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 こぶたくん

2012-02-22

こぶたくん  ジーン・バン・ルーワン/作  アーノルド・ローベル/絵 三木卓/訳
こぶたくん (こぶたくんのおはなしシリーズ)こぶたくん (こぶたくんのおはなしシリーズ)
ジーン・バン ルーワン アーノルド ローベル

童話館出版 1995-12
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<どんな本?>
こぶたのオリバーくんは、妹のアマンダ、そしておとうさんと、おかあさん4人家族、おばあちゃんも遊びにやってきます。
この本には、
「おかしをやく日」
「いもうと」
「おばあちゃん」
「ポテトちゃん」
「これはだれだろ」
の5つのおはなしが収録されています。

中でも、ヒメが気に入っていた『これはだれだろ』は、ベッドに寝てお布団をかぶって隠れているこぶたくんを、お父さんが「どこかな?」と探すお話し。
 お布団から耳が出ているのを見て、お父さんは
「ふたつのみみだけが とびだしている これは なんだい? でっかい ひぐまかな?」
といいます。
「ゾウのみみかな?」「イモムシかもしれん」「キュウリかも」「スチームシャベルだ」など、いろんなものに例えて、かくれんぼに付き合ってあげているのです。
「いったいなんだね。おしえてくれ」と、降参するお父さんに、こぶたくんは
「とうさんの こぶたくんさ」と答え、布団から現れます。
父さんはこぶたくんを抱きしめ、
「おやすみ。とうさんの かわいい こぶたくん。」というと、こぶたくんは安心して眠るのです。

<はじめて読んだ6才10ヶ月のヒメの反応>
「こんなかわいいことをいうなんて!」「こぶたくんの、おとうさんもおかあさんも、優しくていいなあ」と、こぶたくん親子の会話をうらやましく思っているようでした。

<おすすめポイント>
特別な事件が起こるわけでもない、日常のなにげない生活が舞台となっているので、聞いている子どももお話を身近なものとしてとらえやすいと思います。
こぶたくん親子の会話や、子どもへの接し方などは、とても穏やかでユーモアにあふれています。
ときにききわけの悪いこぶたくんを相手に、おとうさんもおかあさんも、けして頭ごなしな否定はせず、まずは共感し、次の方法を探り、子どもに答えを導かせる。
子育てコーチングの要素を含んでいて、親は参考になるかもしれません。

<現在8才7ヶ月のヒメの反応>
『しりたがりやのこぶたくん』も読んでいます。
この中では、『かぼちゃ』がお気に入り。「ペポかぼちゃってなんなんだろ?」
しりたがりやのこぶたくん (こぶたくんのおはなしシリーズ)
しりたがりやのこぶたくん (こぶたくんのおはなしシリーズ)
<まつりかの感想>
 『しりたがりやのこぶたくん』には、家事のお手伝いをするこぶたくんと妹のアマンダが、結局はあまり役に立たず、おかあさんは「ひとりでいたいの」と言います。ひとりはさびしくないの?という子どもたちに「さびしくない」と答える場面には、笑ってしまいます。(ヒメは「なにがおかしいの?」と言いましたが)
 2人の子どもをおばあちゃんに預けて、お母さんがお出かけするのを、子どもたちが「かあさん、なにしにいったの?」と聞いて「休日をとったの」というおばあちゃん。孫との時間も、激しい動きにはついていけないのだけど、歌なら歌えるというおばあちゃん。明日も!と言われて、「あしたはわたしが休日をとるのよ」というおばあちゃんの気持ちにも大きくうなずけます。(ヒメは「おばあちゃん疲れたんだね」とこれには理解を示していましたが。)
 こんなふうに親の気持ちに寄り添ってくれるお話しもありながら、子どもの心をしっかりとらえているお話しだけに子どもも充足できるシリーズだと思います。

 子どもって、まともに相手をすると疲れる!ということも確かにあるだろうけど、自分の思い通りになんとかしようと思うから疲れるのであって、「おもろいやっちゃなあ~」と、俯瞰してみると楽しくなるんでしょうね。とくに幼児期は、いま振り返ると、ヒメのユニークな視点や、生意気だけど面白い言動をちゃんと受け止めてあげていたのかな?と反省です。

ブログ 『おひさまからの手紙』も、よろしくお願いします。
月に一度、被災地のコドモタチに通信:『おひさまからの手紙』を届けています。子供たちに元気と笑顔を届けたい!子供たちにそっと寄り添い、応援したい!そんな気持ちを届けられると嬉しいです。
3月号をただいま編集作業中です。
掲示してくださる学校や児童館、学童、保育所、NPO団体などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

おひさまからの手紙」のメールアドレス ohisamakara@gmail.com

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No title

ヒメちゃん、アーノルド・ローベルの作品を見てくれるんですね。
感想も聞かせてもらえるなんて、ステキ。

うちの子供たちは、どうも苦手のようで、本棚から出すことがほとんどないんです。
読み聞かせても、反応が薄くて…。
興味を示してくれる日が、やってくることを信じてるところです。

No title

makkoさん
コメントをありがとうございます。
この本は、アーノルド・ローベルが挿絵を描いているだけで、テキストは違う方なんですよね。
この挿絵もすごく優しくていい感じです。
アーノルド・ローベルのお話は、年を経るごとにじわじわ~っと感じていくものかもしれないですね。
わたしなんて、今頃良さがわかってきた感じです(^^ゞ
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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