2007-05-15
オリバーくん ロバート・クラウス/文 J.アルエゴ、A.デュウェイ/絵 長谷川四郎/訳

<どんな絵本?>
ふくろうのオリバーくんは、お芝居が大好き。みなしごのふりをしたり、他の鳥たちを真似て遊んでみたり。
そんな、オリバーくんを見て、お母さんはお芝居の勉強をさせ、タップダンスも教えました。
でも、お父さんは、医者か弁護士にさせたいと思っています。お父さんはお医者さんごっこと弁護士ごっこができるおもちゃを買い与えました。
こうして オリバーは パパも ママも よろこばせました。
「オリバーは おおきくなったら いしゃか べんごしに なるだろうよ」とパパが いいました。
「オリバーは きっと はいゆうに なるでしょうよ」とママは いいました。
でも、オリバーは大きくなって何になったと思いますか?
(ヒント・・

)
<初めて読んだ0才9ヶ月のヒメの反応>
人に薦められ、自分のために読みました。ヒメの反応は??当時の記録にも私の感想だけが記されていました。「子どもは大人の思い通りにならない」と。。
<おすすめポイント>「早期教育」、「親の過剰な期待」などについて考えさせられる。ふくろうの親子のユーモラスな表情が楽しい。繊細な線画は、カラフルに色づけされびっしりと描きこまれているページがあるところと、余白がたっぷりとられ、見開きにふくろう2匹だけというページがあったりと、内容にあわせて緩急のつけられた絵が印象的。
<現在3才10ヶ月のヒメの反応>
お芝居が好きなオリバーくんに負けず劣らず、ヒメは絵本を見ながらふくろう親子のひょうきんな表情を真似しています。大きくなったら何になりたいかと質問すると、「幼稚園の先生になる」と言っています。
<まつりかの感想>
原題は『OWLIVER』。ふくろう=owl だからでしょうね。
子どもには将来どんなふうになってもらいたいか、子どもに期待すること・・それはどの親でも考えることです。
「将来いろんな選択肢を持てるように、親はできるだけのことを子どもにさせてあげたい。そのためにいろんな習い事をさせています。」・・そういう人も多いでしょう。
かくいう私も、ヒメには1才の時から、英語とリトミックを習わせています。将来役に立つからとか、できるだけ小さい頃からやったほうが習得しやすいからという思いは、ほとんどありません。しかし、やっていると、ヒメが上手にできれば嬉しいし、できなければ「どうして?」と思うし、他の子とも比較してしまうし、「ちゃんとやりなさいよ。せっかくお金を払っているのに」みたいなことも言ってしまうし・・
早期教育開始の低年齢化が年々進み、いまや胎児の時からなんていうのも珍しいことではなくなってきました。子育てに不安ももつ親の心理を煽るように、幼児教育の業界は不況下でも伸びているといわれます。不況だからこそ、将来子どもには自分で食べていける何かを、特技をみにつけさせようと思いさらに早期教育熱に拍車をかけているのかもしれません。
オリバーくんは、親の期待にこたえてなんでも器用にこなしていき親を喜ばせます。しかし皮肉なことに、結局親の願うものとは全く違う職業につくという結末になんだかほっとして笑ってしまいます。
現実は、オリバーくんのように親の期待にすべてこたえられるばかりではありません。応えられなくなると親から見離されてしまったように感じ、子どもは自分の存在理由を見失いかねないと思います。
子どもは親の期待を多々裏切るものだということと、親が明確な目的をもって軸をぶれさせずに子どもに接することを思っていることで、結果や効果に対して一喜一憂することもないのかなと思います。
週2回の習い事は、幼稚園がはじまった今、結構つらくなってきました。しかし、幸いなことにヒメ自身は今のところそれも楽しんでいる様子。疲れているのは送り迎えのために、自転車をこいで体力を消耗している私だけか・・
将来は幼稚園の先生になりたいとヒメは言い始めました。「でも、ダンサーもいいなあ。ふたつやりたいなあ。」だって。そんな会話を聞きながら、夫は横で「外交官になってほしいなあ」と言っている。「外交官ってなに?何するの?」と質問され、「いろんな国の人と仲良くし、助け合うために働く人」って説明すると、「よくわからん」と一言でバッサリ
。身近にいる幼稚園の先生に憧れをもつということは、園生活を楽しんでいる証拠かな?

