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 いつかはきっと

2008-12-30

いつかはきっと    シャーロット・ゾロトフ/文  アーノルド・ローベル/絵  やがわすみこ/訳
no1530_m.jpg
<どんな絵本?>
いつかはね いつかは きっと そうなるんだわ
いつかは きっと・・
いつかは ね・・・  あたしが がっこうへいくと みんなが いうの。
「まあ きょうは すごく すてき あたしも こんな かみのけ ほしいわ!」


少女の「いつかはきっと」は様々です。

いつかはね クリスマスツリーだって すきなように かざらせてもらう。
パパも ママも おにいちゃんも てつだいっこ なしよ。
だけど いまは・・ あーあ もう ゆうごはん。


<初めて読んだ3才7ヶ月のヒメの反応>
うんとおかねもちになって しってるひと みんなに プレゼントするの。
みんなが おれいをいっても 「どういたしまして それっぽっち・・」
 
この「どういたしまして それっぽっち」というフレーズがとくにお気に入りです。

<おすすめポイント>
原題の「SOMEDAY」を「いつかはきっと・・」と訳し、未来に希望をもった快活な女の子口調で語られています。
毎ページ出てくる「SOMEDAY」の文字のレタリングも美しい。鉛筆で書かれた優しい線と、淡い色身で、きらきらした少女の願望をユーモラスに描いています。

<現在5才5ヶ月のヒメの反応>
物語に登場する、いろんな「いつかはきっと」が、実体験と重なることがいくつかあって面白いようです。

<まつりかの感想>
夢や希望を無邪気に口にできることって、大人になってからはなかなか難しいものです。
自分も幼いころには、いろんな「いつかはきっと」を思い描いていたことを思い出し、懐かしくも甘酸っぱい感じがしてきます。

「バレエを上手に踊って先生にほめてもらえる」「ピアノの練習をしているとお隣の人にほめてもらえる」「お金持ちになってみんなにプレゼントをしたら感謝される」「パパやママにほめてもらえる」「魔法をつかってお花を咲かせられる」「飼い犬が自分になついてくれる」「読む本がなくてつまらないと思っていたら、本がどっさり届く」
などなど・・

幼い子どもにとっての「いつかはきっと」は、人に認めてもらいたい、一人前に扱ってもらいたい、ほめてもらいたいという願望がこめられているのでしょうね。
成長とともにいろんなことを一人でできるようになってきます。
でも、やってみると十分でなくて、叱られて・・と、なかなか思い通りにいかない。
そんな「もっと・・」「きっと・・」「そうなりたい」という願いを抱いている子どもが、この本をよんで、共感するのは間違いないでしょう。
最後に「あーあ もうゆうごはん」と夢から現実に戻るところがまたユニークで、子どもの気持ちに同調しています。


今年もあと二日ですね。
新しい年を迎えるにあたって、自分なりに「SOMEDAY」の夢を思い描いてみようかなって思います。
今年もありがとうございました。
来年もみなさまにとって素晴らしい年になりますように。
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いつかはきっと・・ずっと前に図書館で借りて
子供たちに何度も読んだことを思い出しました。
大人である私たちも希望を持って生きていきたいなあと思います。

早いもので今年ももう終わりますねえ。
今年もいろんな絵本を教えていただき、
何冊かはここで見て欲しくなって購入したりしましたよ。
来年もいろんな絵本を紹介してくださいね。
これからもずっと仲良くしてください。
ではよいお年を!

まつりかさん
今年も1年お付合いありがとうございました
絵本の世界は知るほどにいろんな感動をもらいます

来年もよろしく御願いします

まつりかさん、遅ればせながらお誕生日おめでとう♪
誕生日が来る度、引き算したくなっている私なんかに比べたら、まだまだお若いから、おめでとうでイイよね?(笑)

この本のノリ、お察しの通り好みですi-229
でも、自分自身を振り返ってみると、不思議とそれほどいつかはきっと!みたいのがない子どもでした。。。それが、今も続いているんだけれどね(爆)

今年も楽しい絵本記事をたくさんありがとう!
v-529来年も、かわらずよろしくお願いします♪

まつりかさん、こんばんは。
今年も残すこと2時間ほどになりました。
『いつかはきっと・・・』は私も好きな1冊ですが
子どもたちには、まだ読んで聞かせてあげていません。
そう子どもは周りに認めてもらいたくて、いつも一生懸命なんだよね。
私もそういう子どもでした。
うちの母は、ちっとも褒めてくれなくて・・・
テストを頑張って帰ってきても、いつも「あともう少し頑張らないとね。」
って感じで、すごく悔しかったの!
だから、娘たちには「もう少し。」とか言うより
私は「よく頑張ったね。」「よくできたね。」と声をかけたい。
いつも褒めることができる母でありたいなw
改めてこの絵本を娘たちと一緒に読んでみたくなりました。
今年もありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。
よいお年をお過ごしください。

ともちゃんさん
そうそう、大人が夢をもつこと、未来は明るいよって伝えることって大切なんだろうなって思います。
来年も・・と思ってパソコンに向かっていたら今年になっていましたが。末永く仲良くしてくださいませ。


ふくちゃんさん
こちらこそ、またいろいろ勉強させてくださいね。
今年もよろしくお願いします。


RENEさん
そう、この本RENEさん好みだろうなって思っていたんですけどね。わたしは、たいしたことのない「いつかはきっと」を夢見る少女でした。子ども部屋から隣のうちを見るたびに、棒高跳びの棒で飛んで屋根にうつってみたら面白そうだと考えていたことをふと思い出しましたv-8
今年もいろんなことを教えてくださいね。


nao-yuuka-ayuchan5さん
気づかせてくれるコメントをありがとうございます。そう、わたしもほめるのが苦手なところがあって。がんばったね、でももっと・・・っていう言葉をかけてしまします。気持ちよく子どもに働きかけるってことをもう少し意識しないといけないなって。
どうぞ今年も仲良くしてくださいね。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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