おかあさんとあかちゃん 中谷千代子/文・絵
![]() <どんな絵本?>うさぎの あかちゃんは、おかあさんに とびついて おっぱいを のみます ねこの あかちゃんは、おかあさんの おっぱいを まえあしで おして のみます。 うさぎ、ねこ、さる、やぎ、ぶた、きりん、くま、ぞう、しまうま、かば・・そして人間のあかちゃん。 あかちゃんは、おかあさんの おっぱいを のみます。 <初めて読んだ2才9ヶ月のヒメの反応> ぶた、かば、きりんのおっぱいののみ方に興味をもっていました。最後のページで、人間のあかちゃんがおかあさんに抱かれてのんでいる姿を見て、同じようにわたしに抱きついておっぱいを飲むまねをします。 <おすすめポイント> 『かばくん』の画家でもある中谷千代子氏の絵本。キャンバスに大きく油絵でかかれた動物の母子はどれもおおらかで優しい。 見開きごとにひとつの動物が登場し、「○○のあかちゃんは、△△で(しながら)、おかあさんのおっぱいをのみます。」という文章が繰り返されます。 大きくかかれた動物の絵、繰り返しの文が、月齢の小さい子から楽しめ、少し年齢が高くなれば動物のおっぱいののみかたの違いを楽しめる本。 <現在3才8ヶ月のヒメの反応> 実際に動物園で見たり、テレビで見たり、絵本に登場する動物など3才にもなると実生活での経験が増えてきた分、動物の生態の違いについても理解ができ、そういった意味でも絵本を楽しめるようになってきました。 ゾウはおっぱいをのむときは鼻でなくて直接口でのむことや、カバは水の中でおっぱいをのむことなどを知って面白がっています。 <まつりかの感想> ヒメとは最低でも2週に一度は図書館を訪れています。この図書館には、小さい子ども(とくに0.1.2.才の赤ちゃんのため)の絵本の部屋があり、靴を脱いでゆったりと選べるようになっており、そこでお話会なども開かれています。 最近は私が絵本を選んでいる間、ヒメはそこで一人で待って絵本を読んでいることが多くなりました。いくつか気に入ったものを取り出して「これ借りたい」というのですが・・・ 必ず手にしているのが、うさこちゃん(ミッフィー)シリーズと、ももんちゃんシリーズ。そしてこの『おかあさんとあかちゃん』なのです。 そして私はいつもこの本を借りずにその場で読んで帰るのですが、あまりに毎回手にするので今回はちゃんと借りてみました。 読み聞かせていても特別感激しているわけでもないのですが、ここ数日は毎晩必ず読まされています。 先日記事にした『おっぱい』や『あかちゃん1.2.3.』と内容は類似しています。ヒメの関心が、相変わらずおっぱいにあることは間違い有りません。 自分があかちゃんだったときのことを聞きたがり、赤ちゃんに戻りたいと言い、片付け場所にこまって放置しているベビーカーや抱っこ紐で、ぬいぐるみをあやしたり、抱っこして授乳の真似をしてみたり・・・ このブームはいつまで続くのやら。 ![]() |
おっぱい 宮西達也/作・絵
<どんな絵本?> ぞうさんのおっぱい、ねずみさんのおっぱい、ごりらさんのおっぱい、ぶたさんのおっぱい・・・・ みんなおっぱいを飲んで、元気に、大きく、つよく、やさしい子になあれ。 そして、人間のお母さんのおっぱい。 ぼくのおかあさんのおっぱいは、やわらかくてあったかい・ ぼくが このまえまでのんでた おっぱい おおきく やさしく、つよく、げんきなこにしてくれた ぼくのだいすきな おっぱい いまは・・・おとうとに すこーしかしてあげる <初めて読んだ2才3ヶ月のヒメの反応> 図書館の読み聞かせ会で、大型本で見たのがはじめてでした。 私が気に入って本を借りたのですが、ヒメは、動物のおっぱいというのにはあまり興味を示さず、見開きいっぱいに描かれた「おかあさん」のおっぱいの絵に釘付けで、「これ、パイパイ」となかなかページをめくらせてくれませんでした。 <おすすめポイント> 太く単純な線でかかれた絵は、構図のすばらしさが光ります。寄り(クローズアップ)と、引きが交互に現れ、「なんのおっぱいか」を考えさせる工夫があります。 文章は簡潔で、リズミカルな繰り返しの言葉は、親の愛情と、子どもの成長を、おっぱいを通して温かな言葉で書かれており、「ぼく」の強がりさえも伝わる複雑な心中を表す言葉がいじらしくて胸を打ちます。 <現在3才7ヶ月のヒメの反応> 以前はあまり興味のなかった、動物のおっぱいのシーンですが、今は、ねずみや豚のおっぱいの数を数えながら、その数に驚き、子どもが群がって飲んでいる絵に笑っています。簡潔な文章だからでしょう、私が読んだ、後からリピートして楽しんでいます。 裏表紙に描かれた、幼稚園の服を着た「ぼく」の絵に、自分も4月から幼稚園に行くことを想像しているようです。 <まつりかの感想> 動物もおっぱいを飲んで育ち、親はいろんな願いを込めながら育てているということ。おっぱいを卒業したけれど、下に兄弟ができたことで、「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」と我慢することも増える上の子の気持ちを汲んだ、読み手(親)、聞き手(子)、両者の目線で両者の心理が同時に味わえる本です。 ヒメの仲良しのお友達の多くは、下に兄弟がいます。あるときなど、3才児6人+赤ちゃん5人・・・つまりヒメだけ兄弟がいない状況で遊ぶということが。