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 ちいさなヒッポ

2006-05-17

ちいさなヒッポ マーシャ=ブラウン/作 うちだりさこ/訳
ちいさなヒッポちいさなヒッポ
マーシャ=ブラウン うちだ りさこ

偕成社 2005-10
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<どんな絵本?>子どものカバのヒッポは、生まれたときからお母さんのそばを離れたことがありません。お母さんカバはヒッポに言葉を教えます。
「グァオ おかあさん」
「グァオ たすけて」
とにかく「グァオ」と叫ぶことが大切だと教えられます。
ある日、大人のカバたちがとろとろ昼寝をしてすごしているとき、ヒッポは一人で水面に出てみたくなりました。
すると、大きなワニが静かにヒッポに近づいてきて、しっぽにかみつきます。
やっとの思いで「グッ グッ グァオ! たすけて!」と叫んだヒッポ。その声をきいたお母さんは、ワニをくわえて放り投げ、ヒッポは助かります。
その後、ヒッポはお母さんにお説教されたのでした。

<初めて読んだ2才3ヶ月当時のヒメの反応>岸田衿子さん作の「かばくん」が大好きだったので、そのつながりでこの絵本も気に入っていました。「かばくん」が終始平和なお話なのに対し、「ちいさなヒッポ」ではワニに襲われヒッポの鬼気迫る話の展開に、じっと押し黙って聞いていました。

<おすすめポイント>トーンを抑えた色味の絵はすべて木版画。青味がかった黒のカバと、くすんだ緑色や黄土色であらわされた地面や水、そしてワニ。カバの口や水中の魚の赤がポイントになっています。とくにわたしのお気に入りは、かばが重なり合って水中で昼寝をする場面の絵。木目の感じが、水に差し込む光りのようにうつり黄土色一色なのに立体感を感じます。
ワニに襲われる場面のハラハラする展開や、危機にたったときに命がけで子どもを守る母の強さ、優しさ、温かさ、そして大自然の厳しさが描かれた絵本です。

<現在2歳10ヶ月のヒメの反応>お母さんカバの大きな口と牙に興味津々。ワニが静かに近づいてくる場面では、「しっぽかまれる!あぶない」と、毎度ドキドキしながら聞いています。
最近では、この本を読んだ後、私に対する返事は「グァオ」。
私「そろそろ寝ようか」
ヒメ「グァオ おかあさん」


<まつりかの感想>
ヒッポは、実際ワニに襲われた経験により、自分の身を守る大切さを学びました。そしてお母さんの強さを尊敬したに違いありません。
子どもの自立の為にはいろいろと教えていかなければならないことがたくさんあります。
日々のお小言も、子どもの心に届いているかわかりませんが、子どもが自分で歩みだすときに、そのつど私の言葉を思い出して守ってくれればと願っています。
今わたしがヒメにいう言葉なんて、「車に気をつけて」「急に飛び出さないで」という程度のものですけど・・

現在子どもを取り巻く環境として、本当に身の危険にさらされるという場面以外にも、イジメなどの精神的な危険も多いと思います。
子どものヘルプサインを感じたときに、ちゃんと向き合って全力で助け出してあげられる強さと優しさをもてる母親になっていたいと思うと同時に、「お母さんは絶対自分を守ってくれる」と子どもに信じてもらえる母親になりたいと思います。
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genre : 育児

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まつりかさんのコトバを読んで、うん、うんそうだねーって感じました。
ワタシは特にお外での行動が小言になりがりで、、、(電車の中でのすごし方や道での歩き方など)
でもそれが社会のルールだったり、危険から身を守るすべが身についてくれたらやってきたことに意味があるんじゃないかって思えました。
今では車道側ギリギリを歩いていたりすると「ママちきんと中側に入って!危ないからっ」って言われちゃいます(^^;)

社会でのルールを教える大切さをお母さんに向けて
投げかけているように思います。
ヒメは私たちの会話にも耳をかたむけて
きちんとお話を聞けますね。
毎日まつりかさんが絵本を読み聞かせているからでしょうか。
絵本の会話を日常生活で活用しているのがすごいですね。

この本を持っているわけではありませんが、
内容は知っています。
どこで教えてもらったんだっけな…。

子どもに対して、たくさんのお小言を言ってしまいますが、
本当に親がしなくちゃならないのは、
一人で生きていけるようにすること、なんですよね。
シンプルなんですけど、何でこんなに難しいんでしょう~。^^;

オアノアンさん
そうそう、わたしも2歳児に注意されますよ。
口調もわたしそっくりにv-16

mocoさん
どんな人の話でもちゃんと最後まできく姿勢をもつ子になってほしいですね。
最近では「ウザい」なんて言葉一言で話を終わらせる子が増えているそうです。
親のお小言も「ウザい」の一言で片付けられると悲しいですよね。

各務史さん
ほんとうに難しいですよね。
子どもの心の中に、親の愛情がいっぱい育っていればすんなりひとりだちをするものだ、とよく聞きますが、それが難しい。
日々のコミュニケーションをしっかりとることにつきるのかもしれませんけどね。

うちの息子は外で遊んでいても
私の小言を聞いているのかいないのか
たぶんまだ理解できないことが多いと思いますが、危ないことしてはいけないことはきちんと伝えています。ほとんどきいていませんが・・・
まつりかさんの一言一言にそうだなぁと相づちしてしまいました。
言葉だけではなく子供の様子顔色など雰囲気からの変化を見逃さないようにしないといけませんね~
忙しいと見落としてしまいそう・・・
お話できるようになったら毎日の出来事など
話し合おうと強く感じました。

んん----ふかいですね
親の想いってなかなか伝わらないですもんね
だめなものはだめって言えない親がふえてるって言われてる中
あらためて自分をみちゃいました
このあぶない世の中危険はどんなことか
上手に教えなくっちゃいけませんね

まいまいさん
親子のコミュニケーションって昔に比べると希薄になってますよね。メールで親子の会話をしているなんてのをよく聞きますが、それって本当にコミュニケーションっていえるのかしら?
やはり面と向かって会話することが大切。こどもといっぱい話す時間をもつことを意識していこうと思っています。

ふぃーささん
そうですよね。
今って子どもを安全に遊ばせる場所を確保するのが難しいと思います。人を信じることを教えたいけど、あまりに凄惨な事件が多くて・・・

懐かしい絵本!
6年生になる娘が大好きで読んであげていました。

絵本銀行員さん
わたしもいつか娘が成長して「この本、2歳のときに気に入って読んでいたなあ」と思いだすときがくるんですね。
大切に手元においておきたい絵本の一つです
プロフィール

まつりか

Author:まつりか
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・まつりか
 現在は神奈川県在住ですが、転勤族のためいろんな方言が話せます。
 子どもが生まれてから、絵本の読み聞かせの楽しさにはまり、読書記録をつけていたものを形にしたいと思ってブログを立ち上げました。
 NPO法人「絵本で子育て」センターの絵本講師として、絵本で子育てすることの大切さをつたえていく活動をしています。
・家族
 ♪サラリーマンの夫
 ♪2003年生まれの娘(12歳)・・結婚7年目で授かった 我が家のプリンセス。
 通称:ヒメ。小学6年生です。 

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