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 企画「おひさまからの手紙」

2011-04-18

桜も花びらが舞い落ち、葉桜が見られるようになってきました。
桜前線は、北上しているようですね。
そろそろ東北の桜も見ごろを迎える頃でしょうか

4月に入り、徐々に日常が戻ってきました。
被災地の方々も、これからの生活に不安を抱きながらも、仮設住宅に入居される方、故郷を離れ新生活を始められている方のお姿を拝見するようになってきました。
一方で、福島第一原発事故の収束までに半年~9カ月かかるとの発表が出され、避難されている退避地区の方々はさらに複雑な心境のことと思います。

3月11日の地震のとき、ヒメは4時間授業だったため2時頃帰宅していました。
私も仕事から帰ってきて、一緒におやつを食べ、その後ヒメのお友達が遊びに来て、3人で百人一首で坊主捲りをしてのんびり遊んでいたときに地震発生。
二人を寝室に誘導し、3人で抱き合って大きな揺れと、食器の割れる音に子どもたちは泣き叫んでいました。

このとき、まさか東北であんなことになっているとは夢にも思わなかった。
その後、徐々に明らかになる被災地の様子。
津波にのまれた町並みを高台から呆然と眺める人々の中に、「おかあさん」と泣きじゃくる少女の姿。
また、祖母と二人だけで助かったという少女は、家族の似顔絵を描いては、「おかあさんは帰ってくる?」と祖母に聞いてくるのだという映像が。
親を失った子どもたちが画面に登場するたびに、もし自分だったら、ヒメが一人になったら、と思うと胸が苦しくてしかたありませんでした。
自分の無力さ、自然の厳しさと無情さ、生きることの意味・・鬱々とした日々の様子は、当時もこのブログでも告白していましたが・・

そんな様子に気づいてくれた、16年前の阪神大震災で被災した大学時代の友人から、「被災地の子どもに寄り添いたいと思っている」とメールが。
彼女は、自分が被災したときに、たくさんの人から「いつもあなたのことを思っているよ」という声をかけてもらったことで、力が湧いたのだというのです。
遠く離れていても、思っていることを伝えたい・・・

そんな話が出てから間もなくの4月5日。
東京、神奈川、岐阜、大阪、兵庫と、住んでいるところもバラバラな6人のメンバーが集結し、「おひさまからの手紙」という、壁新聞を発行していこう!ということになりました。

私は、絵本のコーナーを担当。
当初、一冊の絵本をとりあげて紹介するという形式ですすめようとしていたところ、なんとなく行き詰まりを感じ、ヒメに相談。
「もしもね、ヒメがこの地震でお父さんやお母さんを失って悲しい気持ちになっているときに、新聞が届いたとするでしょ。どんな内容のものなら嬉しいと思う?」
すると、
「大人に、かわいそうだね、がんばれっていうふうに言われるのはイヤだと思う。子どもが書いたものなら読みたいかも。」
との答えが。
「おかあさんや、おとうさんが出てくる絵本もイヤ。悲しくなっちゃう。」とも。

そういうわけで、絵本のコーナーは、選書も内容も子どもの感性に任せ、一部だけ私が記載することにしました。
紙面には、スタッフの子どもが描いたイラストをちりばめて。
子どもたちから子どもたちへ。
もちろん、子どもをサポートしてくれる大人にも読んでもらうことを前提にしていますが、決して上から目線になることなく、子どもの心に、そして守ってくれる大人の心に寄り添えるように。
頑張ってはりつめた心が、ふっとゆるむ機会になったら、そんなテーマで作っています。

現在ほぼ完成したところ
ところが、完成間近にして、この壁新聞を貼っていただけるところは???ということにぶち当たってしまいました。
そこで、被災地の児童館、避難所などで、お子様の目にとまるところに掲示してもいい、とおっしゃるところを探しています。
大きさは、A3を4枚を貼り合わせたもの。
内容は、小学生向けを想定して作りました
発送は4月末予定で、今後はできれば月一回発行していきたいと思っています。

印刷、郵送など当然自費となりますので、1か所にまとまった部数をというわけにはいきませんが、
その都度相談させていただければと思います。
情報をお待ちしております。
「おひさまからの手紙」のメールアドレス
ohisamakara@gmail.com

参考に、スタッフのブログもご覧くださいね。『ほっこり日萌嘉びより』

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コメントの投稿

非公開コメント

No title

>大人に、かわいそうだね、がんばれっていうふうに言われるのはイヤだと思う。

至極納得です。
哀れみは、上目線だから。
ヒメちゃん、冷静ですね。よく分かってらっしゃる♪

No title

各務史さん
そうなんです。
子どもに気づかされることの多い日々です。
今回もまた・・・

No title

いつもあたたかいお人柄が滲み出ている文章にうっとりしながら読ませていただいてます(*^_^*)

