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 もこ もこもこ

2006-03-19

もこ もこもこ  谷川俊太郎/作 元永定正/絵
もこ もこもこもこ もこもこ
谷川 俊太郎

文研出版 1995-02
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<どんな絵本?>感覚絵本。青白い夜明けのようなしーんとした世界から、突然「もこ」「にょき」と現れる物体がページをめくるごとに変化していきます。その変化は、初め穏やかに、突如「ぱくっ」「もぐもぐ」とシュールに展開しながら「ぽろり」「ぷう」「ぎらぎら」・・とスピードをあげていきます。そして「ぱちん」「ふんわふんわ」とまた緩やかになり、「しーん」の世界に戻ります。そして、最後は「もこ」

<初めて読んだ0才6ヶ月当時のヒメの反応>大判の本に描かれた絵を黙ってみていました。最初の出会いはブックファーストでのリストに載っていたから。図書館で借りたのが6ヶ月。何度も読むうちに、どうしても欲しくなって8ヶ月の時購入。身振り手振りで、擬音でつづられた文章を読むと、絵を指差しながら、ヒメ自身私の身振りを真似して喜んでいました。
 
<おすすめポイント>謎の物体が出現し、それが変化していくさまを、「擬音語」と「抽象画」が見事にマッチしています。単純さとわかりやすい絵が、赤ちゃんでも楽しめる理由だとおもいます。「ぱくっ」「もぐもぐ」「つん」「ぽろり」「ぎらぎら」「ぱちん」・・・ここで使われている言葉には擬音の響き自体のおもしろさもありますが、各語の表すスピード感が、謎の物体の変化に緩急をもたらせ、ちゃんとストーリー展開があることを感じます。

<現在2歳8ヶ月のヒメの反応>1才半には、ページをめくると、そこにかかれた擬音語を正しく言っていました。絵をみて擬音語が発せられる。つまり、絵がちゃんと文に合っているということなんだと思います。最後に「もこ」で終わりますが、これはまたつぎに「もこもこ」と始まることを予感させます。それがわかっているのか、私が、最後のページの「もこ」と読み終え、背表紙を閉じても、また始めから読もうと自ら表紙をめくり、また読み始めます。

<まつりかの感想>
この本は表紙をめくって見返し部分から、いきなり話が始まります。終りもそうです。この物体の変化が、繰り返されることを表しているのかもしれません。
 赤ちゃん絵本としてはサイズも大きく、紙質も弱く、内容も、「なんだこれ?」と思う絵本です。紹介してもらわなければ、自分からは、間違いなく手にしていなかったと思います。でも、なぜかどの赤ちゃんもこの本が好きです。そして、少し大きくなっても空で言えるように、耳に残る言葉のしらべがあるようです。
 
 <ちょっと一言>先日保育士の方がこの本を読み聞かせてくださいました。読み手がかわると同じ言葉でもこうも違うのか、ということを実感しました。文章を読むときはそれほどの差はないかもしれません。しかし、この本のように、擬音語だけで表されたものは、100人いれば100通りの読み方があるのだと思います。「ぱちん」の次のページには、文字がありません。ロケットが発射したあとにたつ煙のようなものが描かれています。私は、それを「シュッシュッ」と読んでいたのですが、その方は「ヒューンヒューン」と読まれていました。
 この場面、みなさんはどんな風に読んでいますか?
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子供って
よく教育番組の
粘土の色んな色のがいろいろ
音たてて
変化するやつ
ひきこまれるようにみてますよね
ああいう変化がすきなんでしょうね

こんにちは~
息子も『もこもこ』大好きです。
私はやはりあんまり・・・
というか理解しにくいので
おもしろいと思いませんでした。
しかし息子の反応を見て
頭で考えるのではなく
心で感じるものが何かあれば
それだけで充分なんだと
絵本の素晴らしさを
あらためて実感した一冊でした。

ふぃーささん
たしかに、粘土みたいv-218
なんか作ってみたくなりました

まいまいさん
大人の既成概念では理解できないことでも子どもにはおもしろいと感じられることってありますね。子どもの目線でこんな絵本を描ける作者に脱帽です。

我が家の子供たちも、大好きでした。
あまりの喜ぶので、大げさに
強弱つけて読んであげると、さらに大喜びしてた記憶があります。
子供と大人って、感じ方が全然違いますよね!!

ma2の2maさん
ほんとに子どもの感じ方って大人が理解できないこと多いですね。
読んでいて反応が大きいと読みがいがあって楽しいですよね

本当にそうですよね。擬音だけの絵本って、特に読み手でだいぶ印象も変わってきますね。
私は文字のないところは、本当に何も言いません^^
子供が代わりに言ってくれればそれでいいかなと♪
ラスト、また繰り返されるという雰囲気を感じ取る子供たちの感性って素晴らしいですよね^^

新歌さん
そうですか・・文字のないところは子どもに想像させる。そうですね。今度はそうしてみます。

まつりかさん、初めまして。くま~と申します。
mocoちゃんのところから飛んできました。

先日、この本と「じゃあじゃあびりびり」を、もうすぐ5ヶ月になる甥っ子に送りました。
「じゃあじゃあ・・・」の方は声などの反応があるみたいですが、こちらは今のところジッと見ているだけのようです。
これから、どんな反応をしていくのか、変化がとても楽しみです。

これからもどうぞよろしくお願いします。

くま~さん
訪問ありがとうございます。
赤ちゃんでもちゃんと聞いているんですよね。
反応がないからといって諦めずに、絵本をママの声でよんであげることに意義があるってことをお伝えくださいね。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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