かもさんおとおり ロバート・マックロスキー/文と絵 渡辺茂男/訳
![]() <どんな絵本?>かものマラードさん夫婦は、巣をつくる場所を探して、ボストンの空を飛んでいます。 安心してヒナをかえすことのできる場所がなかなか見つからなかったのですが、やっとチャールズ川の水辺の茂みを巣作りの場所に選びます。 川岸にある公園の派出所にいるおまわりさんから毎日ピーナッツをもらい、食べるものにも困りませせん。 やがて、卵を8つ生み、ヒナがかえると、かもの夫婦はそれぞれに名前をつけ、マラード奥さんは子育てを、マラードさんは、ヒナが大きくなってから移り住むことを考えて、川の様子を調べに出かけ一週間後に公園の池で待ち合わせることにしました。 やがて泳ぎ方や、一列に並んで歩く事をマスターした子がも達をつれて、奥さんは待ち合わせの公園に向かいます。仲良くなったおまわりさんや、街の人々の助けを借りて、無事に到着。家族仲良く公園の池で暮らすのでした。 <初めて読んだ2才6ヶ月のヒメの反応>8羽のヒナの名前を言いたがります。 「ジャック、カック、ラック、マック、ナック、ウァック、パック、クァック」。自分で適当な名前をつけて「ミックとレックと・・・」などと、遊んでいます。 公園の池のスワンボートのお客からピーナッツをもらう場面や、一列に並んで歩く場面で、ちゃんと8羽いるか数えるのが好きです。 <おすすめポイント>1942年、コールデコット賞受賞のアメリカの絵本です。原題は「Make Way for Ducklings」。 緑色の表紙をめくると、見返し、扉、そして本文の絵はすべて、こげ茶一色のみのコンテ素描です。 ボストンの町並み、かもや人物の表情や質感が丁寧に描かれた絵。 そして、子育ての為に尽力する親ガモの姿に共感します。 <現在2才11ヶ月のヒメの反応>やはり、カモの名前を私について読み上げるのが大好きです。 公園内を走る自転車にカモの夫婦が轢かれそうになる一ページ前の絵が出てくると、(左側から少年が自転車に乗って猛スピードでやってくる絵、右ページには、それに全く気付かないカモ夫婦の絵が。)カモ夫婦を手で押さえて「危ないから守ってあげるね」と泣きそうになりなって聞いています。 「あなたひかれる!」と、自転車に轢かれそうになったマラードご主人に向かって奥さんが金切り声をあげるこの言葉は、外出時に車が急に飛び出してきそうになると、大声で「あなたひかれる!」と言ってます。 無事に公園に着き、マラードさん(父親)と再会できる場面では、「よかったね〜、みんな会えて。でもお父さん何してたの?」と言っています ![]() <まつりかの感想> 娘と同い年の男の子のいるママ友達が、ご主人のお仕事の関係で、5月からボストンに住んでいます。 彼女から送られてくるボストン生活のメールや写真をいつも楽しみにしているのですが、先日この絵本に出てくるボストンの街の名前、や通りの名前について尋ねてみました。 すると、こんな回答が・・ 「ビーコン・ヒルはいわゆる高級住宅地!海外ドラマの「アリー・My・ラブ」の主人公のアリーの自宅がある所。というか・・そういう設定になっているだけで撮影はハリウッドだそうです・・・ チャールズ川はボストンとケンブリッジという地域の間を通る大きな川。観光客もセーリングを楽しめたりするんだよ。セレブな方達は自家用の船やヨットで楽しんでいるようです・・・」 そして「かもさんおとおりツアー」なるものがあるそうで・・・詳しく知りたくて、検索していたら、こんなブログを見つけました。Come Rain or Come Shine 降っても晴れてもです。 こんなかわいいカモたちの記念像があるなんて ![]() ぜひ本物を見に行ってみたいものです。 さて、この物語、子育てに良い環境を探すために必死のカモの夫婦の姿が。とくに巣作りの場所を探すのに、マラードさんがよさそうな場所を探しても、奥さんが「そこはだめよ」というというくだりは、まるで自分達夫婦を見ているようです。 「こどものことはしっかりたのんだよ」 「ごしんぱいはいりません」 「こどもをそだてることなら なんでも しっていますから」 母は強し!です。 テーマ:オススメ☆絵本&児童書 - ジャンル:育児 ![]() |
![]() |
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2006/06/27 10:39】
