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 いのちは見えるよ

2011-01-16

いのちは見えるよ  及川和男/作 長野ヒデ子/絵
いのちは見えるよ (いのちのえほん)いのちは見えるよ (いのちのえほん)
及川 和男 長野 ヒデ子

岩崎書店 2002-02
売り上げランキング : 186527

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<どんな本?>
エリちゃんの、おとなりにすんでいるルミさんは、
ぜんぜん目が見えませんが、盲学校の先生をしています。
すこしは目が見える夫のアキラさんは、マッサージの仕事をしています。
ルミさんのおなかが、大きくなってきました。
赤ちゃんが生まれるのです。


アキラさんが仕事中に足を折ってしまったので、隣人のエリちゃんのママが困ったときには遠慮なく言ってねということでしたが、夏休みのある朝、エリちゃんが一人で留守番、ママがお仕事に出かけているときに、ルミさんがのおなかが痛いと叫び声をあげました。ルミちゃんは救急車でを呼び病院につきそいました。
ルミさんは陣痛がはじまっていたのです。
ママも職場からかけつけ、ルミさんは苦しみながら頑張っています。
ルミさんは前もって決めていた「のぞみ」という名前を口にしています。
しばらくしてかわいい女の子がうまれました。
退院してからのルミさんの子育てをエリちゃんはいつも見ています。
かわいいのぞみちゃんを見ていると、
「ルミさん、見えたらいいね」とおもわずいってしまいました。
するとルミさんは
「見えるよ。いのちは見えるよ」
ルミさんの言葉が心にのこったエリちゃんは、いのちが見えるということについて考えます。
夏休み明けに、この出来事を話すと、担任の先生がルミさんとのぞみちゃんに学校に来てもらおうということになりました。・・・・(続きは本で)

<はじめて読んだ4才0ヶ月のヒメの反応>
ルミさんが産まれたばかりの赤ちゃんを抱いて泣くのを見て、エリちゃんも大泣きする場面で、ヒメが「うれしいね」と言っていました。「お母さんも産んだときに泣いた?嬉しかった?」と。

<おすすめポイント>
かわいい赤ちゃんを見ることができないなんて、という素朴な思いから発した「見えたらいいのに」というエリちゃんの言葉に、「いのちは見えるよ」といったルミさんの言葉がキーワード。
エリちゃんのクラスの前で話すルミさんの言葉・・・
「人間は一人では生きられない、苦労もしたけれど、今こうして生きていられるのは、みんなのいのちのおかげ。この子を抱いたときに、いのち、いのち、って思った。」という言葉に、胸があつくなります。
長野ヒデ子さんの挿絵は、ルミさんが苦しみながら分娩するシーン、無邪気な赤ちゃんの表情、クラスのみんなが赤ちゃんをあやすときの表情の描写が細やかであり、ユーモラスで、重いテーマも軽やかに読めます。

<現在7才6ヶ月のヒメの反応>
学校で任意の?宿題となっている「ほんカード」。自分で好きな本を読んでコメントを書くのですが、先日この本を自分で読んで感想を書いていました。「『いのちは見えるよ』という、だいめいがいいなとおもいます。いのちとか、こころとかは見えないけど、たいせつだなとおもいました。」ということです。

<まつりかの感想>
車に乗っているときにラジオから流れてきた、立道聡子さんの歌「たからもの」を初めて聞いた一昨年。
その後、彼女は全盲のシンガーであるということを知り、ドキュメント番組を見て以来ファンです。半生を上戸彩さん主演でドラマ化されたものもありました。
ご主人も全盲。妊娠したときにも、産み育てていくことを不安に思った周囲の人から反対をされたといいます。
妻のデビューにあたり、夫が育児にシフトすることも多くなっていく様子、亀裂、喧嘩、そういうことも画面に映されていました。
人一倍の苦労があるでしょうに、明るい家族、長男が発する言葉やしぐさが夫婦つなぎ、「ありがとう」という言葉がたくさん飛び交っている家族だなあというのが印象に残っています。
『いのちは見えるよ』を読むたびに、立道さんのことを思います。
彼女もきっと命が見えている。
愛はみえる~全盲夫婦の“たからもの”~
愛はみえる~全盲夫婦の“たからもの”~たからもの ~みえないけど、きえないもの~
たからもの ~みえないけど、きえないもの~
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あけましておめでとう☆

久しぶりにお邪魔しました^^ ヒメちゃん、ほんとにたくさん絵本を読めてしあわせだねえ。 (さいきん、よその家の「姫ちゃん」を撮ったんだけど、絵本読んでるところ、撮ればよかったなー!)

