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 本はこうしてつくられる

2007-12-20

本はこうしてつくられる  アリキ/作 松岡享子/訳
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<どんな絵本?>
ぼくは 本がすき。
さわったときの 感じも、
かいだときの 匂いも、
ページを めくるのも、
字を 読むのも、
絵を 見るのも、
ぜーんぶ すき。
この本は、だれがつくったの?


著者(作家、画家など)・編集者・発行責任者・デザイナー・校閲校正者・製作担当者・製版者・印刷者・宣伝担当者・営業担当者
この本は、ここにいる人たちが みんなでつくったのです。
どうやってつくったか、それを、これからお話しましょう。


 本がどうやってつくられていくのか、一冊の本を作るのにはどれだけの人がかかわっているのか、印刷や製本、流通段階までが、ネコのぼうやを主人公に描かれています。

<おすすめポイント>
本来ならとても複雑な説明を必要とするであろう、内容を、全32ページの中に簡潔で楽しくわかりやすく描かれているところが見事。とくに、原画と版下原稿をもとに製版用のフィルムをつくり、その後印刷機にかけられるまでの過程を追う場面は面白い。
また、カバーの前袖には、この本の概要が書かれていますが、校正の実際例として、前袖に書かれた内容の文章が校正されていく様子が後ろ袖にあります。つまり、この本の表紙は捨てると楽しみが半減、もったいない!のです。
作家や出版業界に関心をよせる人にもおすすめ。
ものつくりの過程を知る楽しみと同時に、もの(本)を大切にしたいという気持ちを持てるはず。

<まつりかの感想>
わたしの中学・高校時代の将来の夢は、雑誌編集者でした。
大学に入っても真剣に目指していたわけでもなく、かといって他に目標をもつわけでもないというのんきな大学生活を送っていたのですが、ひょんなことで、全国紙の新聞社に2か月だけアルバイトをしていたことがあります。
総務部での雑用だったんですが、ある日新聞社を案内してもらう機会があり、
政治部、経済部、社会部・・・・、校正部・・そして、印刷でゲラがあがってくるところまでを見せていただき、できたてほやほやの夕刊を手にして感動したものです。
文化部の家庭欄担当の女性とご飯を食べに行き、いろんな話をきくうちに強くなるあこがれに反比例して、自分には無理だなと諦めの気持ちも増してきました。
そんなことですから、就職活動ではどの新聞社も出版社も一次試験さえパスできず、結局は
全く関係ない業種、職種に就くことになりました。
それはそれで、「もしや天職か?」と思うくらいに存分に楽しんで仕事をしていたのですけど

それから時を経て、結婚し、出産し、絵本とであい、絵本講師になった今、「本」に関係した活動をしているという自分を振り返ると、どこかに昔抱いていた夢を引きずっているのかなあと思うことも。

今、子どもたちに職業体験学習をする学校も多いそうですね。
そういう私も、来年早々、友人たちとキッザニアに行く予定です。(予約したのは8月ですよ
子どもにとっては、様々な職種を体験し、日常かかわっているものをもっと身近に感じられたり、キャッシュフローなどの社会の仕組みを楽しく学べるという利点もあるのでしょう。
ヒメは、「お化粧してあげる人」になりたいそうです
少し前までは、幼稚園の先生だったんですけどね。
キッザニアに行ったら、また違うものになりたいって言うかもしれません。

この本の初版は1991年なので、フロッピーディスクやワープロが登場していますから、今の本つくりとはずいぶん違うところもあるのでしょうね。色合わせなんて、パソコンでもっと簡略化されているでしょうし。
こうして作られた本が書店におかれ、お父さんが買ってきてくれたものを見て、主人公のネコのぼうやは最後にこう言います。
本だ!ぼくの本だよ。
いつでも 読めるし、匂いもかげる。
いつまでも だいじにしよう。

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そうなんだ。なるほど、文章が良いはずだ。
うちの代表も毎日新聞にいたんだよ。大昔。知ってた?
キッザニアは知ってる!。蓮君が西宮にキッザニアが出来たら、母さんが連れて行ってくれるって。と楽しみそうにはなしていたの。
ヒメちゃんもようやくだったんだね。

私は明日、連続絵本講座の最終日です。
原稿ができたら安心して・・覚えるの忘れてた!

本好きな子が読んだら、喜びそうですね。
逆に、興味がなかったら、とことん無関心かも。
あ、ものづくりが好きな子も、はまるかな♪

私は、本は好きだけど、
その関係の仕事をするって言うのは、考えたことがありません。
出来ると思ったことがないからなんですが。
でも、今はいい時代。
超ミニミニなら、すべての行程省いて、発信できますもんね。
勿論、出来上がる”醍醐味”はないですが。^^;

私もこれは気に入っていて、子どもたちに本の説明をするときに使ってます。
大人でも充分に感心することばかり。
素敵な本ですよね。

私は出版社はハナッから諦めていて、書店を一時期考えましたが、利益を求めるものは私にはとうてい考え付かない・・・ということで、小学校の司書の先生を思い出し、現在の職につきました。
でも、やっぱり現実は厳しいですね~。

はなもようさん
講座お疲れ様でした。
終わったとおもったらおうちの仕事の方もお忙しいでしょ?
どこにそんなパワーがあるのか・・・わたしにも分けていただきたいです。

代表は毎日新聞だったんですか~。フムフム、そういわれればなるほど納得です。


各務史さん
そうそう、今はいい時代ですよね。・ブログで日記をかく=エッセイ。史さんも小説を書いておられますもんね。いつかは本にまとめるなんて夢はありませんか?


ひとときさん
図書館司書になられたきっかけが小学校の先生だったとは。やはり影響をうける人がいらしたんですね。図書館も予算を削減されたりとなかなか厳しい時代なんでしょうね。

そうですかぁ、まつりかさん、マスコミ志望だったのですねぇ~通りで筆が立つはずe-149

昔から、あまり職業に対する方向性(憧れとか)持てない方だったのに、産後復帰もしっかり果たしたりして、何だか面白いものね(笑)

キッザニア、楽しんで来てねぇ~♪
ご報告楽しみにしていますe-266

まつりかさん、すっかりご無沙汰しています。
またまた素敵な本の紹介をありがとうございます。
そして、まつりかさんの文章表現のうまさの素を
知ることが出来て嬉しくなってしまいました。

絵本、最近、息子たちに読んであげていないなぁと
昨日、久しぶりに一冊購入しました。
息子がかかりつけの病院の待合室で
必ず読む『ぐりとぐら』シリーズ・・・・
その中でこの季節にピッタリの
『ぐりとぐらのおきゃくさま』を買ってあげました。
しゅんはぐりぐらシリーズにハマりそうです。

RENEさん
筆がたつなんて、とんでもない。
文才がなくてこれまたコンプレックスでしてね。
いつも乱文をお読みいただきありがとうございます。
夢をかなえられる人ってすばらしいですよね。
強い意志と努力があってのことですものね。わたしもまだあきらめず新たな夢に向かって努力したいなあと思っています。


グリンデルさん
ぐりぐらは、やっぱりすごいなあ・・と最近常々感じています。あの本が苦手だという子どもはいないですし、うちのヒメも年々このシリーズの好き度が増していく感じがします。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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