| #[ 編集]
そんなステキな通りがあるんですねー。
この絵本も知らなかったですけど、、、 <「こどもをそだてることなら なんでも しっていますから」 ↑いつかこんな風に言ってみたいものデス(^^;) TBありがとうございました♪
児童文学&Educationがもともとのバックグラウンドなので、「読み聞かせ・絵本」は私の関心テーマの一つなんです。まつりかさんのブログは「読み聞かせ」に集中されていて、とても役に立つブログですね(私は関心がアチコチに飛びすぎなので・・・)。 年齢が同じだったので、さらに親近感を(勝手に)沸かせながら、お邪魔させていただきました♪ 絵本講師という資格があるんですね。大変興味深いです。また絵本を通じて良い交流ができたら嬉しいです。(ゆ) りんごさん
確かに・・現代のママたちは情報が溢れすぎてしまって誰もが子育てに自信なんてもてないでいる気がします。かもに見習わねば ゆう茶さん
コメントありがとうございました。 ゆう茶さんのブログの「かも」たちを見た衝撃はすごくて(笑)。思わず勝手にTBさせていただき失礼しました。 同い年でしたか・・それはそれは。こちらこそよろしくお願いしますね。 リンクさせていただきたいのでよろしくおねがいします。 リンク先で、一瞬、本物!?と思ってしまいました。
道にあんなふうに並んで記念像があるなんて、可愛くっていいわ〜。 実は、まだ自分が実家にいた頃、 目の前の坂をワサワサワサ〜〜〜っと 記念像のようなご一行様が、登ってきて、 実家と線路の間のスペースをワサワサワサ〜っと 去って行ったことがありました。 その間、2〜3分かなぁ。あっという間に通り過ぎていきました。 もうちょっと鳥と鳥の距離は詰まってましたが、 まさにあんな感じでした。 あのヨテヨテ歩く姿って、思わず頬がゆるんじゃいますね♪
【2006/06/28 09:12】
URL | 各務 史 #HRggnf8A[ 編集]
まつりかさん、こんにちは。
マックロスキー!!大好きです。なかでも、かもさん、は、初めて出会った本で、1番印象に残っています。子どもたちも私も大好きで、いつも文庫で借りていました。 高2の娘がまだ公園遊びをしていた頃、お友達のお父さんがボストンのお土産にかもさんたちの を買っていらして、とても可愛かったんです。 数年前にボストンへ行く人がいて、私も、リクエストしました。色んなデザインがあって、選ぶのが大変だったそうです![]() 公園のかもさんたちは絵葉書でみました。1匹ずつアップで写っている、「降っても晴れても」さんの写真は、感激です! 各務史さん
でしょでしょ。記念像・・うけますよね。 史さんは本物の「おとおり」をごらんになったことがあるんですね。10数年前、皇居におとずれるカルガモの親子がいましたけれど、ご実家と線路の脇を通るなんて、場所によれば普通に見られる光景なんですかね。 ぐらさん
マックロスキー・・これって戦時中にかかれた絵本なんですもんね。ボストンの古きよき時代が描かれていますね。「かもさんおとおり」グッズは名産になってるんですね。いろいろあっておもしろそう。それだけ、この本はボストンが誇る名作ってことなんでしょうね。 こんばんは
![]() 自分でもお気に入りだった「かもさんファミリー」の写真を思いがけず沢山の方に見ていただいて、さらに気に入っていただけて、とっても嬉しかったです。 まつりかさん、リンクありがとうございます。 私のほうにも相互リンクさせていただきました。 今後ともよろしくお願いします ![]() ![]() |
![]() |
![]() |
|
ランキングに参加しています
|
|
↑みなさまのポチっを励みにしています♪ |
|
|
|
カレンダー(月別)
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
本日紹介の本
|
|
|
|
|
|
最近の記事+コメント
|
|
|
|
|
|
素敵なアレンジをしてくれるプリザーブドフラワーのお店です
|
|
|
|
ブログ内検索
|
|
|
|
|
|
絵本のガイドブック
|
|
|
|
|
|
18年8月からカウントはじめました。
|
|
|
|
|
|
フリーエリア
|
|
|
|
|