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 だるまちゃんとてんぐちゃん

2006-04-28

だるまちゃんとてんぐちゃん 加古里子/作
だるまちゃんとてんぐちゃんだるまちゃんとてんぐちゃん
加古 里子

福音館書店 1967-11
売り上げランキング : 4,169

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<どんな絵本?>
ちいさいだるまちゃんと、ちいさいてんぐちゃんが遊んでいます。だるまちゃんは、てんぐちゃんの「うちわ」「帽子」、「下駄」が欲しくてしかたありません。家に帰ると、だるまちゃんはお父さんにお願いして、それらをおねだり。
お父さんは、だるまちゃんの為に、家の中から似たようなものを探してあげようとします。
とうとう、てんぐちゃんの長い鼻も欲しくなりました。てんぐちゃんの鼻にとんぼがとまったのをみて羨ましくなったからです。
だるまちゃんはまたまたお父さんにおねだり。でも、おとうさんは、「花」と「鼻」を間違えてしまい・・・

<現在2才9ヶ月のヒメの反応>「だるま」も「てんぐ」も見たことが無いヒメ。
でも「だるま」は「だるまさんだるまさんにらめっこしましょ」の歌で、「てんぐ」は、「とんとんとんとんひげじいさん」の歌に出てくるのを思い出し、名前と物とが一致した喜びがあるみたいです。
「花」と「鼻」を間違えるお父さんにだるまちゃんが泣きそうになりながら怒っている表情が気になる様子。
それに対しておとうさんが「おおまちがいの とんちんかん」と反省しながら口にするこのフレーズがお気に入りです。

<おすすめポイント>てんぐちゃんの物を欲しがるだるまちゃん。そしてその欲求に家族総出で協力するだるまちゃんファミリーの温かさだるまちゃんの、発想のすばらしさ。そして「いいものみつけたね」とだるまちゃんを認めて褒めるてんぐちゃんの姿。温かくほのぼのしたストーリーに、加古さんの細かな絵の描写による絵さがしが楽しめる本です。

<まつりかの感想>
最近ヒメも、人のものを羨ましく思ったり、カタログなどで可愛いものを見つけた時など「これ欲しい」と欲求を口に出すことが多くなりました。
そして二言目には「これ買いに行こうか」と。
あまりにそれが多いので、「なんでも買えると思うな」とお説教しています。
先日も、お菓子売り場にあった、こいのぼり(棒の部分に金平糖が入っているお菓子)が欲しい、と売り場で大泣き(眠くてぐずっていたのもあって)。
「そんなのお母さんがつくってあげる」といい、家に帰って画用紙にこいのぼりを書いて割り箸にセロテープでくくりつけ渡すと、「こいのぼりだ~~」って嬉しそうに持っているんですよね。

この絵本で、だるまちゃんはお父さんに頼んで「うちわ」「帽子」「下駄」を探してもらうのですが、結局、だるまちゃんが自らのアイデアで「かえでの葉」「おわん」「おもちゃのまな板に紐を通したもの」を見つけるのです。
ですが、「鼻」に関しては、お父さんの知恵により、お餅で鼻を作ります。
最初の3品は家に元々ある、うちわや帽子や履物の中から選ばせようとしたお父さんも、鼻はさすがに無いので、お餅でつくるという工夫をします。
子どもの遊びって、こういう見立て遊びが楽しいんだと思うのです。
たとえてんぐちゃんのうちわが店で売られてて簡単に買えたとしても、それを買って与えることには、意味が無いと思います。

物質的に豊かな現代において、お金で買えないものはないくらい。ままごとも本物そっくりの食器や食材のおもちゃがあるし、お買い物ごっこをするにも本物そっくりのレジスターやお金があります。それはそれでとても楽しいのですが、空き箱をレジのかわりにしてみたり、ビーズを食材に見立てて食べるまねごとをしたり、紐で電車ごっこをしたりというのも必要なのではないかと。

そういう意味でも、この絵本のだるまちゃんの豊かな発想に感心しますし、子どもにとことんまで付き合う家族の温かさにも共感できます。
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theme : オススメ☆絵本&児童書
genre : 育児

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だるまちゃんとてんぐちゃん

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なぜか、本物に近づければ近づけるほど、
本物から遠くなるな~と思っています。
結局、想像力には勝てないと言うことでしょうか。

こいのぼりのくだりを読んで、昔、ヴァイオリンが欲しいと言われたことを
思い出しました。
ダンボールで作ったんですが、それでも満足していましたっけ。^^;

この本、私が子どもの頃からありました。
長い長いベストセラー。子供たちに愛されている物語なんですね。

コメントをいただきまして、ありがとうございました。

懐かしい絵本ですね。長く読まれているお話には、どの時代の子供たちも魅力を感じるのでしょう。我が家は、そんな絵本たちに大人の親のほうが夢中です。

たくさんのアイテムの中でだるまちゃんがひらめいたのは何かな~と、当てっこクイズみたいな楽しみ方があるのがいいですよね。私もこの絵本が大好きです。
だるまちゃんの表情がだんだん険しくなる様子も◎

だるまちゃんってシリーズになってますっけ?
小さい頃うちにあった気がするんだけど、、、
また今度でいいかーって手が伸びずにいた絵本かな。
読んでみたくなりましたー

そうそうリンク掲載ありがとうございます(^^)
こちらも追加しておきましたー!
これからもよろしくね!

各務 史さん
想像力が育たないと、「これをやって」と指示されることはできても、それ以上のことはできない人間になっちゃうと思います。
まあ、かくいう私がそうだからですv-409

Napuaさん
訪問ありがとうございます。
長く読まれている本にはそれなりの理由がありますよね。絵本のいいところは大人も子どもと一緒に楽しめるってところ。
だからこそ良質の絵本を読みたいとおもっています。キャラクターものだったり、正しく再話されてない本はあまり手にしないようにしています。

京女さん
そうそう、だるまちゃんの顔の険しさがちょっと恐い。目の周りに線がいっぱい描かれているんですよね

オアノアンさん
だるまちゃんはシリーズですよ。わたしは「だるまちゃんとかみなりちゃん」も持っていますが、こちらはかみなりちゃんの家庭がメインに描かれています。
リンクありがとうございます。
これからもよろしくです。
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まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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