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 こいぬがうまれるよ

2008-04-24

こいぬがうまれるよ   ジョアンナ・コール/文  ジェローム・ウェクスラー/写真  坪井郁美/訳
こいぬがうまれるよ (かがくのほん)こいぬがうまれるよ (かがくのほん)
ジョアンナ・コール ジェローム・ウェクスラー つぼい いくみ

福音館書店 1982-01
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<どんな絵本?>
おとなりのいぬのおなかには赤ちゃんがいます。
産まれたら一匹もらうことになっています。
かあさん犬は、いきんであかちゃんを押し出し、へその緒をかみきり、子犬をなめてかわかす。
3匹産まれてそのうちの一匹に「ソーセージ」という名前をつけた。
産まれたての犬は、まぶたが閉じて、耳の穴もふさがっている。
一か月くらいして歯が生えてきて、かたいものを食べれるようになる。
2か月たったソーセージは、かあさん犬から離しても大丈夫になった。
ひもでつないでひっぱると、最初は嫌がっていたけれど最後にはわたしについてきた。

1973年出版されアメリカでロングセラーの写真科学絵本
  
<初めて読んだ3才3ヶ月のヒメの反応>
 書店でヒメが表紙の犬に一目ぼれして、選んだ一冊。「ソーセージ」という名前に笑い、犬が袋にはいって産まれてくることに驚いていました。
 どの写真も気に入っていましたが、とくに、産まれたばかりで秤の上にのせられている写真がお気に入りで、じっと見入って「よしよし」と撫でていました。 
   
<おすすめポイント>
 かあさん犬の出産から、子犬がどのように生まれてきて、成長していくのかを、モノクロ写真でつづっています。
 子犬を手のひらにのせたり、秤にのせた写真は、比較対照の効果もあり、子犬の愛らしさがより一層伝わってきます。
 子犬をもらって育てるのを楽しみにしている女の子の視点からの文章は、命の誕生や子犬の成長を身近に見守っている様子が、その息遣いまでもが感じられるようです。
 
<現在4才9ヶ月のヒメの反応>
 これを読むと、「犬が欲しい、犬を飼いたい」といい、私の実家にいる12才の大型ミックス犬を恋しがっています。
 子犬が、かあさん犬のお尻から袋に入って産まれてくる写真を見て、「お尻から出てきてるよ」と驚いています。そして、自分も袋にはいって産まれてきたのか、私のおなかからどうやって産まれてきたのかなど質問してきます。 

<まつりかの感想>
 かあさん犬の母性や、子犬は生まれたばかりのときには目や耳が機能していなくとも、本能でおっぱいを探し、引き離すと声を出すということなどにも改めて感動します.。
 また、かあさん犬は、出産準備に紙を自ら破って、やわらかいベッドを作るということや、一匹ずつ袋に入って産まれてくることなどを初めて知りました。

 こいぬは、わずか2か月で、かあさん犬と離れて、人に飼われても平気なんだそうです。ヒメが2か月の時の写真をアルバムで見ながら、「ヒメは、生後2か月の時はこんなに小さくて一人では何もできなかったのにね~」と言うと、急に涙目になり、絵本の犬を指差しながら「この犬は、もうおかあさんとは会えないの?」と言い出しました。
 人間の2か月と、犬の2か月のでは、これほどまでも成長に違いがあるんだっていうこと、だから実家にいる12才の犬は、「じいじと同じくらいの年で、もうおじいさんなんだよ」と言うと、今度は寿命を心配して涙目に。。。「ヒメが7歳になってもまだ生きてる?」とか「大人になっても生きていて欲しい」と言って、しまいには大泣きしてしまいました 

 しかし、ヒメとこんな会話をすることで、この本の感想が「かわいいね~」だけでないものになったことも、ある意味嬉しく思いました。
 子どもは絵本を読むときに、登場人物に自分を重ね合わせて絵本を体験したり、絵本から離れて現実的な視点から感想を述べるなど、絵本と現実を行ったり来たりします。それを見て親は、子どものそのときの興味や関心を知り、心を読むことができますし、それにより子どもは自分の思いが満たされるのだと思うのです。 
 幼児向けの絵本ですが、性に目覚める小学校中学年くらいにも、いろいろと学ぶものがあるのではないかと思います。
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図書整理ボランティアやってるときにチラ見した本です。
結構、隠すことなくバン!!という感じの本でしたっけ?

ヒメちゃんとの会話、すごいですね…。
そうか、4歳でこんなことまで分かるようになるんだな~なんて。
生まれると言うことは、生きていこうとすること。
生きると言うことは、他の命を奪っていくこと。
生きていれば、その果てには、必ず死があります。
そう言う様々な目をそらしたいような真実も
知っていくようになるんですよね。
ん~~。なんか生きていることについて、哲学しちゃいそ~だ~。

各務史さん
もしもこれがカラー写真なら、出産場面などは非常に生生しいものに感じられるでしょうね。
しかし、そういうのでなく純粋に命の尊さに対して静かな感動をもち、子犬の成長と、「私」にとっての大切な犬になったという喜びを素直に感じられると思います。
生きていることに哲学・・しちゃいそうですよね~

はじめまして

はじめまして^^
絵本のランキングから来ました。

この絵本、すごく懐かしいです。
小学生の時に図書館に置いてあったのでよく読みました。
実際にこれでダックスが可愛くなり、
ミニチュアダックスを飼ったほどです。(今年14歳で亡くなってしまいましたが・・・)

私は独身OLなのですが^^;姪っ子に読み聞かせする絵本を探すのが大好きなのでこれからも参考にさせて下さい^^

ファービーさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
ファービーさんにとっての思い出の本なんですね。愛くるしい犬の写真に一目ぼれされたんでしょうね。亡くなってしまったけど、かわいがられて育ったワンちゃんは幸せだったことでしょう。
拙ブログが何かのお役に立てれば幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

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こんにちは。ご無沙汰しています。
この記事にTB送ったのですが、届いているでしょうか?
FC2のブログへのTBの送り方を忘れてしまいまして、ちと不安・・・。
よろしくお願いします。

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こんにちは。
TBを送ってくださっているみたいでありがとうございます。でも・・届いていないんですよね。うーむ、めーべるさんの記事拝読したいんですけどね。。。
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 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
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