今回も素晴らしい企画を実行されていて感動しました♪

新聞を読んだ子どもたちのたくさんの輝く笑顔がイメージできます§^。^§

発送等、まだまだいろいろ大変かと思いますが、
素敵な活動を心から応援しています♪

素敵な活動ですね

とても素敵な活動ですね。ぜひ、応援したいです。
子供たちの感性で選書や内容を決められるのもいいですね。

これは余談ですが、先日「うさぎくんとはるちゃん」という絵本を読みました。心がふんわりあたたかくなる絵本です。親と離れて過ごすことになったうさぎくんの心境が被災者の子供たちの心境とかぶりました。
ヒメちゃんの感想を聞きたいです。(*≧m≦*)

お久しぶりです☆

こんにちわ!(元気にがんばってるんだね!うれしい)日萌嘉ちゃんとこにもコメントしたけど、定期的に避難所に炊き出しと物資を届けにいってる人に(まず一回目だけでもお願いして)持っていってもらうというのはどうかな。 部数はどれくらいかな? とりあえず聞いてみる事はできます。

私も木曜日に出会ったばかりの人たちで、定期的に福島に行っている方々です。(金曜日のブログ記事に書いてます)

私自身は岩手のちいさな避難所をまわっている地元の青年に、フォトカードを配ってもらうことになってるんだけど、その方々にあててそちらから送ってもらうとか。。こちらも間に入ってくれている知人に打診してみることできます。

No title

まつりかさん、こんばんは。
「おひさまからのてがみ」壁新聞。
なんて素晴らしい!
そして、阪神淡路大震災で被災した仲間たちと
立ち上げたとのこと。
東北の被災した方々たちの心強い助っ人ですね。
私の友人も関西の大学に通っているとき被災して
とにかく、すごい揺れで壁にヒビが入っていくところを
目の当たりにして怖かったそうです。
その後、近くのパン屋さんが「非常食に。」と
パンを分けてくれたことが忘れられないと教えてくれました。
みんなで寄り添い分かち合うことの大切さを知りました。
私は、ヒメちゃんも体験したお皿が割れてしまうほどの
地震体験もありません。
だから、泣き叫ぶ子どもたちのことを思うと
胸が痛み苦しくなります。
そんな子どもたちのことを気にかけて、しっかりした
自分の気持ちを話せるヒメちゃんに感心しました。
>絵本の選書も内容も子どもたちで
先日、中日新聞にも3・11絵本プロジェクトいわての取り組みが
紹介されていて、7000冊の寄贈図書から
読み聞かせボランティアの方が「はらぺこあおむし」を
読んでいる写真が載っていて
うちの下の娘くらいの子どもたちが肩を寄せ合い
真剣なまなざしで聞いている姿を見ました。
隣に、友達がいる安心感が伝わってきました。
みんな早く落ち着ける場所が見つかるといいなと思います。

No title

すまいるスキップ♪さん
コメントどうもありがとう。
小学生の心をつかんではなさない、すまいるスキップ♪ちゃん。多感な時期の子どもについて、またいろいろ教えてくださいね。


京女。さん
ありがとうございます。紹介してもらった本、早速予約しました。
人生には楽しい、きれい、ハッピーなことばかりではないということ。本を通してこういう苦くせつない気持ちというのを味わうことも必要ですよね。
それにしても、あまりに厳しい現実と向き合わねばならない被災された子どもたちには、やっぱりケアが必要ですね。


y/modeちゃん
おひさしぶり!コメントをどうもありがとう。
y/modeちゃんも写真を通して、被災された方への貢献をしているんだね。直接足を運んでボランティア活動をされている方たちにも頭が下がります。ブログみせてもらいましたよ。
現場は相当厳しいんだろうなあ・・
不安な大人のもとで、心にふたをしている子どもたちがいるんじゃないかと思うと、せつないね。
新聞のことは、いろいろあたっているんだけどね。後々のことを考えて、やはり子どもたちが集う児童館などに届けられればいいなって思っているところです。


nao-yuuka-ayuchan5さん
コメントありがとうございます。
お友達に震災を経験された方がいるんですね。一緒に辛い時間を過ごしたこと、その方の人生においても、おおきな糧になられていることでしょうね。
私も阪神大震災では大阪にいました。数時間、電気や水道が止まっていたけど、すぐに復活。翌日からは仕事にも行きました。
今回も食器は割れたけど、その晩も電気はついていたし。揺れは体験しても、日常が奪われるほどの大変さというのは、やはりわからない。フレームを通してみても、こちらは安全なところにいて。それが変に罪悪感みたいになってしまったり。なにをいっても偽善に聞こえるんじゃないかとか。
仕事がほしい、住むところがほしいという悲痛な叫び。そんな大人の姿をみている子どもの心が開放されるのが、遊びや絵本だと思うから。
わたしも、3.11絵本プロジェクトに絵本を送りました。
ちょっとだけの思いやりだけど、それが大きな輪になることを願いたいですね。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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