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 おおきなかぶ

2006-05-10

おおきなかぶ  A.トルストイ/再話 内田莉莎子/訳  佐藤 忠良/絵
おおきなかぶ―ロシア民話おおきなかぶ―ロシア民話
A.トルストイ 内田 莉莎子 佐藤 忠良

福音館書店 1966-06
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<どんな絵本?>ロシア民話。おじいさんがかぶをうえました。とてつもなくおおきなかぶになり、いざ抜こうと引っ張りますが全く抜けません。おばあさんを呼んで来て、孫を呼んで来て、犬を、猫を、とうとうねずみまで呼んで来て、やっと抜けました。

<初めて読んだ1才8ヶ月当時のヒメの反応>「うんとこしょ どっこいしょ」の部分で一緒に力を込めながら「うんことと」と言っていました。
かぶが抜けた後、おじいさんがおばあさんと肩をくんで片手片足をあげて喜んでいる格好をまねしていました。

<おすすめポイント>「うんとこしょ どっこいしょ」というリズミカルな掛け声と繰り返し。
かぶをぬくために、呼んで来る助っ人の顔ぶれのおもしろさ。
単純なストーリーですが「やっと、かぶは ぬけました」という読後の達成感があり「読んであげるなら3才から」とありますが、1才からでも十分に十分読み聞かせられます。また、佐藤忠良氏の力強い絵がすばらしい。かぶをうえて大きく育つように話しかけるときのおじいさんの姿は、背を丸め両手を膝に置いていとおしそうに見ている。
次のページでは、あまりに大きくなったかぶに片足をあげて仰天。その後、なかなか抜けない手強いかぶに立ち向かうものの、疲労困憊し地べたに寝転んだり、かぶにもたれて休んだり、どうしたものかと見下ろしたりする様子が丁寧にかかれていて、どんなにこのかぶが大きくて、手強いのかが伝わってきます。

<現在2歳10ヶ月のヒメの反応>すっかりおはなしを覚えているので、「ねずみがねこをひっぱって、ねこがいぬをひっぱって・・・」と、絵をみながら自分でいいたがります。
また、みんなが疲れてかぶにもたれかかっている絵を見て「ア~疲れた。もうやめようか」とセリフをつけています。相変わらず、かぶを抜いた後歓喜にわくおじいさんの姿を真似しています。
日常生活の中で、なにかをひっぱるとき、例えばふとんをひっぱったり、たんすから自分の服を取り出すときには必ず「うんとこしょ どっこいしょ」と掛け声を発します。

<まつりかの感想>
絵本の体験が日常体験に反映される言葉の代表ともいえる、この「うんとこしょ どっこいしょ」のフレーズ。
誰しもこの言葉をきいただけで、この絵本のことを思い出すでしょう。
この本は小学校の教科書にも使われていると聞きますが、おもしろさは半減すると思うのです。
たしかに繰り返しの物語とフレーズは印象深く、イメージはそれなりにわくかもしれません。しかし、この横長の絵本という特長が生かされ、かぶをぬく場面では画面いっぱいに絵がかかれ、そのほかの場面では余白をたっぷりつかっているところなど、絵の力がすばらしいので、教科書ではじめて触れるのでなくぜひ幼児期に絵本でこの物語に出会わせてあげることをおすすめしたいです。

ところで・・・・ねずみが猫をひっぱるときに、自分の尻尾と猫のしっぽをからめて、ねずみだけがかぶと反対方向を向いているのですが、これはなぜでしょう?ねずみは猫からすぐに逃げられるように逆を向いているのだという説が。その証拠に、次のページでやっと抜けたかぶの根元にねずみが、葉の方に猫がいます。猫はねずみをさがしているかのように顔をだし、ねずみは隠れるかのようにそっと立っています。
また、表紙の絵でもなんだか猫はねずみを凝視しているようにみえるし。
みなさんどう思われます?
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これすき~(^^)うんとこしょ、、、どっこいしょ
小さい頃読んだなって懐かしく思って買った一冊。
絵本見てみたら、ほんとだ、ねずみ後向いてたよ。

本当にそうですねぇ~。皆で何かをひっぱるときには
「うんとこしょ、どっこいしょ」というフレーズが浮かびますし、
この絵本のことを思い出す人が多いのではないでしょうか。

それに猫とネズミの描写、すっごく興味深いです!
今度借りてきてじっくり見てみます^^

オアノアンさん
そうでしょ・・私もねずみは足で猫の尻尾をつかむよりも、しっぽどうしを絡めたほうが力が入りやすいからじゃないかと、思ってたのですが。深読みかもしれないけど、ねずみは猫い恐れながらも一緒にかぶをひっぱっていたように思うとそれはそれで楽しいですよね。

新歌さん
ひっぱるという動作にこの「うんとこしょ・・」という言葉にしたのがすごいと思います。「うんとこ」のところで力をためて「しょ」で思いっきりひっぱるかんじがi-234

こんにちは!早速きてみましたが、素敵なブログですね!
「おおきなかぶ」は、確かに小学校1年生の教科書に載っていました。1年生が自分で読むにはちょうどいいレベルだとは思いますが、私もまつりかさんの意見に同感で、もっと早くこの絵本に出会って欲しい。読み聞かせてあげるのなら1歳からでも早すぎるとは思いません。
それと、猫とねずみの絵のお話し、早速確かめてみましたが本当にそんな風に見えますね!面白いです。

教科書ではどう描かれてるのか分からないのですが、確かに、教科書では魅力半減だと思います・・。
ネコとネズミの描写・・・私も気になってました。
でも、ネズミはネコに呼ばれてついてきたんですよね~。いつ襲われるか分からず、、、??
いろいろ想像すると、楽しいですね♪

はじめまして。
絵本が大好きで、ちらちら遊びに来てました。
勇気をだしてコメントしてみました。

今日娘のお誕生日に・・・と
選んだのが「おおきなかぶ」だったので
ひさびに見たら、まさにコレコレ!
この偶然が、とっても嬉しくて。

自分が小さい時も好きな絵本だったので
きっと一緒になって
「うんとこしょー」をするんだろうなぁ。
・・・明日が楽しみです♪

katieさん
さっそく遊びにきてもらって光栄です。
私の時代にも教科書にのっていました。そしてクラスで劇をした覚えがあります。

あきさん
そうそう、この説を信じるとするなら、ねずみは猫によばれてびくびくしていたってことになりますよね。ねずみの気持ちを考えるとおかしくなりますね。

ディカプさん
訪問ありがとうございます。
そして勇気をだしてコメントしていただき嬉しいです。
ぜひディカプさんの家庭でも「うんとこしょ・・」の掛け声が響きますように。
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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