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 さむがりやのサンタ

2009-12-09

さむがりやのサンタ  レイモンド・ブリッグズ/作・絵  すがはらひろくに/訳
さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)
すがはら ひろくに

福音館書店 1974-10
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<どんな絵本?>
12月24日の朝、「やれやれまたクリスマスか」と言いながら起き、「ふゆは いやだよ まったく!」と表に出て、トナカイに餌をあげると、部屋に戻り、紅茶を淹れて、大雪だという天気予報を聞きブツブツ言いながらサンタの服に着替え、朝食をとり、お弁当を作る。
家には、犬のポチと、猫のクロを飼っていて、彼らに留守番を頼むと、トナカイのひくソリに贈り物をいっぱいのせて、プレゼントを配りにいく。屋根の上で、持参したお弁当を食べて休憩したり・・。
朝日がのぼるころ、配り終わったサンタは、うちに帰ってきて、お風呂に入り、御馳走を食べてひとりでお祝い。夜になってまたパジャマに着替えて・・
「これで ことしの しごとは おわったわい」

<現在3才5ヶ月のヒメの反応>
クリスマスには、サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれるということを、楽しみにするようになってきて、お友達にも「何もらうの?」と聞いたり、自分でもリクエストしてきたり。
ヒメの中に、漠然としたサンタ像があったのかもしれませんが、この本を読んで以来、この本のおじさん=サンタさんというイメージになってしまったようです。
続編?ともいわれる『サンタのなつやすみ』も好きで、バカンスを楽しみ、子どもにだけは面がわれてしまうという内容を楽しんでいました。
サンタのなつやすみサンタのなつやすみ
Raymond Briggs

あすなろ書房 1998-05
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<おすすめポイント>
マンガのようにコマ割りで、サンタのクリスマスの一日が描かれています。
ぶつくさぼやく、面倒臭がりなサンタ。
頑固だけど、憎めないおじさんが、ひとりできちんとした生活をしている姿を、サンタ像として設定しているユーモアあふれる絵本です。
原題は『FATHER CHRISTMAS』
 
<現在6才5ヶ月のヒメの反応>
小さな絵を順に追っていくという作業も新鮮なのか、ひとり読みをしたがります。サンタさんのぼやきに笑い、セリフのない部分は、実況中継しながら、絵の細かいところを読みとるようになってきました。
ヒメの一番のお気に入りは、サンタクロースのベッドサイドに、コップにいれた入れ歯があることです。それを見つけてしばらく大笑いしていたのですが、最近では、「サンタが入れ歯してるなんて、なんか怖いし、考えたらだんだん気持ち悪くなってきた」と言っています。

<まつりかの感想>
 料理を作ったり、ペットの世話をしたり、身支度を丁寧にしたりという、ありふれた日常をおくっているおじさんが、クリスマスの日に、ぶつぶついいながらお仕事をしている・・・それが、サンタクロースなんだというこの絵本を、子どもはどう感じているのでしょう?
 ヒメとしては、空想のものが現実味を帯びてきて、「たしかにいるんじゃないか」という確信を持てているようでもあり、いや、こんなサンタクロースではなくて、喜び勇んで子どもたちにプレゼントを配っているおじさんであってほしいという願望もあるようで。
 本人の空想と、絵本に書かれている人物像が、すれすれなのだと思います。だから、コップの中に入れ歯がつけてある絵を見て、最近「気持ち悪い」と言い始めてきたのは、サンタ像が現実味を帯びすぎてしまっているのかもしれません。

 それでも、この本、クリスマス時期になると私が読みたくなってついつい手にします。私の中のサンタは、やっぱりこの本のおじさんなんだなあ・・・昔から読んでるだけに。
 ヒメは、この本にかぎtっては、私と読むよりも夫と読むほうが好きみたいです。
 夫は普通の絵本は、好んで読み聞かせをしてくれないんですよ。(ヒメに「これ読んで」といわれると、まずは文章量を確認して、少なければ読んでくれるという感じです
 でも、こんなユーモラスで、突っ込み甲斐のある絵本は、自分も楽しめるからといって読んでくれます。ヒメと一緒になって、ああだこうだと会話しながら、きっとサンタは、お酒が好きだから、今年はビールを用意しておこう!と、盛り上がっています。

 この季節、絵本の中だけでなく、いろんなサンタクロースを目にしますよね。さて、子どもたちはそれぞれ、自分の心にどんなサンタを描いていくのでしょう?
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No title

「喜び勇んで子どもたちにプレゼントを配っているおじさんであってほしい
という願望もあるようで」 たしかにそんな思いもありますね。
うちでは、この間ジョン・バーニンガムの「クリスマスのおくりもの」を読みました。
クリスマスの仕事を終えてやっと家にたどりついたと思ったら
一個だけ配り忘れていた、っていうお話。最初ちょっと気だるそうだけど
サンタさんに同情していた息子たちです^^

No title

私も、よく読みました。最近、この絵本の中の「きり!」という場面をよく思い出して、霧の中の散歩の
時に「きり!」っと叫んで楽しんでいます。
心の中にサンタさんを住まわせているヒメちゃんもパパも、サンタさんがいなくなった時、今度はどんなものを住まわせるのかな?楽しみだね。

No title

なずなさん
いろんな絵本のいろんなサンタクロース。
だいたいが太っていて白ひげで、おじいさんに近い年齢で。
誰が考えたんでしょうね~?
サンタクロースに同情している息子さんたちもかわいらしいですね。
そうそう、書店で見たんですが『エリーちゃんのクリスマス』という本に登場するサンタクロースは、痩身のサンタでしたv-398なんだか頼りなさげでしたよ・・


はなもようさん
この本の中から、「きり!」のセリフを思い出すだなんて。やっぱり、はなもようさんの感性って面白いですねえ。
なかなか霧を見ることもないのですが、私も今後「きり」って叫んでしまいそう。
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まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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