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 さよならさんかく

2011-02-06

さよならさんかく  安野光雅/作
さよならさんかく (講談社の創作絵本)さよならさんかく (講談社の創作絵本)
安野 光雅

講談社 1981-12-09
売り上げランキング : 306653

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<どんな本?>
さよなら さんかく またきて しかく
しかくは とうふ  とうふは しろい
しろいは うさぎ  うさぎは はねる
はねるは かえる  かえるは およぐ
およぐは きんぎょ きんぎょは あかい
あかいは りんご  りんごは まるい
まるいは くるま  くるまは はしる
はしるは きかんしゃ きかんしゃは くろい
くろいは かげ   かげは  ゆれる
ゆれるは じしん  じしんは こわい
こわいは おばけ  おばけは きえる
きえるは にんじゃ にんじゃは きえる
きえるは おばけ  おばけは こわい
・・・・(もとに戻る)

<はじめて読んだ6才4ヶ月のヒメの反応>
言葉を楽しむとはこういうことか、という感じに見られました。リズムにのって、繰り返し口ずさむことで次第に覚えていき、絵本をいろんな向きに持ち替えて絵も面白がっていました。

<おすすめポイント>
しりとり遊びのわらべうた。本をさかさまにしても、全く違和感なく絵が成り立っているという不思議。
そのため、何度も繰り返して自分で読んでいるうちに、すっかり言葉も覚えてしまえるような本です。
イメージしにくいものについても、昔の風景や着物をきている子どもを登場させるなど、このわらべ歌の背景を絵が表わしてくれているという意味でも、今の子どもの理解を絵が助けてくれていると思います。
あとがきには、岩手、埼玉、和歌山、島根、山口、福岡のしりとり歌が。地方によってこんなにも違うのかと知ることができて面白いです。

<現在7才6ヶ月のヒメの反応>
小学校の音読の宿題に、詩を書いたプリントを何枚か渡されます。先日もらってきた一枚に、「いろはにこんぺいとう」の、しりとり遊び歌が書いてあり、毎日のようにそれを読んでいます。
久しぶりに、この『さよならさんかく』を手にすると、あとがきに「いろはにこんぺいとう」が載っていました。埼玉のものだそうです。
いろはにこんぺと こぺとは白い
白いは うさぎ うさぎは はねる
はねるは 蚤 蚤は赤い
赤いは ほおずき ほおずき鳴るよ
鳴るのは おなら おならは くさい
くさいは うんこ うんこは黄色い
黄色いは バナナ バナナは 高い
高いは 二階 二階は こわい
こわいは ゆうれい ゆうれいは 消える
消えるは電気 電気は 光る
光るは おじいの はげ頭


ヒメは、蚤?ほおずき?なんていちいち引っかかっていましたが、案の定「くさいは うんこ うんこは 黄色い」を大声で読むなど、音読にも力が入ります。
「バナナは安いよね~」とヒメ。そうね。昔はね~バナナは高級品だったんだよという説明をして。

<まつりかの感想>
人が言葉を覚えていくきっかけには、必ず何かしらの感動があるんだろうなと。面白いな、とか、どういう意味?とか、この表現使ってみたいなと思うことで覚えていくのでしょうね。
まあ幼い子がそこまで意思をはたらかせてるとは思えませんが、無意識のうちにそういう作用が働いているからこそ、言語脳が活躍するのかと。

このような、しりとり遊び歌、連想遊び歌は、ひとつひとつの言葉を知っていても、その特徴を連想するということができないと面白くない。そういう意味でも、「いろはにこんぺいとう」は、取り上げられている物が、イメージしにくいのかな。「金平糖」「蚤」「ほおずき」「バナナは高い」「高いは二階」(二階建はそう高くないです)「二階はこわい」(マンション住まいなんで
一方、「さよならさんかく」は、「にんじゃは 消える」くらいかな。イメージしにくいものは。
たとえ、イメージできなくても、テンポよくリズムにのることによって、口なじみになっていきます。
学校でも、お友達と声を合わせて楽しんでいるようです。

作者の安野光雅氏は、島根県津和野の出身。というわけで、あとがきには島根のものも掲載されていましたが、津和野といえば山口県に隣接している町。山口バージョンも、この本には掲載されていましたが、山口出身の私が覚えているのとも少し言い回しが違っているような。
しかし、島根バージョンは、とてつもなく卑猥です。(安野氏がそう書いておられます。)
ヒメは、ゲラゲラ笑いながら、その島根バージョンを読んでいますが。子どもがいかにも好きそうな下ネタです。(面白いけど、ここに書くのはやめときましょ

日本経済新聞朝刊の最終面のコーナー「私の履歴書」。2月は安野光雅氏が毎日連載されるとのことです。生い立ちも光雅という名前の由来も意外なものでした。安野氏の数学的な部分にも興味があるので、今後それについてなにか書いてくださるのかも楽しみにしたいなと思います。
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この本、候補に入れています

この絵本、候補に入れているのですが、なかなか購入に踏み切れません。
なので図書館でまずは借りてみようかな~~と思っています。

息子が馬場のぼるさんの『ぶたたぬききつねねこ』(しりとり歌)が好きで、紙芝居の『しんかんせんははやい』(連想しりとり)も好んでいるので、安野光雅さんだし読みたいな~~と思っていました。

「いろはにこんぺいとう」は知っています。
わらべ歌って親父の禿げ頭多いですよね(笑)
連想しにくい言葉も出てきますが、言いやすい感じがして好きです。

小さいころから楽しめそうですね。
うちは男の子だから余計喜びそうです(笑)

あぁ~~ほしいけれど、まずは図書館で借りてきます。
といって買ってしまった安野光雅さんの絵本は数知れず(笑)

No title

roseさん
絵がとても素敵なので、図書館で借りてごらんになってください。装丁もとても上品。
うちも『ぶたたぬききつねねこ』は大好きです。お話会では、クリスマスのときに読んでいます。『しんかんせんはやい』っていうのがあるんですね。読んでみようと思います
v-353
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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