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 あかちゃんのゆりかご

2010-10-24

あかちゃんのゆりかご  レベッカ・ボンド/作  さくまゆみこ/訳
あかちゃんのゆりかご (世界の絵本)あかちゃんのゆりかご (世界の絵本)
レベッカ ボンド Rebecca Bond

偕成社 2002-01
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<どんな本?>
あかちゃんが うまれてくると わかったとき、
かぞくはみんなでおおよろこびしました。


あかちゃんのために、おとうさんはゆりかごを何日もかけて作り、できあがったゆりかごに入って揺れながら眠りました。
翌朝、おじいちゃんは、そのゆりかごに白いペンキを塗り、動物の絵を描き、ゆりかごに入って揺れながら眠りました。
おばあちゃんは、ベッドカバーを作りました。はぎれを縫い合わせてできあがったカバーをかけて、ゆりかごに入って揺れながら眠りました。
おにいちゃんがゆりかごを見て、モビールを作ってあげようと思います。赤ちゃんと早く遊びたいなと思いながら工作をし、できあがったモビールをゆりかごにつけると、ゆりかごに入り揺れながら眠りました。
お母さんはゆりかごを眺め、窓のそばに持って行き、
「もうこれで、いつあかちゃんがうまれてきても、だいじょうぶ」と。
そして、とうとうあかちゃんが生まれ、泣いている赤ちゃんをゆりかごに入れると、みんなに見守られながらあかちゃんはすやすや眠りました。

<はじめて読んだ5才4ヶ月のヒメの反応>
何度も読んで!とリピートする本でした。ゆりかごに手を加えていく家族の様子を、ドア越しにのぞいているお母さんや、お父さんがピアノを弾いているのや、飼い犬が必ずゆりかごのそばに居るのを見つけて「ほら、ここにもいるよ」と絵探しを面白がっていました。

<おすすめポイント>
赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみにしながら、1人1人がそれぞれに思いを重ね、作り上げていくゆりかごに、家族のあたたかさがこめられています。
ゆりかごを置いてある部屋は同じなのに、場面によって、違う角度から描かれているのも面白い。
あかちゃんは すっかりあんしんして、すやすやと ねむりました。という最後の一行に描かれている絵は、天井から見下ろしている構図。ゆりかご作りの過程をそばで見ていた黒い犬が、赤ちゃんの寝ているゆりかごの足元で丸まっていて、窓のむこうには、雪が降っている。幸せにつつまれた静寂を感じながら本を閉じると、裏表紙にはおにいちゃんが赤ちゃんを抱っこしていて黒い犬が寄り添っている絵があり、読後に温かな余韻を感じます。

<現在7才3ヶ月のヒメの反応>
赤ちゃんがうまれてくるとわかって、家族が喜んでいる場面がお気に入り。よく見ると、お母さんがおじいさんと腕を組み、おばあさんが野菜を横抱きにして赤ちゃんをあやすようにしてい飛び跳ねています。
家族一人一人が作業を終えるたびに、ゆりかごに入り、あかちゃんみたいにすやすや眠るというのも、絵をみながら「ああいいゆりかごだなあって思ってるんだろうね。大人が乗っても壊れないのがすごい」と言って面白がっています。

<まつりかの感想>
ヒメが生まれるときも、家族がみな温かな気持ちで待ち焦がれていたのだということを、思い出させてくれる絵本です。「あなたは大切なかけがえのない存在なんだよ」ということを、読み聞かせることで真摯につたえられる絵本の力も感じています。
このお話のゆりかごのように、家族の思いを形に残せるというのも素敵です。我が家はなにもなかったなあ~と、いまさらながらに残念。

この絵本は、マタニティの方にもおすすめです。実は、マタニティ向けの絵本を、と探していたときに手にしたのがきっかけ。
というのも、私は、4年前にママ友とつくったグループで、市民館と協働で市民学級を開いていて、去年と今年は、第一子を妊娠中のプレママ&プレパパ対象にしています。
ちなみに、最初の2年は、乳幼児を子育て中のママ向けに、絵本の話が中心でした。(最初の年のみ、学級について記載。過去ログはブログ左の「カテゴリー」欄にある「ぶっくぱる」をクリック)。
今年度のテーマは、「自分らしい出産や育児を考えよう」。その学級が、いよいよ来週から始まります。
赤ちゃんとの生活を楽しみにしながらも不安もある妊娠期。
しかし、生まれてくる赤ちゃんにとっては、この絵本のように家族に温かく迎えてもらうことがなによりの幸せ。今は、子育てならず、「孤育て」なんていわれ、産前産後の鬱も多いといわれています。子育てを前向きにスタートできるように、地域に生き生きと子育てをしているママが増え、子どもの虐待などがなくなる社会になればとの願いをこめて。市民の微々たる力ですが問題提起し、学級を運営していきます。
こんな土壇場になってまだ悩むこと多々あり・・・。毎週土曜開催で11月半ばに終了。無事に終わったときに、また報告させていただきます。
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No title

温かな絵本ですね。^^
命は全て、こうやって待たれて待たれて
祝福されて生まれてくるべきです。

って…
きれいごとかな、やっぱり。^^;
私が上に書いたみたいなこと言うと、
も~のすご~く嘘っぽい気がしてきました…。

No title

各務史さん
とんでもない。嘘っぽく聞こえませんよ。
私はこういう本を読むと、温かな気持ちになる反面、自分自身ができていないこと、当初の家族の気持ちを持続できていないことに気づかされて反発したくなったり、苦しく感じてしまうのも正直あります。
まあ、だからこそ私にはこういう本が必要?(^。^)かもしれないなあ。

No title

まつりかさん、こんばんは。
私、この絵本、タイトルと表紙は知っているものの
まだ未読なんです。
私も子どもたちが小学校と園に通うようになって
妊娠時期のことや育児のこと、どこか遠く感じるようになって
あの頃のことも思い出せなくなってました。
毎日、バタバタと子どもたちを送り出して
塾だの何だの・・・宿題もそう~
懐かしく思う時間もなくて^^;
ゆっくりと読んでみたいと思いました。

No title

nao-yuuka-ayuchan5さん
こんばんは。
たしかに、毎日バタバタの日々で妊娠期なんて昔々のことに感じられますよね。
我が家も私が娘に口にすることって「早くしなさい」とか「宿題やったの?」とかがほとんどだけど、時にはこういう本で自分を初心にかえらせるのも必要かなって。

あったかい絵本ですね~

なんだか、あったかな気持ちになれる絵本ですね。
2人目を出産する友人に贈りたいな~と思いました。
絵探しする楽しみもあって、ちょうどお兄ちゃんやお姉ちゃんになった子供にぴったりですね。
最近、私のまわりでは出産ブームなんですよ。妊娠した子や出産した子が多くて、何をプレゼントしようか…と考えていたので助かりました。

No title

京女さん
おっしゃるとおり、この本は二人目出産のプレゼントにはいいでしょうね。
私も二人目以降出産の人には絵本をさしあげることが多いです。お洋服やおもちゃなんかは、すでに上の子ので十分持っていますしね~。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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