそれぞれの子どもによって違うことは当然ですが、ゲームをはじめて簡単にリセットして蘇らせるようなことをしはじめる前に、そして道徳的にとか理屈で考える年齢になる前に、死を感じ、命の大切さを何か感じられるようにしてあげたいと思っています。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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