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 はたらきもののじょせつしゃけいてぃー

2012-02-29

はたらきもののじょせつしゃけいてぃー  バージニア・リー・バートン/文・絵  石井桃子/訳
はたらきもののじょせつしゃけいてぃー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)はたらきもののじょせつしゃけいてぃー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
ばーじにあ・りー・ばーとん

福音館書店 1978-03-20
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<どんな本?>
けいてぃーは、きゃたぴらの ついている、あかい
りっぱな とらくたーです。とても つよくて、
おおきくて、いろいろな しごとが できました。


けいてぃーは、じぇおぽりすという街のお役所、道路管理部で働いていました。
部分品がついていて、ブルドーザーをつけると土を押せるし、除雪機をつけると雪をかきのけられます。
夏の間は、ブルドーザーをつけて道をなおします。
そして、冬が来たので、けいてぃは、除雪機に付け替えます。

ある朝、雨が降り始め、やがて雪にかわり、積もってきて大雪になってきました。
とうとう2階の窓のところまで雪が積もりました。

雪かきトラックが動けなくなり、学校やお店、工場、駅、飛行場、郵便、警察も機能しなくなり、電話線や、電線が切れ、水道管が割れました。

そんな中、たったひとり、けいてぃーだけは動いていました。
じぇおぽりすの街の中を、ゆっくり雪をかきのけながら
「たのみます!」と言われたら
「よろしい。わたしについていらっしゃい。」と答え、
街のインフラを整えていきます。

けいてぃーのおかげで、バスや自動車も動けるようになりました。
こうして けいてぃーは だいじな しごとを ぜんぶ すませて、はじめて うちへ かえりました。
<はじめて読んだ4才10ヶ月のヒメの反応>
『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』が好きだったので、こちらも?と思って手にしたものの、ほぼ無反応。
絵に書き込まれた、けいてぃーの走る音「ちゃっ ちゃっ ちゃっ」を読むと、「どこに書いてあるの?」と。教えてあげると、その吹き出しを楽しみに他のページを見ていました。

<おすすめポイント>
とにかく絵が楽しい。冒頭は、けいてぃーの馬力がどのくらいのものかが枠囲みで描かれているし、スチームローラーや、小型コンプレッサー、コンクリートミキサーなどの働く車たちも細かく描かれています。
けいてぃーが除雪していくごとに、道が開けていく様子も見ていて気持ちよく、一通り読み終わったあとに、じぇおぽりすの地図を見ながら、どこをどうたどっていったのかを探すのも楽しいです。

冬のキンとした冷たさが伝わる物語であろうに、どのページにも温かみが感じられるのは、作者の絵のタッチの他に、文章がすべてひらがなで書かれているのも理由かなと。
本来、カタカナで書かれるべきものに、平仮名が使われると、ちょっと読みにくくなる。だからこそ、ゆっくり丁寧に文字を追う意識がはたらくからか、優しく読めることも絵の雰囲気を大切にした訳者の思いなのかしら?なんて勝手な推測です。

<現在8才7ヶ月のヒメの反応>
「除雪車」というものを、ヒメはまだ見たことがありません。今年は雪も多く、豪雪地帯の映像を目にすることも多いので、「これが除雪車か」という気付きを得たようで、この本のことも楽しんでいました。

<まつりかの感想>
2012022912120000.jpg
2月の終わりだというのに、関東地方は大雪になりました。
ここ数年、雪が降ったとしても、夜中にふりはじめ、明け方には積雪していても、降雪量は少ないということが多かったので、ひさびさに、雪らしい雪を感じました。
傘をさして歩いていると、木や電線につもった雪がまとまって落ちてきて、「ドサッ」と音がするし、ちょっと傘をささないでいると、あっという間に頭の上に雪がつもる状態。
ああ、なんて雪らしい雪なんだろう、と感激しながら、誰も足跡をつけていない場所を踏みしめて楽しんじゃいました。
雪景色もとってもきれい。

こんなに降っても、除雪車の出番とはならないこの地域。
ですが、ヒメいわく「今日は長靴で雪を「ちゃっ ちゃっ ちゃっ」とかきわけてきた」んだそうです。
一人除雪機だね。

ブログ 『おひさまからの手紙』も、よろしくお願いします。
月に一度、被災地のコドモタチに通信:『おひさまからの手紙』を届けています。子供たちに元気と笑顔を届けたい!子供たちにそっと寄り添い、応援したい!そんな気持ちを届けられると嬉しいです。
3月号完成しました!配布開始です。
掲示してくださる学校や児童館、学童、保育所、NPO団体などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

おひさまからの手紙」のメールアドレス ohisamakara@gmail.com
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No title

我が家にも、この絵本があります。

この時季、こちらでは除雪車を当たり前のように見るけれど、
この冬は、雪が少なめで、見掛けた回数が少なかったも。

この絵本の影響で、積雪がメートル級、というのが普通のことだと思ってしまった子供たち。
朝、玄関から出られずに、2階の窓から出入りする日を楽しみにしてます。

No title

makkoさん
こんにちは。
北海道は今年は雪が少なめだったんですね。
メートル級の雪なんて見たことないです。
2階から出入りするっていうのも、楽しそう。自然の滑り台ですね。・・・なんて、生活の不便さを考えると楽しんでばかりはいられない雪害地域もあるようで、そういうところは、除雪車の働きなしではいられないでしょうね。

No title

すっかりご無沙汰しています。
しゅんもハルもこの絵本がダイスキです。
絵も素敵、構成も素敵な、よくできた絵本ですよね。
作者のバートンさんの別の絵本『ちいさいおうち』もいいですよね。
昨日の雪、かなり降ったようでしたが、アッという間に
溶けてしまいましたね。春はもうすぐそこまで来てるのでしょうね。

No title

この冬は、札幌の雪が少なめだったんです。
そして、私が住んでいる地区は、特に少なくて、
ニュースで近隣の街や、他の道内の街での大雪に驚いていました。

妹家族が道南の街に住んでいますが、例年は雪が少ないのに、
今年は大雪で、甥、姪が通っている小学校の体育館の屋根が崩落したほど。
復旧できずに、卒業・入学式が学校でできないそうです。

絵本の世界の雪は大雪でも楽しいけれど、現実は大変です。


No title

グリンデルさん
ごぶさたしておりました。
さすが、男児お二人。
乗り物は大好きなんですね。
隅々まで絵を楽しめるのも、たまらないでしょうね。
ところで・・・ブログに遊びに行って驚いてしまいました。
心配です。お大事になさってください。


makkoさん
例年どおりとはいかないところに、自然の厳しさがありますね。
甥っ子さんたちにとっては災難でしたね。おっしゃるとおり、絵本の世界とちがって、現実はもっと厳しいんでしょうね
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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