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 第4期絵本講師・養成講座 4回目

2007-11-19

NPO法人「絵本で子育て」センターと、ほるぷフォーラムが主催する「第4期絵本講師・養成講座」の4回目が、17日(土)に行われました。

今回は、松居直氏と、梅田俊作氏の講演でした。

 松居先生のお話は、2年前にもお聞きしたのですが、その時は自分に全く余裕がなく先生の言葉を咀嚼するのに必死でしたが、今回は、スタッフという立場で聴講させていただきまして、先生の一言一句が、自分の心にしみこむようでした。

 先月新刊された『声の文化と子どもの本』に関連してのお話も多かったのですが、
H_4818406575.jpg 中でも絵本における「言葉」の大切さについてのお話はとくに印象に残りました。本にも書かれていますが、石井桃子さんの用いる絵本の中の日本語は、子どもにとってわかりやすいだけでなく、目に見えるような表現がされている点で氏は高く評価され、尊敬されているそうです。

「字を読むのは読書とは言えない。
読んだ文章の世界へどのくらい深く入り込むかが読書である。
耳から豊かな言葉を聞くということを体験しないと読書力は育たない。」
ということもおっしゃっていました。

 松居氏は、絵本の作り手というお立場以前に、お子様が小さい時にご自身が読み聞かせをされておられました。子どもに読み聞かせていても、うろうろしたり聞いてくれないこともある。そんなときは、聞かなくてもいいよ、こっちは勝手に読んでいるんだからというくらいの気持ちでいたそうです。ちゃんと聞かせようと思うと、子どもにプレッシャーを与え、心を固くしてしまうそうです。子どもは聞いていないようで意外に聞いているものだとおっしゃっていました。
 氏の上のお子さんが、大きくなってから「『しずかなおはなし』は好きだった。」と言われたそうです。しかし、幼いころは、好きで聞いているようにはとても思えなかったそうですけれど。

 私は、このエピソードを聞いて、ふとヒメを思い出しました。
最近のヒメは、絵本を読み聞かせていても、上の空のことが多いんです。途中で鼻歌を歌ってみたり、ふっと幼稚園での出来事を話し始めたり・・そうすると私は面白くなくて、「読んでいるのに、聞いてないの?」と言ってしまう。「あ~ごめんなさい。聞くから」というヒメだけど、全部読み終わると「終わったの?」という。「聞いてなかった」とあっけらかんと言われる始末。 自分で読んで欲しい絵本を選んで持ってきているのに、その態度って??
 
 まあこんな時期もあるだろう、聞きたくない時だってあるだろうという程度に思っておきましょう。彼女が余所事を考えるくらい、あまり興味をもてない絵本だったのかなというふうにも考えましょう。聞いてなくてもいいかというふうに、考えることにしましょう。・・・プレッシャーを感じず、与えず・・そう改めて思ったのでした。

 声にだして絵本を子どもに読むのと、ひとりで黙読しているのとでは全く違う印象をもつというのは実感しています。
 私が気づかない絵の変化に子どもが気づいたり、予想しない場面で反応したりすることで、最初に自分がいまいちつまらないと感じていた絵本が、子どもに読み語ることでその絵本の良さに気付いたり、また逆のこともあったりして。
 「絵本は子どもに読ませるものではない。大人が子どもに読んであげるものだ」という松居氏の言葉にも納得です。
 そして今回は、絵本を子供だけでなく大人、とくに高齢者にも読み聞かせることを提唱されていました。子どもの本を読んであげることで、高齢者の中の子どもの心をよみがえらせ、生きる力になるのではないかと思っていると。
 
 絵本を声にだして読むこと・・絵本の中の素敵な言葉を借りて私の声のぬくもりがヒメの心に届けばいいな、そんなことを感じられた講演でした。
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非公開コメント

>字を読むのは読書とは言えない
そうそう! そうなんですよね!
字を追うことは出来ても、文章を読めないってこと
あるようです。
そう言う事実を聞くと、たまに愕然とするんですが、
それって、子どもに限らないんですよね。
もしかしたら、斜め読みなのかもしれないけど、
メールや手紙の中身の意味が分からない人がいます。
送り手の文章が悪いときもありますが、困惑…。

読み聞かせ、大人は聞いて欲しいと思うんですよね。
でも、子どもは、聞いてるんだか、いないんだか?
聞かせたい気持ちが強すぎると、確かにプレッシャーに…。
大人の価値観と、子どもの感性には開きがあるってことなんでしょうね。
でも、それを受け入れるには、大人も修行が必要なんですよね~。^^;

