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 11ぴきのねこ

2006-04-06

11ぴきのねこ  馬場のぼる/作


<どんな絵本?>とらねこたいしょう率いる、11ぴきのねこはいつもおなかがぺこぺこ。ある日じいさんねこに、怪物みたいな大きな魚が遠くの湖にいるから、勇気があるならいってごらんといわれます。たしかに、大きな怪物のような魚が。寝込みを襲った11ぴきのねこ。みごとに捕らえ意気揚々。みんなに見せるまでは食べないと約束し、よだれがでるのを我慢して、帰路に向かうねこたち。夜がきてあたりは真っ暗に。そして、朝がきて・・あっ!魚は!・・そしてねこは・・

<初めて読んだ2才2ヶ月当時のヒメの反応>とらねこたいしょうのセリフ「しょくん!われわれは・・」や、じいさんねこの「ゴホッゴホッゴホッ」という咳込み、ねこが魚に向かう場面の「フワー」や「ゴロニャーン」といった文が大好き。
でも一番好きなのは、
「はやくかえって みんなにみせてやろう」
「さんせーい」
「それまでは ぜったいに たべないこと!」
「さんせーい」

の、さんせーいを自分で言いたがります。

<おすすめポイント>作者は漫画家なので、絵のタッチも軽快、文体も擬音語、擬態語をとりいれ、ねこと魚の動きを強調しています。みんなで協力していこうという団結力、苦労しながらも魚を捕らえるのに必死な様子。そして獲物を獲得した喜びと安堵。結末では、我慢できずに魚を食べつくし、船上で、仰向けになって、たぬき腹をつきだしている姿の滑稽さは、読後「楽しかった」「おもしろかった」と爽快な気分にさせてくれます。

<現在2歳8ヶ月のヒメの反応>やはり「さんせーい」のくだりが大好きで、我先に読みたがります。怪魚のお気に入りの「ねんねこさっしゃれ」という子守唄も節をつけて読むと喜んで聞いています。
以前はよく理解できなかった、結末のおもしろさ。つまり、食べないで持って帰ると約束しながらも、我慢できずにみんなで食べてしまうというおもしろさを理解でき、お話の内容を楽しめるようになりました。

<まつりかの感想>
「11ぴきのねこ」といいながら、表紙には10ぴきしかいない。あれ?とおもって裏表紙をみると、「とらねこたいしょう」が草原で眠っています。これで合計11ぴき。とらねこたいしょうに従順な10ぴきのねこの様子が伺える表紙です。
私は、このとらねこたいしょうのリーダーシップぶりが大好きです。
「どんなおおきな かいぶつだって,
みんなで ちからを あわせれば,
つかまえられるよ,ぜったいに」

この言葉で一致団結。怪魚に立ち向かうものの、一撃されてしまうと、次はどうしたらいいか、あーでもないこーでもないと、作戦会議。
魚の寝込みを襲う場面では、子守唄をうたって深い眠りにおとした上で、それっと掛け声をかけ、自分は魚の枕をけとばし脳震盪?をおこさせ致命傷を与えたうえで、他の10ぴきたちに捕らえさせます。
食べ物を分け合うときも、自分だけ大きい部分を食べようと思うわけでもなく、平等にする紳士?っぷりです。
食べてはいけないと自分で指示をしておきながら、食欲に負けてしまう、憎めないキャラも。11ぴきみんなが「たぬきのおなか」で幸せとうに寝ています。きっと、とらねこたいしょうが最初に誘惑に負けて、獲物に食いついたに違いない。ほかのねこたちに捕らえた怪魚を見せびらかす名誉を重んじるだけのリーダーでなく、おなかをすかせているからこそがんばった部下たちを満腹にさせてやる(もちろん自分もだけど)思いやりのあるリーダーにあっぱれです。
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theme : オススメ☆絵本&児童書
genre : 育児

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まつりかさんへ
先日は娘のブログにリンクしていただいてありがとうございます。
こちらからも”お気に入り”というところからリンクさせていただきました。
まだまだわからないことばかりです。
これからもよろしくお願いいたします。

赤ずきんちゃんのお母様
お母様から・・恐縮です。
今後ともよろしくおねがいします

このシリーズは、本当に子どもたちに人気ですよね。
けっこう長い時もあるので、2歳児には無理かなぁ~と思っていたら、
2歳になる前から、なぜか笑って聞いていました。
このねこたちが、子どもと同じ発想だからかな・・・と思いました。
うちは「どろんこ」が大好きです。

ひとときさん
堅苦しくないドタバタ劇の様子が単純におもしろいんですよね。絵もユニークだし。親がまだ早いかなって思っても子どもって意外とすんなり受け入れる本ってありますよね。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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