私は2月末、OL卒業することにしました。(なんとなく、40歳はフリーになって迎えたかった)時間ができたらぜひランチしましょう!いろいろ絵本のこと教えてね!

No title

y/modeちゃん
コメントありがとう。
お返事が遅くなってごめんなさい!
子どもを被写体にもたくさん撮影しているんだねえ。先日もブログで見せてもらったわ。ママとクッキング中の女の子を。
3月からフリーになるとは。
Yちゃんの、自分磨き、向上心には敬服します。
ぜひランチしましょう。私、おばちゃんまっしぐらだからね。20年ぶりの再会は嬉しいけど、恥ずかしい。

障害関係の絵本

ランキングから来ました。

ブログ名を見て「もしや?!」と思いました(笑)
わかる人にはわかりますね♪

「いのちはみえるよ」なんて
ストレートで優しい言葉。
きっと今までルミさんはおなかの赤ちゃんのことを
感じてきたからこそ、この言葉が出てきたのでしょうね。

我が家には『さっちゃんのまほうのて』がありますが
4歳の息子にはまだちょっと難しいようです。

けれど、私が障害を持っているので
息子は自然とそういった環境を知ることができたようです。

まつりかさんは、実体験と絵本体験の
どちらを先に体験させてあげたいですか?

私はできたら実体験なのですが
実体験が追い付かなくて、ちょっと悩んでいます。

そう考えると、幼稚園の息子には
実体験よりも先に絵本を渡すのは
早すぎるかな・・・と思ってしまったりもします。

まつりかさんの娘さんは小学生なので
ちょうどいい時期だと思います。

絵本をいっぱい読まれているのですね!
私は同じ絵本を何度も読むタイプなので
種類は少ないんですよ。

もっといろいろ読ませてあげたい気持ちもあるのですが
1冊をじっくり読むのが好きで・・・

それが一番今は楽しいので
しばらくはこのやり方でやってみて
成長に合わせて冊数を増やしてみようと思います。

No title

roseさん
ご訪問&コメントいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
実体験と絵本体験について・・・うちは、とくにどちらが先とかは考えずにきましたね。
動物園にいったときには動物が登場する本を、離乳食が始まったころには、食べ物の本をたくさん読んでたような。
すぐ手に届くところに本があるという環境にしたいという思いもあり、子どもの成長や興味にあわせて本を買ってきました。どん!とセットでも買っていますけどね。ですから、たった一度しか読んでない本も何冊もあります。今、心に響かなくてもいつか読むときがあるかなって長い目を持ってね~と言われてセットで買ったんですが、たしかに時期を待つと大好きな絵本に変化することもあるんだなってのは実感しています。
誰もが大好きな絵本に、うちの子は全く関心がないって場合も多々ありますしね。
こちらの思い通りにはいかないのが子育てなんですかね?お互い頑張りましょうね。

またまたroseです

どん!とセットで買ったりもしているのですね!
ほるぷですか?それとも家庭保育園とかでしょうか?

私はほるぷor家庭保育園とで悩んだのですが夫に反対されました。
毎月届くタイプの方が喜びが大きいと夫に言われ、配本サービスを受けています。

「全部読まれなくていい」

この発想も大事だと思います。
あまり読まない絵本を無理やり読ませなくていいと思いますし。

いつか手に取ってくれるかもしれませんしね。
そこにその絵本がなかったら、手に取らないかもしれません。
あるだけで、可能性があるのだから、本が家にあるって大事だと思います。

こんなにお金をかけて・・・と思われがちですが
絵本がそれだけの恵みをもたらしてくれるからこそ
購入しているのではないかと思いました。

これは絵本が家にある人じゃないとわからないですよね。
図書館ももちろんいいのですが、成長のプロセスが見れるのは
家にある人の特権だなぁと思います。

子どもがあまり読まない絵本は
自分が読んで楽しんだり・・・

長い目で絵本と一緒に成長していきたいですよね^^

No title

roseさん
お返事をしてくださっていたのに、どうもすみません。
私は、ほるぷのセットを買っています。
結構配本サービスをやっている人も多いですよね。私は、ほるぷの選書基準を知り、質の高さを感じたので。当初は、金額の高さもあって躊躇しましたけど、実年齢よりもずっと上の本も読めることもあるので、何歳だからこの本っていうよりは、前後何年間かのものを行きつ戻りつしながら読んでいます。セットで買うことで、ちょっと難しい本も置いてあるっていうのもいいのかなって今は思っています。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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