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 ぼくがあかちゃんだったとき

2007-04-13

ぼくがあかちゃんだったとき 浜田桂子/作・絵
ぼくがあかちゃんだったときぼくがあかちゃんだったとき
浜田 桂子

教育画劇 2000-05
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<どんな絵本?>
今日、6才の誕生日を迎える「ぼく」。お父さんが、「ぼく」を膝に座らせて、生まれてから、どのように大きくなってきたのかを話しています。
病院の廊下で産声を聞いて「やったー!」って思ったこと。
夜中しょっちゅうおっぱいをあげなければならないから、昼間眠いお母さんに代わって、お父さんが家事をしていたこと。
初めて笑った日に感動したこと。
おしめを換えたときに、顔におしっこをかけられたこと。
歯が生えてきて、なんでも食べようとしてしまったこと。
「ぼく」が病気になったとき、心配で仕方なくて、自分が病気の方がずっといいと思ったこと。
ふらふらしながらも一人で立ち上がった日のこと。
一歩ずつ歩けるようになって、自分の行きたいところにいけるようになると、部屋のあちこちでいたずらを始めたこと。
初めて靴をはいて散歩した事。
「そして こんなに おおきくなった!きみを みると げんきが でる。きみが いると うれしい。うまれてきてくれて ありがとう。これからも よろしくな!」

<初めて読んだ3才7ヶ月のヒメの反応>
1ページ読むごとに、「わたしもそうだった?」と尋ねてくるのでなかなか読みすすめられません。「おっぱいってどんなあじがしたんだろう。」という文章を読むと、必ず「あ~おっぱいの味思い出せない!」と悔しそうに言っています。はいはいをしている絵、一人立ちした絵を見ながら、マネをしています。

<おすすめポイント>
「ぼく」が赤ちゃんだったときのことを話す父親の温かく愛情あふれる言葉に、わが子の幼い日々に重なり読み手も感動します。また、聞き手の子どもは、きっと自分も絵本の「ぼく」のように大切に育てられたんだろうという幸福な気持ちで聞けるはずです。表紙には1才の誕生日のときに撮った写真を描いた絵が、裏表紙には6才の誕生日のときの絵があり、その対比も面白いです。

<現在3才9ヶ月のヒメの反応>
アルバムを出してきて、自分の赤ちゃんの頃の写真を見たがります。「もう大人だから」「もう大きくなったから」「わたしもうおねえちゃんだから」というのが最近の口癖。
ぼくって、いろんなことできるようになったんだね。でも、まだちいさいよ。もっとおおきくなるんだよ。」という文章を読むと、「わたしももっともっと大きくなれるよ」と言っています。

<まつりかの感想>
この本と並行して読んでいたのが、
わたしがあかちゃんだったとき   キャスリーン・アンホールト/作 角野栄子/訳
ehon775.jpg

こちらは、3才の女の子が、自分が赤ちゃんだったときどんなふうだったかを聞いて、それにお母さんが答えています。絵は、左ページに現在(3才)の様子。右ページに赤ちゃんだったときの様子が描かれています。「あたし、もう あかちゃんじゃありませんよう。おおきくなったんだもん。3つになったんだもん」

 『わたしがあかちゃんだったとき』の方が、3才の女の子ということもあるのでしょうか、会話の内容や、行動がヒメと重なることが多いのです。「赤ちゃんのときどうだった?」としきりに聞きたがる様子などはそっくりです。
 『ぼくがあかちゃんだったとき』の方は、6才になる男の子、つまり大人の真剣な話をちゃんと聞ける年齢という設定のためか、ただ赤ちゃんだったときのことを回想し懐かしむだけでなく、子どもに寄せる愛情を父親が息子にしっかりと伝えているという点で、物語に重みが感じられます。「これからもっと大きくなるんだ」という、「ぼく」の言葉に感動します。父親の話から、自分の赤ちゃんの頃を知り、いかに大切に育てられたかを知り、大きくなることの喜びを感じている言葉に生命力を感じるから。登場する男の子は6才ですが、自分が赤ちゃんだった頃を知りたがる3~4才から、上は小学高学年位まで十分楽しめる本だと思います。
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2冊共、初めて拝見しました!!
子供が絵本の主人公と自分と重ね合わせて、幸福な気持ちになってくれる絵本なんて素敵です(*^ー^*)
おっぱいの味を思いだせなく悔しがるヒメちゃん可愛いですねっ(゚ー^*)

下のキャサリン・アンホールトさんの絵本、絶対読みたい、いや欲しいです!!

ヒメちゃん、意気軒昂と通われている様で何よりです!
日中、ママは少し寂しいでしょ?
私もそうでした…通い始めは、皆さんそうよね…時計ばかり見ていたなぁi-226

絵本に触れ、ふと自分の幼い頃の遠い記憶が蘇りました。
3つ下の妹の授乳時に、ねだって母乳の味見をさせて貰ったの…なんだ、このへんてこりんな味は~って思った(笑)
そして、下の絵本の様な頑丈な乳母車に妹を乗せて、母が幼稚園の送り迎えをしてくれていたわ。
今と変わらず、幼き日から大分おしゃべりだったようですが、後々語り草になったエピソードをひとつ…
「ママ、お弁当の卵、"新宿"だったよ~!」
「えっ??」(母が「半熟」の言い間違いと気付くのにそんなに時間は掛からなかったそう(笑)
今思えば、子どもの頃から飛ばしていたんだわi-229

今年、息子が6歳になるので、ぜひ、この絵本を誕生日に読んであげたいと想いました。素敵な絵本の紹介をありがとう。早速、探してみますね。

管理人のみ閲覧できます

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こんにちは
お邪魔します
6歳の誕生日にいいですね。
うちの上の子、つい先日過ぎてしまいましたが、ぜひ一緒に読んでみたくなりました。

ルーリーママさん
ごめんなさい。コメントをいただいていたのに、お返事が遅くなりました。
赤ちゃん返りのヒメにはしばらく愛読書になりそうです。ルーちゃんはどうかしら?


RENEさん
さすがRENEさん、幼い頃から豊かな心の持ち主だったようですね~
おっぱいの味、確認したんだ~
わたしも2才下に妹がいますが、さすがに妹の授乳中の記憶もなく・・自分のおっぱいもなんだか気持ち悪くて一度も味見しなかったし。
なんか、ちょっと確認したくなってきたぞ~
新宿卵・・RENEさんは都会生まれですか?間違い方が粋だわ☆


京女さん
コメントのお返事が随分おくれてすみません。
息子さんのお誕生日おめでとうございます!
6年前のことを思うと、大きく立派になったと感慨深いでしょうね。


さとちえさん
さとちえさんのところも、6歳のお誕生日だったんですね。
ぜひ読んであげた感想をお聞きしたいなあ。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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