ヒメは赤ちゃんをお世話するのが大好き。たっぷり赤ちゃんと関わった夜は、自分も赤ちゃんになろうとします。 「わたしも赤ちゃんになりたいなあ」といいながら、わたしのおっぱいめがけて、飲むマネをしたり触ってきたり、寝転がって足を高く上げて「オムツ換えて〜」といってみたり ![]() 「小さい頃おっぱい飲んでた?」「小さい頃抱っこしてた?」・・・これは赤ちゃんに接する機会が多いからでしょうか。それとも3才くらいは、自分の赤ちゃんのころがどうだったのか気になる時期なのでしょうか? ぬいぐるみを抱っこしながら、自分のおっぱいを出して母親気分で飲ませるマネをしていたかと思うと、「アババババ〜」とずっと喃語で話して、ハイハイしたりよちよち歩きのまねをして「抱っこ〜おっぱいちょうだい」といってみたり。 実は、赤ちゃんになりたいといいながら、お友達が下の子のお世話をしている姿を羨ましく思っているんです。 「お母さんに赤ちゃんいたらいいなあ」「おうちに赤ちゃん来たらいいのになあ」も最近の口癖。でもね〜こればっかりはどうにもならないよ・・・ごめんよヒメ! おっぱいは、あなたが独り占めしていいからさ。 ![]() |
でんぐりでんぐり くろいけん/作・絵
![]() <どんな絵本?> けんちゃんが でんぐり でんぐり。 ころん あら、ねこちゃん、こんにちは。 けんちゃんがでんぐり返りをすると、ねこやうさぎや、ぞうがきてみんなででんぐりでんぐり。ころんころん。 転んだ先は??・・みんな泥だらけ。 <初めて読んだ0才9ヶ月のヒメの反応> ヒメは寝返りをしたのが9ヶ月でした。 お座りよりも、ハイハイよりも遅かったのです。 最初の寝返りも、本人の無意識で転がってしまったのでしょう、大泣きしていました。ヒメの怖がりな性格は、この頃からすでに現れていたのでしょう。 「でんぐりでんぐり」といいながら、ヒメの寝返りを応援していました。(でんぐり返りと寝返りは違いますけど・・ )<おすすめポイント> でんぐり遊びをするたびに、動物が出てきて、一緒に遊んで、もう一度回ると、また1匹増えて・・という畳み掛け。 「でんぐりでんぐりころんころん」という言葉の繰り返しと、リズムのよさ。とうとう象がでてきて一緒にでんぐり遊びをすると、みんな泥にはまってしまって泥だらけになってしまう結末も楽しい。 最後はけんちゃんが10種類の動物とでんぐり返りをする絵が見開きに描かれ、絵を眺めるのも楽しめます。 <現在3才6ヶ月のヒメの反応> すでに、でんぐり返りはお手の物。この本を読むと、動物が登場するたびに回ってくれます。 どろんこになって、けんちゃんと動物が笑っている場面に大笑いします。 <まつりかの感想> 2才半頃から、布団の上でヒメの体を支えながら、でんぐり返りをさせていて、3才になる少し前に1人でちゃんとまっすぐでんぐりできるようになったヒメ。「お母さんもやってよ」といわれ、何十年ぶりかに、やってみようとするものの、なんだか緊張する。 両手をついて頭を床につけて・・・少々時間を置いて決意したあと、足で勢いをつけてくるっ!と回ると・・できた自分に驚き、ひざで鼻をぶつけた痛みと、頭がくらくらする感覚に、たった一回のほんの一瞬のでんぐり返りにすっかり疲労してしまいました。 でも、回ってよかった。なぜなら、この絵本の本当の楽しみがわかった気がするからです。 目にうつるものが回転して、少しめまいを感じながら、はっと我にかえる。「もしも回る前と回った後で違う世界になっていたら、もし目の前に何かが立っていたら・・」でんぐり返りを終えたときに、そんな想像をしたのです。 でんぐり返りをしたあとに、必ずヒメは自分の位置確認をするのか、あたりをキョロキョロします。回る楽しさもあるけれど、回ったあとに以前とかわりがないことを確認してほっとしている。 でもこの絵本ではでんぐり返りをすると、動物に出会うという楽しい世界が描かれています。 「そうだったらいいのにな」という子どもの想像力をぐっと膨らませてくれる楽しい絵本だと思います。 先日(1月17日〜22日)、松屋銀座で黒井健氏の絵本展がひらかれていました。残念ながら、私は行けなかったのですが、ブログのお友達RENEさんはお嬢さんと出かけられたそうで、黒井先生のサインも貰われたそうです。RENEさんのレポートはこちら 「ごんぎつね」や「てぶくろを買いに」の原画も見てみたかったなあ。
この「でんぐりでんぐり」の奥付の作者紹介には、帽子をかぶった黒井氏がお子さんを肩車している写真が掲載されています。もしかしたら、息子さんがでんぐり返りを楽しんでいる様子をモデルに描かれたのかもしれませんね。 ![]() |
|
ランキングに参加しています
|
|
↑みなさまのポチっを励みにしています♪ |
|
|
|
カレンダー(月別)
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
本日紹介の本
|
|
|
|
|
|
最近の記事+コメント
|
|
|
|
|
|
素敵なアレンジをしてくれるプリザーブドフラワーのお店です
|
|
|
|
ブログ内検索
|
|
|
|
|
|
絵本のガイドブック
|
|
|
|
|
|
18年8月からカウントはじめました。
|
|
|
|
|
|
フリーエリア
|
|
|
|
|