各務史さん
いつもありがとうございます。
読書が苦手な大人は、幼い頃に音読をあまりしなかった経験からくるものもあるそうですよ。
絵本を読むことで、ひらがなばかりの文字を一瞬にして文節を頭で把握し声に出すという訓練になっているような気がしてなりません。私も最初のころに比べるとずいぶんスムーズに読めるようになった気が・・
時々、お母さんの中に、声に出して読んだものの、何のお話かわからないときがあるということを言われる方がおられます。
そういう方が子どもに絵本を読むことで自分のための本も少しずつ読めるようになったといわれると、なるほど、思わぬところに効果があるもんだなと感心することがあります。

東京ではお世話になりました。
とても、有意義な また、楽しい時間でした。

明日は又、松居先生のお話を聞きに、神戸に行きます。まるで おっかけ?良い年をしてねえ。

ヒメちゃんは 本も好きだけど、母さんと一緒にいるのが好きなんだね。

又、お会いできるのを楽しみにしています。頑張りましょうね。

こんばんは
絵本講師養成講座、いつか行ってみたいもんです
ところでまつりかさんの所では当たり前かもしれませんが新潟市図書館に、ないのが不思議だった「男が選ぶ絵本特集」と言うコーナーを作っていただきました。
自分が読んだ絵本リストからも選んでもらい、いざ絵本と言う男性に向けたものです、これだけのコーナー設置をしてもらうだけでも2年かかりました、でもうれしい出来事です、詳細はよろしければ自分のブログをみてください

はなもようさん
あちらこちらに精力的におでかけになられていますよね。
はなもようさんにお会いして、パワーをいただきました。
今後ともいろいろ勉強させてください。


ふくちゃんさん
それはそれはすばらしいですね。
わたしの住んでいる地域の図書館にも男性が選ぶ絵本というコーナーは設けられていませんので、とても新鮮でした。
反響はいかがでしょう?のちほど伺いますね。

こんにちわ。今週末またそちらへ行くことになりました。

2日の交流会ではよろしくお願いします。

今度は物見遊山というわけにはいかないようです。

一人なので、その上方向音痴なので、 会場のすぐそばに泊まります。

当日は9時頃会場に行けばいいのかな?

山中さんに連絡取ってみますね。

まつりかさん、すっかりご無沙汰しています。
松居氏の言葉は読み聞かせを続けている私にとって
心強い言葉でした。
耳から豊かな言葉を聞くということを体験しないと読書力は育たない
説得力のある言葉です。

さて、勝手に別記事にTBしてしまいましたが、
今、しゅんが一番気に入っている絵本は『おふろだいすき』です。
実は、こちらの3才児におすすめの絵本カテゴリーから3冊を選び、
しゅんに読ませてみました。
その3冊は・・・・『三びきのやぎのがらがらどん』
『おとうさん だいすき』、そして『おふろだいすき』でした。
その中でのダントツ人気が『おふろだいすき』でした。
林明子さんの心温まる絵はまさにお風呂に入ってる心地よさ。
そして、しゅんの大好きな動物たちがたくさん出てくるところが
彼がハマった点でしょう。
ホントに素敵な絵本に出逢えてとってもよかったです。
ありがとうございました。

でも、一寸長い文章に読み手の私が途中でうたた寝をしてしまうと、
「パ~パ、次読んで!!!」と催促されちゃうことがしばしばです(^^;;

グリンデルさん
ありがとうございます。
素敵なエピソードつきのコメントをいただきながら、お返事が遅くなりまして、大変失礼しています。
女の子に人気の林明子さんの挿絵で『おふろだいすき』はめずらしく男の子が主人公ですもんね。
おふろという身近なものが、ファンタジーワールドに変身。ひとりでお風呂に入れるような年齢になったらきっとこの本のことを思い出してくれるんじゃないかなあと思って、ヒメに読んでいます。空想を楽しめるのって素敵ですもんね。でもたしかに長い・・最近は私も本を読んでいるうちに眠くなり、そのまま2,3時間一眠りしたあと、夜中にむっくり起きるという生活パターンです。
グリンデルさんの子育てへの向き合い方には関心させられます。父の声がお子さんたちの人生の節目節目に響いてくれることでしょうね。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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