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 ニャーンといったのはだあれ?

2008-03-10

ニャーンといったのはだあれ?   ウラジミール=ステーエフ/作  西郷竹彦/訳
ニャーンといったのはだーれ (ステーエフの絵本)ニャーンといったのはだーれ (ステーエフの絵本)
ステーエフ 西郷 竹彦

偕成社 1991-02
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<どんな絵本?>
こいぬが、ソファのそばの じゅうたんのうえに ねていました。
すると、だれかが ニャーンといったような きがしました。
こいぬは、あたまをあげて あたりをみまわしました。
でも、だーれも いません。


こいぬは、ニャーンという正体が誰なのかしりません。
目の前にあらわれる動物に向かって
「きみかい、ニャーンといったのは?」

おんどり、ねずみ、大きな犬、ハチ、魚、カエル。
出会った動物はみんなニャーンとは言わない。
しかも、ほえられたり、ハチに刺されたり、馬鹿にされたり、池におちて体はびしょぬれ・・・
しょんぼりしながら、うちに帰ってまた眠ろうとすると、
窓のところに、猫が座っていて、「ニャーン!」といいました。
こいぬは、唸り声をあげ威嚇するけど、猫にひっかかれてしまい・・・

こいぬは、じゅうたんのところに もどると、ねそべって ねむりました。
こいぬは、もう ニャーンといったのは だれか、しっています。


<初めて読んだ3才9ヶ月のヒメの反応>
「ここにいるよ」「猫だよ」と、絵本の中のこいぬに向かって呼びかけています。
ハチに鼻の頭をさされる場面を、ハラハラしながら聞いています。

<おすすめポイント>
「ニャーン」の鳴き声の主を探しにいく、好奇心いっぱいの子犬に、子供たちは自分を重ねて読むことで一緒になってハラハラドキドキすることでしょう。
猫に気づいていないのは、絵本の中の子犬だけであるということに、面白さがあり、こいぬに教えてあげたりという気持ちで、絵本と対話するような楽しみ方ができます。
 余白がたっぷりもうけられた構図、愛らしい子犬の姿といった絵もいいし、繰り返しの展開を楽しめる絵本です。

<現在4才8ヶ月のヒメの反応>
 「わたしが子犬になるからね」といって、この絵本のお芝居をさせられます。「きみかいニャーンといったのは」というセリフが言いたいみたいです。
そして、最後猫と向かい合い威嚇しあうも、ひっかかれて逃げ帰る子犬の様子を上手に演技しています。 

<まつりかの感想>
 安全なうちの中から、出て行き、外での世界に触れて戻ってくる・・・その「行って帰る」というストーリーに子どもは自分を重ねるのだと思います。
 現在のヒメは、この本を読むと「もっと探せばいいのにね」と言います。
 つまり、怖いけれどそれが何なのかを探してみたいという探究心のほうが強くなっているのかなと。もっと年齢がすすんでこの本を読むと、最後に猫に引っ掻かれたまましょんぼりして家に戻って眠る子犬に共感せずに、猫に立ち向かっていけばいいのに・・というような感想をもつのかもしれないと思いました。
 それでも、最後に安心できる場所に戻ってくるという結末に、子供はほっとするものだと思います。家族だけでなくお友達との関わることが増え、好奇心も旺盛になる3歳ころにお薦めです。
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質は大分違いますが、
思わず”8時だよ!全員集合!”が
頭に浮かんでしまいました。(笑)
あれもほら、出演者だけが分からない
おばけとか、蛇とかが舞台にいて、
見てる子どもたちが、
「うしろ、うしろー!!」なんて
叫んでいましたっけ。
子どもは、大抵教えてもらう側だから、
教えてあげる側に回ってみたいのかも。

俗悪のレッテルを貼られ続けたけど、
なるほど幼心をくすぐるつくりだったんですね、
あの番組って。^^

各務史さん
さすが史さん。
この話からドリフを連想するとは・・
たしかにね~「志村後ろ!」って私もテレビに向かって叫んでました。
こいぬが、志村に思えてしかたないわ(笑)

まつりかさん、こんにちは♪
この絵本は長男が3さいころに本棚入りしたのですが、次男にはまだ読んでいません。
3歳になったので、そろそろ出してあげようと思いました。
ありがとうございます。

私のブログが、明日で2周年を迎えます。
まだ2年・・という感覚もありながら、1歩ずつ、少しずつを大事にしてきた結果を慈しみたいと思っています。
この1年も記事を楽しませていただき、ありがとうございました。
3年目も、どうぞよろしくお願いします。

このお話、年齢によって感じ方がずいぶん違うかもしれないという考察に、
うなずきながら読みました!
まさに、うちは今読み時かもしれないなぁ。
ヒメちゃんの、役割分担と演技も、楽しいですね~。
この一年で、ずいぶんとおねえさんになったんですね♪

わかなさん
3年目突入おめでとうございます。のちほど伺いますね。
次男ちゃんにも、この本が喜ばれるといいなあ


琴子さん
子どもの成長は目覚ましいものがありますね。本一冊からもそれがうかがえて、そこが読み聞かせの楽しみかなって思っています。
琴子さんは、二人のお嬢さんそれぞれ、同じ本でも違うとらえ方をしているのを日々感じることができて、うらやましいですよ。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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