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 ともだちからともだちへ

2011-11-01

ともだちからともだちへ   アンソニー・フランス/文  ティファニー・ビーク/絵 木坂涼/訳
ともだちからともだちへともだちからともだちへ
アンソニー フランス ティファニー ビーク

理論社 2003-03
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<どんな本?>
クマネズミは、顔も洗わず、ひげの手入れもせず、パジャマのまま家の中で一日を過ごします。
もう何日も”パジャマんま”なのです。
「あーあ、つまんなにな。なんにもすることがない。
だれかと なにかを いっしょにする やくそくもないし、
だれも あいに きてくれない。」


そのとき、郵便受けに差出人が書かれていない手紙が届きました。
クマネズミくんへ
きみはすてきなともだちです。
きみと ともだちになれて ほんとうによかったとおもっています。
きみは たいせつな たいせつな ともだち。
それを つたえたくて てがみをかきました。 またね!


クマネズミは、嬉しくなって身だしなみを整え、手紙をもって、スキップしながら久しぶりに外に出ました。
そして、心当たりのあるところをあたって、差出人を探しに行きます。
すると、しばらく会わないうちに、嵐で屋根が壊れていて修復に忙しかったというカヤネズミや、
怪我をしてベッドに横になったままのカエルの状況を知るのです。
モグラの夫婦は、クマネズミの家を訪ねたけど、カーテンがしまっていたからと帰ってしまったと言います。
残念ながらみな、その手紙の差出人ではないといいます。

クマネズミは自分のことを思ってくれる人がいるっていいもんだとますます嬉しくなってコウモリを訪ねます。
ところが、コウモリはパジャマを着たまま、態度は冷たく、手紙なんか書かないし、本当の友達ならもっと早くに会いにきてくれたらよかったと、言いました。

クマネズミは、家に帰ってじっと考えます。
そして、手紙の差出人がだれかは問題ではない、それよりも、本当の友達がどんなものなのかをわかっていなかったということに気づいたのです。

そして、クマネズミは、あることをします。コウモリも喜んでくれるかな?

<はじめて読んだ4才3ヶ月のヒメの反応>
「ああ、いい話だなあ。もう一回読んで」といわれ、しばらくは毎晩のように登場した本です。

<おすすめポイント>
本当の友達ってなんだろう?友達に気持ちを伝えるのってどうすれば?ということを問いかけてくれています。
主人公のクマネズミが、一枚の手紙をきっかけに変化していく様子が読んでいてうれしい気持ちになります。
手紙の差出人が誰なのか、答えが明確になっていないことも、子どもに想像を任せることになっているのでしょう。

<現在8才3ヶ月のヒメの反応>
「こんな絵を描けるようになったらいいな」という基準でヒメが選ぶ絵本の一つ。
たしかにかわいくて、色も美しい。
だけど、それだけで好きというわけではないというのは、内容を読めば納得です。

<まつりかの感想>
クマネズミは、誰も自分に会いにきてくれないといってすねているけれど、手紙の差出人を探すことをきっかけに外出し、やがて自分と同じように引きこもっているコウモリくんの気持ちに気づきます。
「ぼくが ほんとうの ともだちなら、もっとはやく あいに いくべきだったんだ。
きょうだって、ぼくは じぶんのために コウモリくんに あいに いったんだもの。」

相手のために行動することを忘れていたことに気づきます。

自分は確かに愛されている、受け入れられているという感覚があってこそ、他者を思いやることもできるのでしょう。クマネズミも、自分が確かに受容されていることに喜びを感じることで、コウモリの気持ちに気づくことができました。
ヒメも、そんな自己肯定感を持ち続けてくれますように。そう願うと同時に、私の日々の言葉掛けを猛省せねばと思うのです。
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No title

この絵本、好きです。
ヒメちゃんの「こんな絵を描けるように~」ってわかるわぁ。
描こうと思えば描けそうなタッチに親しみがわくよね。

相手のために行動することを忘れていたことに気付く…
人間は本当にいろんなことを忘れながら生きているよね。
そして何かの拍子に気付いたり、思い出したり…
だから何度でも同じ絵本や本を楽しめたり、
得るものがあったりするのだろうね。

本当に、子育ては日々反省と気付きの連続だわ~

No title

たいなみちゃん
コメントありがとう♪
そうだね、絵本って忘れていたことに気づかせてくれることが多いです。
子どものために丁寧にかかれたものは、当然昔子どもだった大人にとっても胸に響くよね。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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