<どんな絵本?>
ふくろうのオリバーくんは、お芝居が大好き。みなしごのふりをしたり、他の鳥たちを真似て遊んでみたり。
そんな、オリバーくんを見て、お母さんはお芝居の勉強をさせ、タップダンスも教えました。
でも、お父さんは、医者か弁護士にさせたいと思っています。お父さんはお医者さんごっこと弁護士ごっこができるおもちゃを買い与えました。
こうして オリバーは パパも ママも よろこばせました。
「オリバーは おおきくなったら いしゃか べんごしに なるだろうよ」とパパが いいました。
「オリバーは きっと はいゆうに なるでしょうよ」とママは いいました。
でも、オリバーは大きくなって何になったと思いますか?
(ヒント・・


)<初めて読んだ0才9ヶ月のヒメの反応>
人に薦められ、自分のために読みました。ヒメの反応は??当時の記録にも私の感想だけが記されていました。「子どもは大人の思い通りにならない」と。。

<おすすめポイント>「早期教育」、「親の過剰な期待」などについて考えさせられる。ふくろうの親子のユーモラスな表情が楽しい。繊細な線画は、カラフルに色づけされびっしりと描きこまれているページがあるところと、余白がたっぷりとられ、見開きにふくろう2匹だけというページがあったりと、内容にあわせて緩急のつけられた絵が印象的。
<現在3才10ヶ月のヒメの反応>
お芝居が好きなオリバーくんに負けず劣らず、ヒメは絵本を見ながらふくろう親子のひょうきんな表情を真似しています。大きくなったら何になりたいかと質問すると、「幼稚園の先生になる」と言っています。
<まつりかの感想>
原題は『OWLIVER』。ふくろう=owl だからでしょうね。
子どもには将来どんなふうになってもらいたいか、子どもに期待すること・・それはどの親でも考えることです。
「将来いろんな選択肢を持てるように、親はできるだけのことを子どもにさせてあげたい。そのためにいろんな習い事をさせています。」・・そういう人も多いでしょう。
かくいう私も、ヒメには1才の時から、英語とリトミックを習わせています。将来役に立つからとか、できるだけ小さい頃からやったほうが習得しやすいからという思いは、ほとんどありません。しかし、やっていると、ヒメが上手にできれば嬉しいし、できなければ「どうして?」と思うし、他の子とも比較してしまうし、「ちゃんとやりなさいよ。せっかくお金を払っているのに」みたいなことも言ってしまうし・・
早期教育開始の低年齢化が年々進み、いまや胎児の時からなんていうのも珍しいことではなくなってきました。子育てに不安ももつ親の心理を煽るように、幼児教育の業界は不況下でも伸びているといわれます。不況だからこそ、将来子どもには自分で食べていける何かを、特技をみにつけさせようと思いさらに早期教育熱に拍車をかけているのかもしれません。
オリバーくんは、親の期待にこたえてなんでも器用にこなしていき親を喜ばせます。しかし皮肉なことに、結局親の願うものとは全く違う職業につくという結末になんだかほっとして笑ってしまいます。
現実は、オリバーくんのように親の期待にすべてこたえられるばかりではありません。応えられなくなると親から見離されてしまったように感じ、子どもは自分の存在理由を見失いかねないと思います。
子どもは親の期待を多々裏切るものだということと、親が明確な目的をもって軸をぶれさせずに子どもに接することを思っていることで、結果や効果に対して一喜一憂することもないのかなと思います。
週2回の習い事は、幼稚園がはじまった今、結構つらくなってきました。しかし、幸いなことにヒメ自身は今のところそれも楽しんでいる様子。疲れているのは送り迎えのために、自転車をこいで体力を消耗している私だけか・・
将来は幼稚園の先生になりたいとヒメは言い始めました。「でも、ダンサーもいいなあ。ふたつやりたいなあ。」だって。そんな会話を聞きながら、夫は横で「外交官になってほしいなあ」と言っている。「外交官ってなに?何するの?」と質問され、「いろんな国の人と仲良くし、助け合うために働く人」って説明すると、「よくわからん」と一言でバッサリ
。身近にいる幼稚園の先生に憧れをもつということは、園生活を楽しんでいる証拠かな?





