スポンサーサイト

--------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 ジャイアント・ジャム・サンド

2008-11-18

ジャイアント・ジャム・サンド  ジョン・ヴァーノン・ロード/文・絵   安西徹雄/訳
5d1583d28fa06d0659615110__AA240__L.jpg
<どんな絵本?>
 むんむん むしむし あつい なつ
 チクチクむらに とんできた
 4ひゃくまんびきの ハチの たいぐん

このハチをどうしようか。村の人は話し合います。すると、パンやのおじさんが、ジャイアント・ジャム・サンドをつくってわなにしようと言い、みんな大賛成。そして、お百姓さんが、自分の畑を提供します。

 生地をこねている間に、ジャイアント・テーブルクロスを畑にこしらえ。パンはむくむくふくれて山のように大きくなり、それを昔の工場の中でオーブンを50台使って12時間もかけて焼きます。
 焼きあがったパンを、2枚にスライスして、馬でひいて運びます。バターを塗り、ジャムをぬって・・
 空にはヘリコプターが上からサンドするパンをつけて飛び回る。
 すると 400万匹のハチの群れがジャムのにおいを かぎつけて飛んできて食いついた。

ジャムが ねばって もう うごけない
それ いまだ! もう1まいの パンが そらから ジャムの うえへと おちてくる
ジャイアント・ジャム・ハチ・サンド!(やっと にげたハチ たったの 3びき)


 ところで、このサンドどうなったと思います??

<初めて読んだ4才8ヶ月のヒメの反応>
ハチの大群の絵に「気持ち悪い」を連発し、「このお話本当なの?」と何度も話を中断させようとします。とくに、ジャムを塗ったパンにハチが飛びかかってくる場面。「ウワ~気持ち悪い」とそればかり。
ナンセンスストーリーを面白がる気配もありません。
 
<おすすめポイント>
「もしこんなことがあったらどうなるかなあ」というような、嘘っこの話を、頭に想像したものをそのまま描いてあるような絵が、奇想天外なストーリーを一層楽しませてくれます。
 七五調のリズミカルな言葉運びが、とても耳に心地よく、次なる場面を引き寄せてくれる効果があります。
 網を片手にハチから逃げ惑う3人の男性が、要所要所に登場しているのを探すのも楽しい。
 原題は『THE GIANT JAM SANDWICH

<現在5才4ヶ月のヒメの反応>
 すっかり、このナンセンスさのとりこに。パンの生地をこねる場面、空からヘリコプターでパンを落としてサンドする場面、退治成功を賛美しあい歌い踊る人々の後ろに、残ったパンを切り分けている人をみつけたりと、絵の隅々までを眺めて楽しんでいます。
「ジャイアント・ジャム・ハチ・サンド!」というフレーズは、大声で言いたがります。

<まつりかの感想>
ハチは刺してとても痛い、スズメバチなんかに刺されたら命を落とすよ・・
夏の間、カブトムシをつかまえに行くと、樹液に群がるスズメバチを見ては、こう脅かしていたためでしょうか、ヒメは「ハチ」というワードに大きく反応します。
村をあげてのハチ退治、奇抜なアイデアで成功を収める場面には、「これを考えた人、頭いいねえ」と感心しきり。ですが、3匹だけは捕まらずに逃げたというお話に、「この3匹が子どもを産んでもっと増えたらどうする?パンやさん、刺されたらどうする?」と。
たしかに、裏表紙には、その3匹が描かれていて、今にもこちらに飛んできそうです。
3匹の行方が相当気になっているヒメです。

400万匹のハチを、村人総出で話し合い、退治に向けて協力し、とてつもない大きなパンを焼き、空にヘリコプターを何機も準備して、ハチサンドにする・・・そのスケールの大きさ、展開の早さが魅力的。
せっかくならでっかい嘘っこ話の方が楽しい!とでもいうかの作者の思惑に見事はまりこんでしまいますよ。空想話をするのが大好きな子どもの心を虜にする本だと思います。
関連記事

Trackback

コメントの投稿

非公開コメント

私、この本、大好きです!何度か図書館から借りて、その後、結局購入しました。(^。^;)そうそう、あの3匹のハチ気になります!(笑)
もう少し、サイズの大きい本だといいな。と思ってしまうのは、私だけかな?

あり?
コメント入れたつもりが、入ってませんでした~。
あはは~、この頃多いわ、そんなこと。^^;;;

こういう途方もないような想像って大好きですよ♪
私自身がホラ、妄想族だから。^^
子どもも、こういう発想得意だったりしますよね!
もう、きっかけはちっさいのに(これは小さくないけど)
どんどん膨らんで、暴走するんですよね~

嘘はダメだけど、楽しいホラならいいって
昔言われたことあったな~
物語を紡ぐ人って、もしかして、多かれ少なかれ
ホラ吹きなのかもしれないですね。

大法螺歓迎!

この絵本は息子たちが大好きでよく読みました。今でもところどころフレーズがいえるほどです。
懐かしかったので、思わずコメントしちゃいました。
そういえば、記事にもしています。
http://eehon.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_5c5f.html

ヒメギミも数ヶ月の間で好みも変わってきて、絵本を読みながらもいろいろ成長も感じられて楽しいですね。

saboさん
昔古本屋さんで買っていたこの本。やはり新しいのが欲しくなって買い換えたら、表紙の紙質が違うんですよ。新しいのはすこしザラザラしています。
アリス館さんこれはなぜ??
サイズは残念ながら変わっていませんでした~


各務史さん
物語を紡ぐ人・・そうね、史さんも物語を紡ぐ人ですもんね。大ほらをいっぱい吹いちゃってください(笑)ほらを吹けるってことは、想像力がたくましいってことですもんね。
よーし、わたしも。って力んでも現実派の私は法螺が吹けない。・・かなしいなあ。


めーべるさん
記事を読ませていただきました。ありがとうございます。めーべるさんのお宅でも人気の本だったんですね。たしかにこのフレーズ耳に残ります。絵もすごく印象的だし。

とても楽しげなタイトル。。。
子どもの頃、ジャイアント○○○みたいな単語に非常にワクワクしたものでした(笑)
とてつもなく大きいという感覚、大人になってしまうとスケールを楽しむ枠のようなモノが狭まる感じが否めないけれど、子どもってねi-236

私も、ヒメちゃん同様、ハチという言葉に敏感かもしれません(一度だけ刺された時の痛みが蘇る…)
ジャイアント・ジャム・サンド、私も食べてみたいゎi-278

RENEさん
そうタイトルの期待を裏切らない、いやそれ以上に楽しませてくれる内容です。
RENEさん、ハチに刺されたことがあるんですか~それはトラウマになりそう。今やっているドラマ「風のガーデン」で養蜂場のシーンをみるたびに、この本を思い出すわたくしです。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
img18701.gif

・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

最近の記事+コメント
絵本ブログが集まっています♪

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ
にほんブログ村

カテゴリー
ブログ内検索
Amazon検索

with Ajax Amazon

カウント(18年8月~)
Twitter
リンクさせてもらってます
自分のサイトを登録 by BlogPeople
Amazonお買い得絵本
カレンダー(月別)
03 ≪│2017/04│≫ 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新の紹介本

講座のご依頼・お問合せはこちらでどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文:

【絵本が好きな人へ】
アクセスランキング
ゴガクル
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。